公邸の私室に戻った総統に、秘書長を務めるサジスチンの栗原マキがかしずく。部屋の中央で全裸のまま手足に嵌められた枷で天井から大の字に吊られて呻吟していた少女は、二年前の成人検査で有能人と認定されて性教育のための「白菊寮」に収容されたのち、総統のセックス奴隷となって弄ばれてきた貴族の娘・貴代子であった。結婚が決まって苦役を終えようとする貴代子に代わって、新たに富士涼子を白菊寮へ迎え入れる日を思って期待に昂ぶる総統。吊りから降ろされた貴代子は総統の前に全裸を正座させ、魁偉な怒張に手と口で奉仕を捧げる。服従と懇願を捧げる十八歳の少女を押し倒して、欲望を剥き出しにした総統がのしかかっていった。