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富士 涼子

富士 涼子
 
ふじ さやこ: 富士義則の娘。海底都市の学習院高等部卒業生代表。
剥衣 愛撫 緊縛 吊刑 磔刑
環視 絶頂 口淫 強姦 鞭打
撮影 張形 座位 輪姦 破瓜
剃毛 後背 荒淫 監禁 拷問
排泄 近親 菊門 服従 刻印
女子高生 16歳 長期監禁型
処女 勝気
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調教メニュー

奴隷牧場 富士 涼子 シチュエーション
[01]海底都市の倦怠
[03]涼子成人検査
[07]涼子入寮
[08]曝された処女
[09]涼子の初夜の儀
[10]朝の戯れ
[11]強制公開排泄
[12]涼子快楽調教
[13]涼子アヌス破瓜
[14]奴隷の盛装
[15]二人の少女奴隷
[16]涼子アヌス責め
[17]雪子アヌス調教
[18]奴隷少女レズプレイ
[20]節子の屈服
[21]節子の拷問
[22]責められる娘
[24]節子快楽地獄
[25]母娘肉拷問
[26]快楽奴隷母娘
[27]反乱勃発
[28]美囚拷問
[29]母娘の排泄
[32]節子アヌス責め
[33]貴族母娘の相姦
[40]非道なる処刑姦
[42]母子相姦
[43]爛れた玩弄
[44]汚された恋
[45]汚辱の恋人たち
[46]クーデター
[47]最期の情交
[48]滅びのとき

調教マップ
[01]
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おおげさに眼を丸くして、涼子は着替えたばかりのフリルの多い純白のドレスの襟ぐりの三角の切れ込みの所へ、細い指をやった。
 富山湾の海底に抱かれた都市国家では、核戦争による放射能汚染で地上を追われた日本国民の最後の四十万人が生き延びる停滞した閉鎖社会が営まれていた。世代を追うごとに生殖能力の減衰が著しい海底都市では、厳格な貴族制のもとで生殖の管理がおこなわれ、生殖能力を有する「有能者」とされた子女は十六歳の成人と同時に国家の指導のもとで性交技術の手ほどきを受けなければならないのだった。海底都市の最高権力者である黒人の「総統」は貴族階級のための学習院高等部の卒業式に出席し、そこで卒業生代表として答辞を読む美少女・富士涼子に魅せられる。涼子は反政府的な姿勢をとる貴族・富士義則の娘であった。卒業式ののち、祝宴にはしゃぐ娘を見守る母の富士節子は、涼子に向けられていた総統と秘密警察長官・辰巳徳丸の視線に不穏なものを感じながら、こののち愛娘を待つ「成人検査」の恥辱を思ってひそかに悲嘆に暮れていた。
そんな彼の眼にも、いま眼の前に開かれている少女の外性器は、男性が女性に対して抱くあこがれのすべてを具現しているように見えた。
 卒業式の数日後、優生局に呼び出された十六歳の貴族の少女たちには国家権力によって命じられた屈辱的な「成人検査」の試練が待っていた。全裸に貫頭衣だけを着せられた少女たちは一人ずつ撮影室に導かれ、小部屋の中央に全裸で立たされて四方から撮影される。先夜の卒業パーティーで恋人の菅原伸也との間に幼い愛撫を交わしていた富士涼子もまた、羞じらいにすくむ裸身を叱咤されながらレンズの前に曝した。次の部屋で婦人科の内診台に座らされた涼子は下肢を厳重に拘束される。内診台が後ろに倒れ、涼子の脚を固定したアームが左右に拡がりきると、破廉恥な恰好に下肢を拡げさせられた少女の初々しい羞じらいを冷酷に無視して、医師と看護婦による「有能人」検査が始まる。剥き出しにされた処女の外性器をつぶさに観察しながら、羞じらいにヒクつく無垢な秘肉を役得でいじりまわす男性医師。悶え泣く生娘の襞肉をくつろげ写真に収めた医師は、恥辱的な質問を投げかけながら肉芽を剥き上げて、オナニーすら知らぬ涼子を苦痛にまがう鋭い刺戟に泣き叫ばせる。処女膜の奥に子宮までプジーを挿入して卵子を採取して、無垢な少女への屈辱の検査は終わる。
涼子はくくられた両手で捧げ持った細長い先細りの捻りの入った蝋燭の灯を、しばらくじっと見つめていた。
 有能人と判定された少女たちが入寮させられる白菊寮は、入寮のための「初夜の儀(イニシエーション)」の名のもとに国家権力者たちが十六歳の処女を破瓜させることが認められた「奴隷牧場」でもあった。二年間にわたり国家の管理下に置かれることとなる貴族の美少女たちの、入寮式に臨んで緊張と不安を隠しきれない顔ぶれのなかには、富士涼子もまた含まれていた。その夜、私服を許された涼子は絹紐で手首を前縛りにされ眼隠しをされて、イニシエーターとなる男のもとへ連れて行かれる。不安におののく美少女を迎えた声は、まぎれもなく総統のものであった。
