久美子は美しい眉をたわめ、のどの奥を鳴らしながら、腕を突っ張った。
ライトに照らされたステージの上、ヒット曲『碧い海に抱かれたい』を甘い声で歌う十八歳の美少年スター歌手・英倫也の姿に観衆の少女たちは熱狂的な嬌声を放ってどよめく。だが、ステージに押し寄せてくるファンの少女たちと笑顔で握手を交わす倫也の胸中には、群がり来る少女たちへの軽蔑の念だけが渦巻いていた。変装して楽屋を抜け出した倫也は車で一人六本木へと向かう。昼の楽屋入りの際に見かけたファンの美少女が、今しも狙いをつけている少女歌手の小桜ひとみに似ていたことから情欲をそそられ、伝言を渡して呼び出しておいたのだった。倫也は落ち合った内気な美少女・若宮久美子を強引にマンションに連れ込んで荒々しく愛撫する。おびえてあらがう久美子を押し伏せた倫也は、わななく少女の体からパンティを剥き下ろし、情感に濡れそぼった股間を暴き出していたぶる。丸裸に剥かれた久美子は美貌のスター歌手に押しひしがれ、処女の体を貫かれて生まれて初めての性の経験を教え込まれていくのだった。
喘ぎがはげしくなり、ロープに押しひしがれているういういしい乳房の頂点のピンクが顔をもたげてくるのが見てとれた。
倫也は忙しいスケジュールの合間を縫って久美子との逢い引きを重ね、初心な少女に性の悦びを教え込んでいく。全裸を後ろ手に縛られた久美子は倫也の足元に跪き、命じられるままに怒張を咥えしゃぶって昂ぶりに燃え上がる。脚を拡げてベッドに固定され、股間を吸いたてられながら乳首を揉みほぐされて肉の愉悦にのたうちまわる久美子。崩れた女体に倫也の肉を受け入れた美少女は呻きを噴いて絶頂を極める。失神した久美子の裸体を冷酷に見降ろしながら、倫也は早くも久美子を捨てる時機を見はからっていた。