北陸K市近郊のリゾート地に向かう道路に二台のオートバイを駆るのは、K市の私立大学に通う大学生、精悍な相沢了と巨漢の木下佐太郎であった。風光明媚な海岸を蝕む中央資本のリゾート開発に反感を抱く了は、佐太を従えて夏の「レイプ・ツーリング」に乗り出していたのだ。二人の黒衣のライダーが乗り入れたのは東京の富裕階層のために分譲されたビーチ付き高級別荘地「ホワイトサンド・ヴィラ」。今夏開かれたばかりのリゾート地である。
大学生の姉とその婚約者とともにこのリゾートを訪れていた女子高生の高桑いずみはそのオートバイの音で昼寝から醒まされる。前日、姉とその婚約者の戯れを覗き見たいずみはオナニーで絶頂を極め、昂ぶりきったまま寝不足の夜を過ごしたのだった。凌辱者の侵入も知らず、東京のS女学院高等部の二年生になるおとなしい美少女は水着に着替えてビーチの姉のもとへ向かった。