噴き出す生汗が照らし上げられた雪の肌をまばゆいばかりの輝きに包んでいる。
 総統に選ばれたことを知った涼子は、その色黒の巨躯を思って恐怖と羞恥にうち顫える。手首をほどかれても怯えすくんでおののくばかりの美少女を、総統はマキに命じて純白の下着姿に剥き上げさせる。眼隠しのまま叱責されながらブラジャーをはずして、激しい羞恥心とともに硬いふくらみを環視の眼に曝す十六歳の少女。鞭で脅されながらパンティも脱いだ涼子は、下腹を曝すことをためらった罰としてマキの手で後ろ手に縛られて曝し上げられる。総統は巨大な体で少女の顫える白裸を抱きしめ、生まれて初めて男の愛撫を知る無垢の素肌を揉みなぶりいじりまわす。羞恥の極みに朦朧となった処女が床に正座させられると、歩み寄った総統がその口元に股間の屹立を押しつける。突きつけられたものの正体もわからぬまま、異臭を放つ肉塊の不気味な感触におびえて顔をそむける処女の頬を、総統の先端がなぞりまわす。屈辱にむせぶ美少女は命じられるまま先端に口づけし、可憐な口を開いて脈打つ肉塊を咥えさせられていった。汚辱の奉仕に打ちのめされて泣きじゃくる涼子は、マキが持ち出してきたレザー張りのパイプ椅子に座らされ、両腕両脚をベルトで固定される。脚を割り拡げてゆくアームの非情な動きに羞恥の悲鳴をほとばしらせながら、無益なもがきで総統の眼を楽しませた涼子は、やがて処女の身をあられもない大股開きにされて総統の前に曝した。
子宮が灼けんばかりのものに射られ、どろどろに汚される衝撃に、涼子は白眼を剥いて、何度も弓なりに反った。
 スポットライトの中に生贄の裸身をくまなく曝した涼子は、オナニーすら知らない肉芽を総統の指で剥き上げられ生まれて初めて知る妖美な刺戟に羞恥の悲鳴をあげる。マキに乳ぶさを揉まれながら総統の舌で秘裂を舐め上げられた磔の美少女は、処女の裸身に生汗を噴きながら二人がかりの責めに屈服してのたうち、アヌスに指を咥えこまされるとすすり歔きながら無垢の肉を喜悦に痙攣させて絶頂を極める。眼隠しをはずされて初めて眼にする総統の怒張に恐怖のおののきを走らせる美少女は、はだけきった股間に巨大な剛直を突き立てられて苦悶の呻きとともに破瓜を遂げる。鮮血を噴く秘肉を奥まで貫かれ、激痛に泣きながら汗まみれの裸身をよじりたてる涼子の子宮に、総統は激しく精を弾きかけた。湧出する白濁を清められた涼子は淡く萌え出た繊毛を剃り取られながら、羞恥に悶える敏感な肉を淫らに昂ぶらせていく。処女を喪った無毛の下腹を見せつけられて慟哭に慄える涼子は、台から降ろされて鎖つきの手枷足枷と首輪を嵌められる。征服され奴隷に堕とされた姿で跪かされてがっくりとうなだれる美少女は、可憐な唇を開いて差し出された総統の怒張を咥え込んでいった。
涼子は爪先立つ力さえ失って、鎖に生汗にぬらぬら光る裸身をブラ下げているばかりであった。
 破瓜の儀を終えた涼子は体を洗われて、ベッドに鎖をつながれ総統に添い寝されて朝を迎えた。素肌を這いまわる総統の愛撫で目覚めた涼子は、命じられるまま下肢を開いて処女を失った秘裂を自らの手で割りくつろげる。教え込まれたばかりの快感の源を可憐な指で慰めながら女の肉を濡らし始める美少女は、握らされた総統の怒張を従順にしごきたてる。胸の上に馬乗りになった総統の怒張を両手で捧げ持って口づけを与える涼子。股を拡げられ再び貫き通された涼子は、抽送の苦痛にあぶら汗を絞って泣き叫びのたうちながら、爛れた秘腔に灼熱を注ぎ込まれて弱々しくのけぞる。そのまま二度寝に落ちた涼子は、総統よりも遅く起床した罰としてマキの罰を受ける。天井から両手で宙吊りにされて苦悶に呻く涼子。向き合って門字柱にぶら下がった総統は、両膝を開脚に持ちあげさせた涼子と宙空でつながり合う。爪先立ちに伸びきった裸身を苦悶に顫わせ嗚咽しながら、涼子は総統の朝食の見せものにされる。マキの鞭で尻を打たれて稚い裸身を苦痛にのたうちまわらせ、汗まみれになって鎖にぶら下がる涼子の女体。弱りきった涼子はようやく吊りから降ろされて体を清められ、破瓜の儀の事後検査に曳き出されるべく貫頭衣をまとって首輪と手枷足枷をはめられる。
涼子は注入されてくる生ぬるい薬液のショックに反り返り、頭を激しく振りたてた。
