夜おそく千鶴が帰宅すると、香をたいた奥座敷では鱗一郎が荒淫にやつれきったとも子とともに籠もり、地下牢では犯し抜かれた世津子が床に転がされて、股縄を締めた尻に鞭を入れられていた。八十平は世津子の片足を牢格子に縛りつけて股を拡げさせ、立ち縛りにされたままの武夫の眼の前で、剥き出しの肌や性器の奥に鞭をたたき込んでいく。千鶴の手で電動バイブレーターを挿入された世津子は苦悶にのたうちながら絶頂を極める。何時間も続く責めに魂まで痺れ切った世津子は、前後の穴をバイブレーターでふさがれたうえ八十平のものを咥えさせられて無上の快楽にのたうち、八十平が口の中で射精すると同時に絶頂を極めて失神する。