土曜日の午後、修平に命じられた久美は千尋をデパートの呉服展示会に連れ出して、競うようにまとった艶やかな和服で周囲の人々の注目を集める。展示会のさなか、いつしか姿を消した久美を不審がる千尋に店員らしき男が歩み寄り、久美が捻挫して病院に運ばれたことを告げる。促されるまま裏口に導かれ黒塗りの車に乗せられた千尋は、麻酔薬を嗅がされてそのまま意識を失った。
意識を取りもどした千尋は、拷問具が立ち並ぶ地下室の丸柱に長襦袢姿の後ろ手胸縄で立ち縛りにされたまま、湯文字一枚の裸身を門字柱に掛けられた猿轡の久美と正面に向き合わされていた。驚愕の悲鳴を振り絞り、半裸に剥かれた美しい姑の姿に恐ろしい運命を予感して身悶える千尋の前に、店員を装っていた修平が長さんとともに現れる。男たちの真意を質しながら哀れみを乞う美貌の若妻に恥虐の運命を言い聞かせながら、男たちは千尋の眼前で羞恥に悶え抜く久美の湯文字をはずして大奥さまを一糸まとわぬ全裸に剥き上げる。さらけ出された生身を長さんに揉みなぶられ呻きを噴いて裸身をよじる久美の痴態を、千尋はそむけようとする顔を修平に引きもどされ目を反らすたびに長襦袢をほどかれていきながら見せつけられる。猿轡を解かれ下肢を拡げて固定され、隠すすべもない女の恥肉をいたぶられだした久美の姿に、見かねて顔をそむける千尋の体から、長襦袢が剥がれ湯文字の紐がほどかれる。ゆるみきった着衣をわずかにまとって羞恥にわななく千尋の前で、肉芽と乳首をなぶられアヌスをいじられる久美は浅ましい官能の呻きを噴く。千尋は夫にしか触れさせたことのない乳ぶさを修平に掴み出され揉みたてられながら、長さんの指でアヌスを抉られつつバイブレーターの振動で裸身をなぶりまわされる久美の痴態を慄えつつ見つめる。巨大な淫具が久美の股間に埋まってゆくのを眼にして戦慄したとき、支えを失った湯文字は千尋の腰から滑り落ちて、福永病院の若夫人はその美神に紛う女体の美を凌辱の運命の前に余すところなくさらけ出される。極限の羞恥に悲痛にむせび泣く千尋の前で、バイブレーターを抽送された久美は汗まみれの大の字をのけぞらせて淫らな叫びとともに絶頂を極める。