 一夜のうちに破瓜させられた身を貫頭衣ひとつの奴隷拘束姿にされた少女たちが、初夜の儀の事後検診に引き出されてくる。五人一組で男性医師の前に並ばされて裸にされ、卑猥な触診を受ける惨めさに羞じらい嗚咽する美少女たち。涼子もまた剃毛された裸身を医師の吟味と詰問に曝されてすすり泣く。一人ずつ内診を受けていく少女たちのうちで最後に呼ばれた涼子は、内診台に拘束されて下肢を引きはだけられ、処女を失った無毛の性器をつぶさに調べあげられる屈辱にむせぶ。医師は、涼子が検診に際して義務づけられた排便を済ませていないことを責め、懲罰として公開浣腸排泄を命じる。懸命の弁明と哀願を無視して涼子の剥き出しの下肢を乗せた内診台が他の寮生の前に押し出され、極度の羞じらいに顫えるあからさまな美少女の股間が見せものにされる。医師は薬剤を塗り込めた指で涼子のアヌスを抉りたてたうえ、汚辱に呻きのたうつ美少女の尻に環視のなかで浣腸液を注入していく。激しい排泄苦にのたうった涼子は溲瓶を押し当てられて絶望の悲鳴を放ち、皆の見る前で汚濁の液を噴出させるのだった。
胸の双のういういしいふくらみがツルツルに光るまで揉みたてられ、赤く色づいた乳首が泡の底から南天の実のようにのぞいた。
 公開排泄ののち直腸を洗浄されるという極限の恥辱を味わってから戻された涼子は、打ちひしがれた裸身を天井から両手で爪先立ちに吊られて曝される。アヌス拡張のための革褌を装着された尻に総統の鞭を入れられて、涼子は苦痛に悶えつつ異物が送り込む刺戟に反応してうねり舞う。革褌をゆるめられて濡れそぼつ秘肉を玩味されたのち、前にバイブレーターを取り付けた革褌をあらためて装着されてのたうつ涼子。二本の棒を咥えさせられた女体に愛撫をほどこされて淫らな踊りに腰を舞わせながら、快楽に屈し始めた涼子は尻を鞭打たれて喜悦の頂点に達する。革褌をはずされて風呂に連れこまれた涼子は、尻乗せの割れたパイプ椅子にまたがって座らされ固定された裸身にマキの愛撫を受ける。肉芽とアヌスをマキの指で責められながら総統の怒張を咥えさせられた涼子は、衝き上がる快美に半狂乱でのたうちながら激しい絶頂を極める。ネグリジェをまとって黒革の首輪を嵌められた涼子は、食事ののち総統の足元に跪いて指と口で怒張に奉仕する。総統は裸にさせたマキの肢体をもてあそび、女秘書の熟れた肉を膝にまたがらせて貫いていく。
指に代って調教棒がゆっくり捻じり込まれだすと、涼子は魂消えるような悲鳴をほとばしらせつつ、尻を振りたてた。
 白菊寮で貴族子女としての教育を受けながら毎晩のように総統の部屋に呼び出される日々のなかで、涼子の肉体は急速に女らしさをまとっていった。ある日制服のまま総統の前に呼び出された涼子は、制服姿の日常から全裸の奴隷へと堕とされる羞恥に悶えながら服を脱いでいく。全裸に首輪を嵌められて、教え込まれた献身的な奉仕を総統の怒張に捧げていく白い女体。総統は涼子を腰にまたがらせて貫き、マキに首輪を引かれて体を伏せることもできない涼子の裸体を下からゆさぶりたてる。肉の愉悦に突き破られた涼子は後ろ手錠にされた肢体を総統の腰の上で踊らせながら、乳ぶさを弾ませ腰を振りたてて絶頂に達する。貫かれたまま総統に抱きすくめられた涼子のアヌスに、マキが調教棒を捻じりこんで抉りまわす。激烈な快美に汗を噴いてのたうったあげく二度目の絶頂を極める涼子。後ろ手に緊縛された美少女はベッドに掛けた総統の衰えを知らぬ怒張に口づけの奉仕を捧げて、第二の破瓜の時を迎えさせられる。下肢をあぐら縛りにされて俯伏せに尻をもたげさせられた涼子の、おののいて引きすぼまるアヌスにワセリンが塗り込められる。総統は恐怖に慄える涼子の尻に怒張を突きつけ、激痛に絶叫を放って痙攣する美少女のアヌスを強引に引き裂いてゆく。繊細な直腸を剛直で埋め尽くされ擦りたてられる地獄の責め苦に声を絞って泣き叫ぶ涼子は、催淫薬を飲まされ抽送を続けられながらやがて快美の反応を目覚めさせられ、こらえきれぬ肉の悦びに錯乱しのたうつ。総統の射精に腸内を灼かれた美少女は総身を痙攣させて失神した。
涼子のわずかな布をまとっただけの体は大の字なりに磔られた恰好になった。
 地底農場が大規模な地震に襲われて多数の死者とともに壊滅した。被害報告に訪れた秘密警察長官・辰巳徳丸とともに、総統は高まる市民の動揺と復旧の困難さに頭を悩ませる。事故の遠因に富士義則の資源開発会社が関わっていることを知った総統は、富士義則を国事犯として失脚させ夫人の節子を涼子ともども奴隷に落とす邪悪な計略をめぐらせる。
 同じころ涼子は、総統を迎えるための奴隷の身だしなみをマキによって整えられていた。アヌスを犯されていらい奴隷の従順さを増してきた涼子は、風呂に入れられて匂い立つ美身を四つん這いにされ、浣腸をほどこされ腸内を清められる。唇のみならず乳首と秘裂とアヌスにも口紅を塗られ薔薇の香水を振りまかれたうえ、美身に首輪を嵌められセックス奴隷の盛装をほどこされていく涼子。ピンクの布で胸と腰回りを覆われた涼子は門字柱に大の字に拘束されて眼隠しをされ、美しい被虐奴隷の姿で総統が招く客人を迎えさせられる。
