真っ白な尻肌に見るみる赤い鞭痕がひとすじ盛り上がる。
教え子に犯されたことを恥じてアメリカに去った女教師の結城珪子が二年ぶりに哲哉を訪れた。勧められるまま珪子が持ち込んだマリファナを喫った哲哉は、異常な昂奮にとらわれて珪子を責める。裸に剥いて緊縛した珪子に前後二本の張形のついた革褌をはめたうえで怒張をしゃぶらせた哲哉は、極度の快感に耐えきれず珪子の口内に射精する。絶頂の瞬間に哲哉の怒張を噛んだ罰として、珪子は吊られて尻を激しく鞭打たれる。哲哉は前の張形を嵌めたまま俯伏せにした珪子の尻を犯し、麻薬のもたらす究極の性感のなかで一体となった哲哉と珪子はおめきながら凄まじい絶頂を極める。
激痛に身を揉み号泣する珪子の乳ぶさにしがみついて哲哉はしたたる血を飲んだ。
翌日、哲哉と珪子はふたたびマリファナを喫いながら一日中ハードなSMプレイにふける。首輪を嵌められ四つん這いに這わされて尻に鞭をたたき込まれる珪子。キの字柱に大の字磔にされた珪子の、チューブを巻きつけられて張りつめた乳ぶさが鞭をたたきつけられて迸らせる鮮血をすする哲哉。
その夜、珪子は何も言わずに姿を消した。そして届いた珪子からの一通の手紙には、アメリカでエイズに感染した珪子が復讐のために哲哉を流血のSMプレイに誘い込んだ顛末が、悔恨の気持ちとともにつづられていた……。