母が急逝したのち姉夫婦のもとに引き取られて居心地の悪さを覚えながら暮らしていた短大一年生の夕子は、夏休みも終わろうとする頃、一人の美女に呼びとめられる。高級ブティック「しのぶ」の女主人の永山忍と名乗るその女は、夕子の美貌に目を止めて店員のアルバイトを誘いかけてきたのだ。憧れの高級店での仕事に舞い上がって働き始めた夕子は、九月に入ったある日、忍に籠絡されて性の快楽を教え込まれる。忍のマンションで手作りの食事に誘われ、華麗な雰囲気に眩惑された夕子は、気づいたときには忍に唇を奪われ、なすがままにレズ愛撫に引きずりこまれていた。全裸でベッドに横たえられ、忍の巧みな舌の愛撫で絶頂を極めた夕子は、その日以来、勤務中にも人目を盗んで女主人と愛戯にふけるようになっていく。忍は張形を使って夕子の秘唇をなぶりあげ、男に愛玩される陶酔と不安とを処女の心身に忍び込ませていく。