涼子の繊細な美貌は、眉毛も睫毛も、鼻も唇も、点々と白い粘液をねばりつかせ、ひときわ大量に受けた頬からはドロリとそれが垂れ始めている。
 総統に招かれた秘密警察長官・辰巳徳丸が伴ってきた寮生は、涼子の高校時代の親友・長野雪子であった。大の字に吊られた涼子の前で稚い裸身を剥き上げられた雪子と、長官の手で布をはずされて紅を乗せた無毛の秘裂を剥き出された涼子は、互いの変わり果てた姿を見せ合って羞じらいに顔をそむける。涼子の同級生であることをマキに見抜かれた雪子は涼子の隣の門字柱に並べ吊られて、酒を酌み交わす男たちの眼を楽しませる。調教の結果を長官に誇るため、涼子は無防備な体の前面も背面もマキの容赦ない鞭で打ちまくられ、汗を散らして跳ねまわりつつ昂ぶりに秘肉を濡らしていく。恐怖にすすり泣く雪子は涼子の門字柱と向かい合わせにされ、初めての激しい鞭打ちに悲鳴を放って泣き叫ぶ。向かい合う二人の美少女は男たちの手で背後から張形をねじ込まれ、送り込まれる淫らな抽送に腰を振り合いながら絶頂を極める。後ろ手縛りを並んで正座させられ、男たちの怒張を咥えて奉仕にはげむ涼子と雪子。涼子の巧みな口淫に煽られた長官は、そむけようとする涼子の顔に白濁をぶち撒ける。
腰が尻が、あまりにも太過ぎるものをもてあつかいかねるように、くなりくなりと激痛に耐える緊張を見せて、ゆさぶりたてられる。
 雪子は膝を立てて仰向けに横たわらせられる。親友の裸身に逆さまにまたがるよう命じられた涼子は、雪子へのいとしさを募らせて親友と甘美な口づけを交わし合いながら、互いの股間を覗き合うレズ愛撫の姿勢を取っていく。相手の秘裂を舐め合いながら、涼子の尻に打ち込まれる鞭を通して苦痛に身悶える二人の娘。涼子は長官の指で尻の穴を抉られて快美の悲鳴を放ち、潤滑油を塗り込められたアヌスに長官の怒張を抉り込まれる激痛に呻き泣き痙攣しながら強制的な快楽の高みに引きずり上げられていく。瀕死の苦悶にのたうつ涼子は尻でつながったまま長官のあぐらの上に背面座位にされ、この世のものならぬ快楽にのたうちまわる。背後からゆさぶられつつ、雪子に秘裂を舐め上げられて狂ったように悶えまわる美少女は、哀願を吐き出して喘ぐ口唇に総統の怒張を強引に押し込まれていった。
マキの鞭が涼子の尻に鳴り、涼子は重く呻いて、髪を振りたてつつ反った。
 長官の精を直腸に受けてベッドで伸びきっている涼子を、さらにマキの鞭打ちが襲う。悲鳴を上げてもがきまわりながら、調教され尽くした女体に昂ぶりの反応を見せていく涼子。親友の苦悶の姿を前にして再び門字柱に吊られていた雪子は、命じられた涼子の手で剃毛されて初々しい秘裂を剥き出しにされる。涼子は羞じらい泣く雪子のアヌスに潤滑油を塗り込め、怯えと緊張に引きすぼまる美少女のアヌスに調教棒を突き立てていく。肉芽をいじられて愛液を垂らしながら、稚い裸身を汗まみれに跳ねまわらせて太い棒を咥え込まされていく美少女。長官による愛撫と涼子の調教棒の抽送で雪子が激しく気をやった瞬間、大規模な地震が海底都市を襲う。責めを中断した総統は不吉な予感を抱きながら災害に対応するため執務へと戻る。
大の字なりに開かされた涼子の爪先が、グンと突っ張った。
 地震は海底都市に甚大な人的・物的被害をもたらし、地下鉱開発の陣頭指揮をとっていた富士義則もまた行方不明となった。地震が開発公社のずさんな開発計画に起因するとの証言をでっち上げた総統と長官は、富士義則を国家反逆犯として追及し行方を捜索する。
 総統が多忙で不在の間、涼子と雪子はマキの手でレズプレイ調教をほどこされていた。ベッドに開脚で縛りつけられた涼子の裸身に覆いかぶさって、雪子はマキに尻を鞭打たれながら手と舌を使った甘美なレズプレイに溺れ込む。昂ぶりきってすすり歔く涼子の上にシクスティ・ナインの姿勢でまたがった雪子は、充血して蜜を吐く秘裂に舌を這わせてなぶり上げ、人の字に拘束されたままのたうちまわる涼子を激しい絶頂へと追い上げる。双頭張形を装着された雪子は、あらためてM字開脚に縛られた涼子の股間におぞましい屹立を突き立てていく。つながり合った二人の美少女は下腹と下腹を向かい合わせ、腰を振り合いながら凄艶な絶頂を極めるのだった。
白いすべっこい肌を、苦悶の汗にねばく光らせた裸身が、長々と伸び切って曝し上げられた。
