ライトに照らされたステージの上、ヒット曲『碧い海に抱かれたい』を甘い声で歌う十八歳の美少年スター歌手・英倫也の姿に観衆の少女たちは熱狂的な嬌声を放ってどよめく。だが、ステージに押し寄せてくるファンの少女たちと笑顔で握手を交わす倫也の胸中には、群がり来る少女たちへの軽蔑の念だけが渦巻いていた。変装して楽屋を抜け出した倫也は車で一人六本木へと向かう。昼の楽屋入りの際に見かけたファンの美少女が、今しも狙いをつけている少女歌手の小桜ひとみに似ていたことから情欲をそそられ、伝言を渡して呼び出しておいたのだった。倫也は落ち合った内気な美少女・若宮久美子を強引にマンションに連れ込んで荒々しく愛撫する。おびえてあらがう久美子を押し伏せた倫也は、わななく少女の体からパンティを剥き下ろし、情感に濡れそぼった股間を暴き出していたぶる。丸裸に剥かれた久美子は美貌のスター歌手に押しひしがれ、処女の体を貫かれて生まれて初めての性の経験を教え込まれていくのだった。
[ 1 〜 2 ]
美貌の少年歌手・倫也の歪んだ性格は、両親亡きあとに引き取られた叔父夫婦の倒錯的な嗜癖によって形づくられたものだった。ホモの叔父にアヌスを犯されたうえ欲求不満の叔母とも通じ合って背徳の性を知った美少年は、叔父夫婦のひとり娘を凌辱して屈辱を埋め合わせつつ、歪んだ肉欲の関係に慣らされていったのだ。高校二年で家を出て、ホストクラブに勤めるかたわらレコード会社の専務に取り入った倫也は、ホモの専務とマゾの専務夫人と通じ合いつつSMの魅力を覚えていく。スター歌手にのし上がった倫也は作曲家・徳丸清の愛人となって爛れた愛欲に溺れるいっぽう、専務の末娘でもある徳丸の妻を秘かに狙っていた。
[ 3 ]
倫也は忙しいスケジュールの合間を縫って久美子との逢い引きを重ね、初心な少女に性の悦びを教え込んでいく。全裸を後ろ手に縛られた久美子は倫也の足元に跪き、命じられるままに怒張を咥えしゃぶって昂ぶりに燃え上がる。脚を拡げてベッドに固定され、股間を吸いたてられながら乳首を揉みほぐされて肉の愉悦にのたうちまわる久美子。崩れた女体に倫也の肉を受け入れた美少女は呻きを噴いて絶頂を極める。失神した久美子の裸体を冷酷に見降ろしながら、倫也は早くも久美子を捨てる時機を見はからっていた。
[ 4 ]
人気少女歌手・小桜ひとみとともに地方の歌謡祭に出演することになった倫也は、かねてより企んでいたひとみの凌辱計画に手をつける。母に代わってひとみに付き添ってきた姉の三重子を誘惑した倫也は、出演の日の夜、部屋に呼び出した三重子に催淫剤入りのカクテルを飲ませ、官能に崩れた三重子の肉体を思うぞんぶん貪る。三度も気をやらされたあげく失神して眠り込んだ三重子を服を隠したうえで部屋に残して、倫也は奪った鍵でひとみの寝室に忍び込む。ネグリジェをまとってベッドで安らかに眠る美少女は、手首に掛け回された縄をベッドにくくられ、伸びやかな下肢に手をかけられてようやく目覚める。驚愕に叫ぼうとする口をガムテープでふさがれたひとみは、四肢を拡げてベッドに縛りつけられたうえ、男の愛撫を知らない体を淫らにいたぶりまわされて狂ったように暴れまくる。剥がれたネグリジェから弾み出た白い乳ぶさを揉みなぶられ、倫也を罵倒する言葉を吐き散らしながらのたうちまわる美少女歌手は、妖しい刺戟と極限の羞恥に痙攣する稚い女体からパンティをむしり取られ、あからさまな裸体をさらけ出したまま号泣する。全裸の処女の屈辱ののたうちを余すところなく写真に収めた倫也は、恐怖にわななくひとみの眼前に男の兇悪な肉塊を見せつけたうえ、絶叫する美少女歌手の純潔を押し破っていった。処女を喪い股間を血に染めて泣きじゃくるひとみの縛めも解かぬまま、征服者となった倫也は敗残の美少女に剃毛を言い渡す。あまりの恥辱に泣きわめいて哀訴を噴きこぼしながら、シェービングクリームを塗りたてられた股間の繊毛をむなしく剃りあげられてゆく少女歌手。ベッドから解かれて後ろ手に縛り直され、幼女に戻った肉体を鏡の中に見せつけられたひとみは、号泣を噴き上げつつ倫也への屈服を受け入れる。処女の矜りを根こそぎにされ、うつろな瞳を宙に放ちながら無毛の全裸を撮りまくられていくひとみには、女王さまを気取っていた生意気なスター歌手の面影はもはやなかった。こうして、姉と妹は一夜にして一人の美少年に相次いで征服され、情婦として服従する倒錯的な境遇へと堕ちることになった。
