トイレを済ませて母に会いたがるとも子を、千鶴は鱗一郎の寝室へと連れ込む。そこには立ちこめる香の中で二本の燭台に照らされて、紅絹の湯文字一枚の裸身を後ろ手に縛られた世津子が吊られていた。香に当てられて千鶴になぶられるまま陶酔を深めるとも子の前で鱗一郎の笞を尻に入れられた世津子は、湯文字の下に股縄を締められた腰をゆすって衝き上がる淫欲にのたうつ。淫靡な光景に情感を昂ぶらせたとも子は浴衣を剥かれ手首を後ろに縛られて鱗一郎の怒張を咥えさせられる。千鶴にいたぶられながら情欲に悶える母が見つめるなか、布団の上に転がされ鱗一郎に貫かれたとも子は荒々しい抽送に揉みくちゃにされてよがり歔きを噴いて絶頂を極めた。崩壊の姿を曝すとも子の上に世津子の裸身が逆しまに重ね合わされ、母は娘の顔の真上で尻を抱えて貫かれるさまを曝す。卑猥な肉交の下に押しひしがれて母に股間を舐められたとも子は、鼻の先で母の股間に出入りする鱗一郎の性器に舌を這わせながら朦朧となっていく。世津子が絶頂をきわめた後、とも子は母が絞り出したもので濡れ光る怒張を口で清めさせられる。そのころ、こみ上げる淫欲に衝かれた千鶴も地下牢で武夫と交わりを遂げていた。