 総統は娘を案じる母の不安につけ込んで節子を訊問しようと試みる。屈辱と憤りに総統をなじる節子の前で壁面のマジックスクリーンが作動させられると、隣の拷問室で貫頭衣一枚の姿を鎖で天井から両手吊りにされて宙に揺れている涼子の姿が浮かび上がる。黒革のタイツをまとったマキに苦悶の表情を曝し上げられている娘の無残な姿に打ちのめされながら、なおも罪の証言を拒む節子に見せつけるように、マキは涼子の貫頭衣を落として剃毛された生白い女体をさらけ出させる。愛娘の哀れな全裸姿を見せられて慟哭しつつ屈した節子は、涼子の身代わりになることを受け入れて獄吏たちの前でドレスを脱いでいく。下着姿で後ろ手に緊縛された節子は天井から爪先立ちに吊られ、半裸の美肉を淫らになぶられながら服従の言葉を口にさせられる。総統の手でじわじわと下着を剥かれた節子は屈辱に泣きむせびながら、誇り高い貴婦人の肉体を余すところなく曝した。
「母娘ともども丸裸の対面だ。何も羞ずかしがることもなかろう」
 男たちの前に全裸を曝した節子の願いを容れて、隣室の涼子が吊りから降ろされて丸柱に立ち縛りにされる。後ろ手緊縛に首輪を嵌められた節子は獄吏に曳かれて拷問室へ連れ込まれ、涼子と慟哭の再会を果たす。総統の残酷なしうちに泣き叫ぶ涼子の正面で、節子は門字柱に大の字磔にされて無残な裸身を曝し上げられる。無念を噛みしめて身を慄わせる気位の高い美夫人の肉を、淫らにいじりまわして辱める総統。貴族の最後の矜りを支え抜く節子は、冷酷さを露わにしたマキの鞭を尻にたたき込まれて屈辱と苦痛の絶叫をあげる。おびえ泣く娘の前で腹を太腿を乳ぶさをたて続けに鞭打たれて激痛にのたうった節子は、股間にたたき込まれた一撃に凄惨なおめきを噴いて屈する。総統が涼子のイニシエーターであることを知って絶望に打ちのめされる節子に、総統は酸鼻な母娘拷問凌辱のさだめを長々と言い聞かせるのだった。
その全身からはあぶら汗が噴き出して、細身のスラリとした裸身をねっとり光らせている。
 罪の告白を拒み続ける大の字磔の母の前で、総統の呵責は娘へと向かう。残酷な拷問の予告におびえ慄える涼子は下肢を拡げて鉄パイプの両端に拘束され、マゾ調教に狎らされた肉体を母の前で玩弄される恥辱に悲鳴を噴く。バイブレーターの振動を体中に這わされて稚い裸身を淫らにくねらせながら、こらえ切れぬ快美の嬌声を母の耳に響かせた涼子は、愛液に濡れそぼつ肉芽に振動を当てられて凄艶にのけぞる。母の前で辱められる汚辱に引きつる涼子の秘裂に、強引に押し込まれたバイブレーターは、やがて淫らな抽送によって美少女から喘ぎ歔きを絞り取り、恍惚の極みへと押し上げて失神させる。
第二撃を受けた涼子は呻きを噛み殺して硬化させた尻を、ウウムとばかり捻じった。
 気をやり尽くして門字柱に身を委ねた節子は磔を解かれ、涼子とともに並んで正座を引き据えられる。高さ五十センチのバーに首鎖をつながれて俯伏せに下肢をもたげた母娘の尻を、総統は哄笑しながら鞭打つ。総統の指をアヌスに挿入されて狼狽と恥辱の悲鳴をこぼす母娘の尻を、マキが代わるがわる打ち据えて淫らな悲鳴を絞り取る。獄吏を退出させた総統は脚を拡げさせた母娘の膝を一本のパイプにくくりつけ、閉じるすべもない股間を並べ曝している母娘の口元に巨大な怒張を突きつける。人妻の貞操を蹂躙し尽くす肉の拷問に忿怒の呻きを洩らしながら屈服を拒んだ節子は、繰り返し鞭打たれた尻を割られて再びアヌスを指で抉られる。総統は節子の背後から腰を寄せ、狼狽して哀れみを乞う美夫人の秘裂を剛直でゆっくりと貫く。極限の汚辱に絶息してのたうつ節子は強靱な抽送に子宮を突き上げられて惨めな呻きを絞りつつ、総統の巧みな責めに自在に操られてやがて喜悦のうちに敗北の痙攣を曝した。精を放たずにつながったままの総統は、貴婦人の貞操を失った節子を休む間もなく再び責め上げ、弱りきった肉体を快楽地獄の底にのたうたせる。もはや娘の叱責の声も届かず、呻きと喘ぎとよがり歔きのうちに熟れた女体を痙攣させ続けた節子は、勝ち誇る総統の怒張に屈服のおののきを伝えて完全に悶絶した。
涼子が口の端から泡を噴きつつ白眼を剥いた。
 なおも精を放っていない総統は失神した節子から離れ、母の痴態を見せられて隣でひとり秘肉を濡らしていた涼子に移る。母の屈服の愛液で濡れそぼつ怒張で無造作に貫かれて、恍惚の叫びとともに腰を振りたてる美少女を、マキの鞭打ちで目覚めさせられた節子は泣きながら見つめる。たびたび怒張を抜いては隣へ移る総統に代わるがわる犯され、母娘はよがり歔く表情を近ぢかと向き合わされる惨めさに慄え泣く。果てもなき快楽に灼かれ続けて屈服の嬌声を絞りながら、肉欲の錯乱に乱れ舞う母娘の裸形。涼子を絶頂に送り込んだ総統は焦れて腰を振る節子を貫き、貴婦人の矜りを失って性の愉悦にのたうつ女体に絶頂とともに汚濁を注ぎ込む。屈服の痴態を曝した節子は総統に口を吸われ、濡れそぼつ怒張で美貌を小突かれる屈辱に呻く。マキの指でアヌスを抉られた節子はいやがる口に総統のものを押し込まれ、惨めさに呻き泣きながら汚辱の奉仕にはげんだ。腰を引いた総統が今度は涼子に口淫させるさまを、アヌスを責められながら見せつけられて口惜し泣きを絞る節子。夫の罪を認めようとしない節子を苛むために、首鎖を解かれて正座させられた節子の前で、長官が総統の怒張を咥えさせられたままの涼子を背後から犯していく。二人の男にもてあそばれる惨めな姿を母の眼に曝しながら、哀れな美少女は華奢な裸身に生汗を噴いて揺さぶられ続ける。マキに鞭打たれて見ることを強要されている節子の前で、二人がかりの肉の拷問に苦悶した娘は凄絶な絶頂とともに長官の精を撃ち込まれて失神した。
