卒業式の数日後、優生局に呼び出された十六歳の貴族の少女たちには国家権力によって命じられた屈辱的な「成人検査」の試練が待っていた。全裸に貫頭衣だけを着せられた少女たちは一人ずつ撮影室に導かれ、小部屋の中央に全裸で立たされて四方から撮影される。先夜の卒業パーティーで恋人の菅原伸也との間に幼い愛撫を交わしていた富士涼子もまた、羞じらいにすくむ裸身を叱咤されながらレンズの前に曝した。次の部屋で婦人科の内診台に座らされた涼子は下肢を厳重に拘束される。内診台が後ろに倒れ、涼子の脚を固定したアームが左右に拡がりきると、破廉恥な恰好に下肢を拡げさせられた少女の初々しい羞じらいを冷酷に無視して、医師と看護婦による「有能人」検査が始まる。剥き出しにされた処女の外性器をつぶさに観察しながら、羞じらいにヒクつく無垢な秘肉を役得でいじりまわす男性医師。悶え泣く生娘の襞肉をくつろげ写真に収めた医師は、恥辱的な質問を投げかけながら肉芽を剥き上げて、オナニーすら知らぬ涼子を苦痛にまがう鋭い刺戟に泣き叫ばせる。処女膜の奥に子宮までプジーを挿入して卵子を採取して、無垢な少女への屈辱の検査は終わる。