友人とともに海水浴旅行に出かけた北小路桂は、宿で知り合った美貌の青年・長谷川春也と恋に落ちた。稚い初恋の情熱に焦がれた高校一年の美少女は、生まれて初めて母に内緒で交わしたデートの約束に胸ときめく日々を送る。W大生と称する春也の正体とは、しかし、道人の屋敷に雇われた美少女調教係であった。命令により春也が誘惑することに成功した美少女の写真は道人のもとに持ち込まれる。稚い体にブルーとイエローの水着をまとい、初恋の幸福に輝いてまぶしげに笑っているお下げの美少女。道人はその無垢な美しさに満足しながら、先日冴子とともに一晩中なぶり抜かれて古雑巾のような体を立ち縛りにされている藍子の写真を並べる。女の肉の悦びにのたうった末に精を絞り尽くして曝されているその丸裸の母の姿こそは、陽光のもと青い海を背にして溌溂と笑う水着姿の娘にもやがて降りかかるべき運命の予告であった。まばゆい夏の陽射しを浴びる道人邸の地下で、処女の愛娘までをも巻き込んだ凄惨な母娘凌辱の宴が、ほどなく幕を開けようとしていたのである。