ひと声高くいなないて弓なりになった涼子の体が、そのままピクンピクンと痙攣した。
 穢し尽くされた母娘はようやく体を洗われ、口枷をされた全裸のままベッドに手枷をつながれて総統に両側から寄り添うように眠りにつく。翌朝、眠りこけていた節子の裸身を光の中に引きはだけてなぶった総統は、抵抗を新たにしてもがく夫人の下肢をかつぎ上げて強引に犯してゆく。眼を覚ました涼子がわななきつつ聞いているなかで、節子は乱暴な抽送で強引に快楽を与えられ、絶頂を極めて悶絶する。涼子もまた愛戯もなしに乱暴に犯され、ゆさぶられながら昇りつめる。奴隷に堕ちた母娘を気ままにもてあそぶ総統に、マキが長官の来訪を告げる。
白菊寮の寮生を子弟に持つ貴族家庭は、貴族階級の約半数に達するから、これを押さえるだけで、かなりの程度貴族たちを牽制することが可能になる。
 あわただしく現れた長官は、昨夜の微震をきっかけとして電気・通信を断たれた下層民の暴動が勃発したことを告げた。警察官を虐殺するまでに至った暴動に対して閣議を召集した総統は厳然たる処置を命じ、反乱地域の閉鎖と親衛隊の派遣を決定するとともに、日和見に傾く貴族の出現を牽制するため白菊寮への禁足措置をとる。希望なき未来へと向かって、閉ざされた海底都市は底知れぬ混乱のときを迎えようとしていた。
美少女は白い歯を剥いて泣き声を撒き散らしつつ、ただやみくもに腰を振りたてた。
 夕刻に私邸へ戻った総統が留置室に監禁させておいた母娘を視察すると、全裸に首輪だけの姿で狭い檻の中に別々に閉じ込められた節子と涼子は、鉄格子の中で丸裸を正座させておののきながら支配者を迎える。母娘を檻から曳き出させた総統は、後ろ手に手枷を嵌められ首鎖をつながれた二つの女体を拷問室へと連れ込ませる。前手枷の両手を門字柱に吊られ、爪先立った無毛の裸身を羞じらいにうねらせる母娘は、それぞれ片脚を膝から吊り上げられて大股開きの下肢を並べ曝される。秘肉のありさまを比べられながらいじりまわされて屈辱の呻きを絞る母と娘。鞭を手にしたマキは二つの白い尻肉を打ち据え、拡がりきった股間の柔肉に下から鞭をたたき込んで激痛の絶叫を絞り取る。がっくりうなだれた母娘は尻を鞭打たれながら総統の指で秘裂をまさぐられ、苦痛のなかに被虐の性感を目覚めさせていく。
涼子が悲鳴に近い声を放ちつつ、ひときわ大きく反り返ったと思うと、総身をおそろしいばかりに痙攣させて悶絶した。
 昂ぶりきって喘ぐ母娘に浣腸を宣告した総統は、惨めさに泣きわめく節子を残酷に説き伏せながら、節子のアヌスをマキに責めさせる。薬剤を塗り込めた指を根元まで埋め込まれておぞましさに悶えながらも、クリトリスを尖らせて快美の反応を返していく美夫人。片脚吊りのまま浣腸器から二百CCの石けん液を注入された節子は、続いて浣腸された涼子とともに便意に衝かれる浅ましい身悶えを曝しものにされ、腰を振りうつろな瞳を宙に放って排泄の責め苦に苦吟する。やがて限界に達した節子は足元に置かれた便器にしゃがみ込んで無残な崩壊の瞬間を曝す。惨めさに泣きじゃくる母とは対照的に、後から排泄をさらけ出した涼子は便意の解放とともに恍惚の喘ぎを洩らした。涼子は後ろ手に縛られて総統の股間の前に正座させられ、怒張をしゃぶって奉仕させられながらマキの手でアヌスに潤滑剤を塗り込められる。四つん這いにされた母と娘は互いの下半身を覗き込む逆向き平行で、低く降ろされた門字柱のパイプに首鎖をつながれる。娘と同様にアヌスに潤滑剤を塗り込められた節子は、不服従の罰として尻を鞭打たれながら、あらぬところを襲ってくる淫靡な昂ぶりに狼狽する。総統は涼子の尻を割り拡げ、驚愕と恐怖に絶叫する母親の眼前で、巨大な怒張を娘の尻の穴に埋め込んでいく。苦痛と快楽に汗を噴いて呻きながら愉悦の痙攣に陥った愛娘が、激しく気をやって悶絶する痴態を、節子はおののき慄えながら見つめていた。
涼子は這いつくばったまま悲鳴をあげ、泣き叫んだ。
