骨細で華奢な体つきは大人になって肉が付いたといっても、それはスラリと均斉のよく取れた一人前の大人の体つきになったということで、肌のしっとりした艶といい、胸の盛り上がりといい腰のまろやかな張りといい、それに下腹を飾る恥毛のしっとり濡れたような生えっぷりまで、惚れぼれとするような裸身だ。
アイドルたちとの面接を実りのないまま繰り返した襄は、かつてアイドルとしてJプロに所属していた西岡ゆき子を赤坂のOホテルに呼び出す。Jプロを離れ演歌歌手として成功したゆき子に対する条件づけが、今でも有効かどうかを探るためであった。久しぶりの再会に昂ぶるゆき子は襄の視線に見つめられると羞じらいながらドレスを脱ぎ去り、命じられるまま全裸を曝して立たされる。美貌の演歌歌手は襄の足下に白裸を跪かせて服を脱がせ、取り出した怒張を従順に咥えしゃぶる。麻縄で後ろ手に縛り上げられたゆき子はテレパシーで刺戟されつつ熟れた女体をいたぶられて秘奥を濡らしていく。俯伏せになって尻をもたげた若手演歌歌手は、尻にたたき込まれる鞭の苦痛に泣き叫んで身悶える。ベッドに乗せ上げられたゆき子はあぐらになった襄の腰をまたいで尻を落とし、逞しい剛直にみずから貫かれる。腰を振りたてて悦楽をむさぼったあげく、揺さぶりたてられて激しい絶頂を極めるゆき子。愉悦に朦朧となったまま、かつての処女破瓜の場面の再現を襄にせがむゆき子の姿は、条件づけが歳月を隔てて完全に有効なままであることを証だてていた。ベッドに大の字に縛りつけられたゆき子の股間を、襄は一気に貫いて、男の玩具へと成長した美貌の演歌歌手の嬌声を絞り取る。