千絵の様子に懸念を深めた美子は高坂家への家庭訪問を決心する。美子の申し出を受けた千絵は、恋い慕う担任の教師を淫靡な罠へとおびき寄せる手助けをすることになると知りながらも、美子の意向を拒みきれず、女教師への愛を告白するばかりだった。高坂家を訪れた美子は、折しも客人を迎えていた郁代に代わって千絵に迎えられてもてなされ、催淫剤が仕込まれているとも知らずに紅茶を飲み干す。やがて千絵の母が待つ座敷へと案内された美子が開け放った襖の向こうに見たものは、湯文字一枚にされた裸身を床柱に立ち縛りにされて羞じらいに身悶えている郁代の姿だった。驚愕に立ちすくむ美子の体を背後から木村が掴みしめ、高坂家の淫靡な人間関係を暴露する。真相を悟って動転する女教師は座敷に突き飛ばされ、木村への罵りをわめき散らしながら、催淫剤で力を喪った体を押し伏せられていく。後ろ手錠をかけた美子を髪を掴んで引きずり起こし、あきらめきって従順な千絵に命じて女教師の服を脱がせようとする木村。いやがる千絵を竹刀で打ちたたく木村の乱暴さと卑劣さに憤りながら、押し転がされてブラウスを剥がれていく美子は男の顔に唾を吐きかける。怒りをつのらせた木村はあらがう美子の両手から手錠をはずしてブラウスを剥ぎ取り、スリップ姿の女教師の両手にロープを巻きつけて鴨居に吊り上げる。千絵は厳しい笞でたたかれながら、両手吊りにされた南先生の下着姿にとりついてスリップとスカートを脱がしパンストを足首までずり下げる。パンティとブラジャーだけの半裸を曝した女教師の前で郁代の湯文字が取り去られて、木村によって剃りあげられた無毛の下腹が剥き出しになる。あまりの辱めに言葉もなく慄える南先生に、木村は嘲笑いながら同じ運命を宣告する。