 総統は公開処刑の様子をテレビで節子と涼子に見せつけながら、おののき慄える母娘にもやがて同じ運命が待つことを告げる。貴族の身が平民たちの前に裸を晒される恥辱におののきながら、涼子は総統の怒張を咥えて奉仕させられ、節子はアヌスに潤滑剤を塗り込められる。総統は四つん這いに尻をかかげた節子のアヌスを貫いて激しい抽送で快楽を送り込み、ソファに掛けた膝の上に節子の体を背面座位で起こす。激烈な快楽にのたうち狂う母の股間に後ろ手の涼子が顔を押しつけられ、マキの鞭で打たれながら母親の濡れ肉に舌を差し伸べていく。甘美な母娘レズプレイで責めたてられた節子は、立て続けに繰り返し絶頂を味わわされたすえ、直腸を灼熱で灼かれて失神する。
噴き出す生汗にのけぞらせた首すじや鳩尾や、腹がぬめ光り、同じ光をたたえた内股の付け根がヒクヒク痙る。
 なおも欲情に猛る総統は、精力酒を飲ませた母娘を裸になったマキとともにベッドに押し上げ、後ろ手縛りの裸身を横たえて寄り添わせる。汗にぬめる肉体を重ね合わせ唇を絡めて甘美なレズ愛撫に溺れてゆく母娘は、双頭張形を見せられて汚辱の予感に泣き悶える。総統とマキにそれぞれ開脚抱きにされた節子と涼子は肉芽を剥き上げられた股間を松葉くずしに交叉させられて尖りを擦り合わされる快美に悲鳴を上げてのたうつ。崩れきった節子の秘肉に淫らな淫具が取り付けられ、股間にそびえ立つ屹立が泣き叫ぶ娘の開ききった秘裂に押し込まれていく。一本の怒張を咥えてつながり合った母と娘は、揺さぶられながら背徳の快楽に屈して腰を振り合い同時に絶頂を極める。張形でつながったまま、節子は総統の怒張をしゃぶらされ、涼子はマキのレズ愛撫に翻弄される。肉欲の虜となった母娘は総統の怒張に左右から口づけを与える倒錯の淫技に没入していった。
マキに髪を掴んで顔を捻じ上げられて、珍しく涼子はいやがった。
 処刑を見せつけられるみどりが生への執着から示す激しい収縮を知った総統の胸中に、荒んだ欲望が抑えがたく目覚める。邪悪な意志を隠してみどりを後ろ手に縛りベッドに開脚縛りにした総統は、女の悦びすら知らぬ美少女の肉を荒々しく犯しながら、殺意をもってその細首を締め上げる。断末魔の苦悶のなかで激しい膣の痙攣を怒張に伝えて、薄倖の美少女は昂ぶりきった総統の精を射込まれつつ命を絶たれた。あまりにも非道な処刑に立ち会わされてむせび泣く涼子に、総統は死臭をまつわりつかせた怒張をしゃぶらせる。みどりの遺骸はマキと長官の計らいで秘かに処分されるが、その日から連日の荒淫に身も心も蝕まれていく総統は、みどりの死霊に取り憑かれたかのように頽廃と腐敗の無為に陥っていった。相次ぐ群発地震とともに緊迫を極める革命軍との戦いにも、決然と立ち向かう意志はもはや総統にはない。
それはかつての自分の恋人が、自分で一指も触れぬままに肉の玩弄物に堕とされてしまっているという、動かぬ証拠でもあった。
 母と息子は向かい合った門字柱に大の字の全裸を近々と曝し合わされる。勃起させた怒張を惨めにいたぶられながら、眼前の母の裸身に欲望をこらえきれない伸也。貴子は息子の命を救うために母子相姦の汚辱を受け入れる。吊りから降ろされて後ろ手縛りを正座させられた貴子は、首輪を曳かれて伸也の股間に引き据えられ、あまりの浅ましさに尻込みしながら逆らうすべもなく息子の怒張を咥えさせられる。あらゆる禁忌を踏み越えた禁断の快楽に没入して互いの肉を昂ぶらせていく母と息子。愉悦と恥辱に泣きわめきながら伸也が噴射した若い雄の精を、母は余すところなく呑み込んだ。うなだれる母子の前に足枷を嵌められた全裸の涼子が曳き出され、かつて貴族として親交した三人の男女は恥辱にまみれた再会を果たす。みじめさに泣き叫んであらがう涼子は初恋のボーイフレンドの前で門字柱に磔にされ、短期間でセックス奴隷にまで堕とされた性器丸出しの全裸をくまなく曝しものにされる。憧れの美少女の淫らにも美しい磔姿に激しく昂ぶって屹立を反り返らせる伸也。総統は倦怠に濁った眼を生贄たちに投げながら、母と交わって生き延びるか、恋人と交わって死ぬかの選択を伸也に迫る。いのちを弄ぶ総統の姿を見て、涼子の胸の裡に初めての深い憎悪が湧き上がる。だが、死まで望んで恋人と情熱の眼差しを交わし合った涼子の絶望的な願いは、総統の残酷な悪意によって潰えた。恋人に見捨てられて吊られたまま慟哭する涼子の前で、開脚椅子に拘束された貴子の股間に伸也が引き据えられる。息子の顔を秘肉に押しつけられて汚辱に泣きわめく貴子は、やがて膝立ちになって押し出された伸也の怒張をゆっくりと埋め込まれ、嫌悪と快美のむせび泣きを洩らす。純真な初恋の無残な末路に立ち会わされる涼子の裡で、青春の夢がはかなく崩れていった。
涼子は顔を曝し上げられながら、しっかと眼をつぶり、わななきがちな唇を噛みしめている。
