俯抜けのように言いなりになるひとみのうつろな表情が、かえってあどけなくさえ見えた。
人気少女歌手・小桜ひとみとともに地方の歌謡祭に出演することになった倫也は、かねてより企んでいたひとみの凌辱計画に手をつける。母に代わってひとみに付き添ってきた姉の三重子を誘惑した倫也は、出演の日の夜、部屋に呼び出した三重子に催淫剤入りのカクテルを飲ませ、官能に崩れた三重子の肉体を思うぞんぶん貪る。三度も気をやらされたあげく失神して眠り込んだ三重子を服を隠したうえで部屋に残して、倫也は奪った鍵でひとみの寝室に忍び込む。ネグリジェをまとってベッドで安らかに眠る美少女は、手首に掛け回された縄をベッドにくくられ、伸びやかな下肢に手をかけられてようやく目覚める。驚愕に叫ぼうとする口をガムテープでふさがれたひとみは、四肢を拡げてベッドに縛りつけられたうえ、男の愛撫を知らない体を淫らにいたぶりまわされて狂ったように暴れまくる。剥がれたネグリジェから弾み出た白い乳ぶさを揉みなぶられ、倫也を罵倒する言葉を吐き散らしながらのたうちまわる美少女歌手は、妖しい刺戟と極限の羞恥に痙攣する稚い女体からパンティをむしり取られ、あからさまな裸体をさらけ出したまま号泣する。全裸の処女の屈辱ののたうちを余すところなく写真に収めた倫也は、恐怖にわななくひとみの眼前に男の兇悪な肉塊を見せつけたうえ、絶叫する美少女歌手の純潔を押し破っていった。処女を喪い股間を血に染めて泣きじゃくるひとみの縛めも解かぬまま、征服者となった倫也は敗残の美少女に剃毛を言い渡す。あまりの恥辱に泣きわめいて哀訴を噴きこぼしながら、シェービングクリームを塗りたてられた股間の繊毛をむなしく剃りあげられてゆく少女歌手。ベッドから解かれて後ろ手に縛り直され、幼女に戻った肉体を鏡の中に見せつけられたひとみは、号泣を噴き上げつつ倫也への屈服を受け入れる。処女の矜りを根こそぎにされ、うつろな瞳を宙に放ちながら無毛の全裸を撮りまくられていくひとみには、女王さまを気取っていた生意気なスター歌手の面影はもはやなかった。こうして、姉と妹は一夜にして一人の美少年に相次いで征服され、情婦として服従する倒錯的な境遇へと堕ちることになった。
いま、あどけない笑顔をステージからふりまいている小桜ひとみが、昨夜は倫也に責められて泣き叫び、激しい愛撫に稚ない肉体を悶え狂わせたあげく、あられもないよがり声張り上げて、幾度も気をやっていたなど、誰にも想像さえつかないことだった。
異常な体験で処女を奪われた美少女歌手・小桜ひとみは姉とともに倫也のもてあそびものになりながら、なし崩しに倒錯の性へと溺れ込んでいった。全裸で椅子に開脚縛りにされたひとみの前で倫也が三重子を四つん這いにさせ、鞭と浣腸と口淫とバイブで責めたてよがり狂わせると、女の悦びを覚えさせられた美少女はうぶな官能を煽りたてられるがまま股間から淫液を垂れ流す。ステージで観客たちの讃仰を集める女王さまも、夜毎に押しひしがれる倫也の体の下では、恥毛を剃り上げられた女体をあられもない肉の愉悦にのたうたせる性の奴隷でしかなかった。いっぽう、倫也の周辺を探りまわるジャーナリストの行動により徳丸と倫也の関係が徳丸の妻に感づかれる。妻の実家との軋轢から失脚を怖れて狼狽する徳丸に対して倫也が提案したのは、妻の口封じのため妻と倫也との浮気をでっち上げることだった。美少年は残酷な笑みを浮かべながら、美しい人妻への邪悪な情欲をたぎらせる。
その時のひとみのおびえ、悲鳴、苦悶、呻き、涙、そして出血を想像すると、ステージで満身にライトを浴びて歌いながらも、前がふくらんでくるのをどうしようもない。
絶頂を極めた体を素っ裸のあぐら縛りにされて完膚なきまでに倫也に犯された綾子は、倫也の玩具になることを誓わされてマゾへと堕ちた。やがて徳丸と倫也との関係を眼前で見せつけられ完全な隷属を遂げた綾子は、専務の娘でもある妻にこれまで頭の上がらなかった徳丸のサディスティックな欲望の餌食となって、二人の男に前後から同時に犯されながらすさまじいのたうちに果てる。倫也がステージで観客の少女たちを熱狂させているその夜も、綾子は全裸を柱に縛りつけられ前後の秘腔を埋めつくす貞操帯を股間に嵌められたまま、倫也の帰りを待っているのだった。
小桜ひとみもまた倫也の淫らな調教によって堕落の一途をたどっていた。倫也に逆らえなくなった美少女は全裸を柱に縛られたまま徳丸の淫欲に提供され、秘裂を剥き出しにした無毛の下腹を拡げさせられて淫らな玩弄に曝されたのだ。今ではマンションで倫也を迎えるひとみは丸裸の体に後ろ手錠と首輪を嵌められ、姉の手で鎖を曳かれて倫也の足元に跪く。稚い乳ぶさを弾ませながら奴隷の姿で怒張に口づけする女王さまには、清純な美少女歌手の面影はどこにもない。あどけなさを失って人気を凋落させていくひとみには、今夜、倫也のマンションに呼び出されて徳丸綾子と全裸で対面させられる運命が待っていた。美少女は若妻の凌辱を眼前で見せつけられ、肛姦の汚辱の凄まじさを目撃させられたうえ、想像すらしなかった第二の処女喪失の苦悶を味わわねばならないのだった。
そのころ若宮久美子は、英倫也への失恋の絶望をつづった遺書を携えたまま、倫也の子を孕んだ身を北の果ての海に投じようとしていた。