[ 5 〜 7 ]
異常な体験で処女を奪われた美少女歌手・小桜ひとみは姉とともに倫也のもてあそびものになりながら、なし崩しに倒錯の性へと溺れ込んでいった。全裸で椅子に開脚縛りにされたひとみの前で倫也が三重子を四つん這いにさせ、鞭と浣腸と口淫とバイブで責めたてよがり狂わせると、女の悦びを覚えさせられた美少女はうぶな官能を煽りたてられるがまま股間から淫液を垂れ流す。ステージで観客たちの讃仰を集める女王さまも、夜毎に押しひしがれる倫也の体の下では、恥毛を剃り上げられた女体をあられもない肉の愉悦にのたうたせる性の奴隷でしかなかった。いっぽう、倫也の周辺を探りまわるジャーナリストの行動により徳丸と倫也の関係が徳丸の妻に感づかれる。妻の実家との軋轢から失脚を怖れて狼狽する徳丸に対して倫也が提案したのは、妻の口封じのため妻と倫也との浮気をでっち上げることだった。美少年は残酷な笑みを浮かべながら、美しい人妻への邪悪な情欲をたぎらせる。
[ 8 ]
倫也は徳丸と示し合わせて一人で在宅中の妻・綾子を訪れる。相談を持ちかけるふうを装って応接間に通された倫也は年上の人妻への堰かれた憧憬の想いを口にしつつ、動転する綾子に襲いかかっていく。激しく倫也をなじりながら抵抗する和服の美女を力で押し伏せた倫也は、和服の裾を割いて腰を割り込ませ、パンティも着けぬ下腹を剥き出しにして剛直で貫く。絶望の叫びを放ちながら串刺しにされた綾子は、乳ぶさを掴み出されて揉みなぶられつつ巧みな抽送で責めたてられ、熟れた女体の官能を無理やり目覚めさせられていく。口惜し泣きを噴きながらのたうった若妻は、夫との生活では満たされなかった肉を激烈な喜悦に灼き尽くされて、汗まみれの裸体を痙攣させて絶頂を極めた。
[ 9 ]
絶頂を極めた体を素っ裸のあぐら縛りにされて完膚なきまでに倫也に犯された綾子は、倫也の玩具になることを誓わされてマゾへと堕ちた。やがて徳丸と倫也との関係を眼前で見せつけられ完全な隷属を遂げた綾子は、専務の娘でもある妻にこれまで頭の上がらなかった徳丸のサディスティックな欲望の餌食となって、二人の男に前後から同時に犯されながらすさまじいのたうちに果てる。倫也がステージで観客の少女たちを熱狂させているその夜も、綾子は全裸を柱に縛りつけられ前後の秘腔を埋めつくす貞操帯を股間に嵌められたまま、倫也の帰りを待っているのだった。
小桜ひとみもまた倫也の淫らな調教によって堕落の一途をたどっていた。倫也に逆らえなくなった美少女は全裸を柱に縛られたまま徳丸の淫欲に提供され、秘裂を剥き出しにした無毛の下腹を拡げさせられて淫らな玩弄に曝されたのだ。今ではマンションで倫也を迎えるひとみは丸裸の体に後ろ手錠と首輪を嵌められ、姉の手で鎖を曳かれて倫也の足元に跪く。稚い乳ぶさを弾ませながら奴隷の姿で怒張に口づけする女王さまには、清純な美少女歌手の面影はどこにもない。あどけなさを失って人気を凋落させていくひとみには、今夜、倫也のマンションに呼び出されて徳丸綾子と全裸で対面させられる運命が待っていた。美少女は若妻の凌辱を眼前で見せつけられ、肛姦の汚辱の凄まじさを目撃させられたうえ、想像すらしなかった第二の処女喪失の苦悶を味わわねばならないのだった。
そのころ若宮久美子は、英倫也への失恋の絶望をつづった遺書を携えたまま、倫也の子を孕んだ身を北の果ての海に投じようとしていた。
[ 10 ]