 うち続く地震で殺気だった革命軍の大規模な攻勢により、貴族政府は崩壊の瀬戸際まで追い詰められる。死と倦怠に取り憑かれた総統は事態に立ち向かう気力を喪い、貴族たちの離反をよそに麻薬にふけり荒淫に溺れる日々を重ねていた。貴子夫人が処刑された日の夜、総統は命だけは助けられた伸也を全裸後ろ手縛りにして天井から吊るし、全裸で正座させた節子・涼子の母娘と向き合わせる。みじめな姿を見せ合って羞じらう奴隷たち。催淫酒を飲まされた伸也は、正面に吊られた節子夫人の美しい裸体を見て股間を屹立させる。絶望と総統への憎悪を噛みしめてうなだれる涼子の前で二人の吊り鎖が近寄せられ、美少年は恋人の母と浅ましく肌を密着させて耐え切れぬ恍惚に呻く。マキに尻を鞭打たれながら、硬くそそり立った股間の肉を美夫人の鼠蹊部になすりつけていく伸也。マキの手で怒張をしごかれしゃぶられる伸也の前で、涼子は総統の怒張を咥えさせられていく。若い恋人たちは性奴隷に堕ちた互いの姿を曝し合いながら、いつ果てるとも知れぬ愛玩と汚辱の陶酔に苛まれ続ける。
涼子もただ総統の膝の上で、あやつられるがままに雌声を放っては汗まみれの裸身をのたうたせるばかりなのだ。
 恋人の前で奉仕させられる屈辱に反撥心を振り絞ってあらがう涼子の口を剛直でふさぎながら、総統は、怒張の根をくびられて射精を許されぬ伸也を節子とつながらせようとする。屈辱の慟哭を噴いて泣き伏す涼子を無視して、床に仰向け開脚で縛られた伸也の上に下肢を開脚抱きにされた節子が降ろされていく。禁断の肉の交わりを遂げてむせび泣く美夫人と美少年の浅ましい結合のさまを、涼子は総統に背面座位で犯されながらうつろな瞳で見つめていた。双方で抽送が始まると同時に、穢れた快楽に灼かれる奴隷たちのおめきが噴き上がる。愛も貞淑もなくただ肉の悦びだけに操られのたうちながら、三人の奴隷は汗まみれの性の狂乱をさらけ出していく。総統の膝の上で反り返り、よがり歔きを噴いて絶頂を極めた涼子と、伸也の怒張を絞り立てつつ喜悦の痙攣におちいった節子。完全な屈服を曝して泣きじゃくる母娘を前にして、総統は伸也に、怒張のいましめを解放する条件として涼子の愛液にまみれる総統の剛直を咥えるよう命じる。壊死の恐怖に負けた伸也は、恋人の美少女を征服して濡れ光る黒い怒張を咥えて清めていく。みじめさに泣きむせぶ涼子の前で敗北の奉仕に励む伸也の姿が、総統の情欲をかつてない高みへと引き上げていく。
ピクリ、ピクリ――と粘膜が悦びの痙攣を伝えてくる。
 バーを低く下げた門字柱に、後ろ手縛りの伸也と涼子が首をくぐらされ、並んでつながれ脚を開いて固定される。長い汚辱の運命ののちに初めて肌と肌を触れ合わせた恋人たちは、奴隷に堕ちた男性器と女性器を並べながら、二度と戻らぬ穢された青春の夢を想ってみじめな涙にかきくれる。アヌスに潤滑剤を塗り込められて、伸也は狼狽の悲鳴を噴き涼子は陶酔の喘ぎを洩らす。激烈な肉の疼きに腰を振りたてる恋人たちの尻に打ち込まれる鞭打ちの刺戟。慟哭しながら快美に屈服した涼子は、恋人の隣で総統にアヌスを貫かれて浅ましい悦びの叫びをあげ、淫らに痙攣しながら繰り返し絶頂を極める。凄惨な肉欲の呵責によがり狂いボロボロになった涼子に続いて、伸也もまた総統にアヌスを犯されていく。女のような悲鳴をこぼしながら狭い菊門に怒張を受け入れた伸也は、抽送されながら男性器をしごきたてられて激しく絶頂を極め、みずからも射精しつつ総統の精を直腸に注ぎ込まれた。
涼子の腰がうねり、伸也の怒張が弾む、その弾む先端が涼子の柔らかな下腹を抉らんばかりだ。
 荒淫をきわめて伸びきった若い恋人たちは一本のフックに爪先立ちに吊るされて、肌と肌を密着させて羞恥に悶えながら裸身を交互に鞭打たれ舞い躍る。爛れた淫虐のさなかに秘密警察からの伝言がもたらされ、それを受けに行ったマキの戻りが遅いことをいぶかった総統の前に、総統の権力を簒奪した貴族評議会が差し向けた武装親衛隊が立ちはだかって私邸謹慎を求める。秘密警察長官や親衛隊指令らをも引き込んだクーデターの、あまりにもあっけない成功であった。三人の性奴隷たちを残してすべての臣下を奪われた総統は、滑稽なまでのおのが無力さに哄笑を爆ぜさせながら、死の時まで快楽をむさぼりつくす覚悟を固める。
 秘密警察の取調室では、逮捕されたマキが全裸で拷問椅子に拘束されて凄惨な訊問を受けていた。女の急所のいたるところに電極を取りつけられ、送り込まれる残酷な電撃に絶叫しつつ女体を痙攣させて失禁と失神を繰り返すマキ。好色な眼で取り巻く男たちに囲まれ肉体をボロボロにされていきながら、マキは凌辱の果ての死を覚悟する。
そのいのちの凝縮した白濁は、あまりのことに身じろぎもできずにいる涼子の汗ばんだ腹から乳ぶさ、顔面にまで点々としぶいた。
 自決を決意した総統は催淫酒を飲ませた三人の奴隷を膝下に侍らせ、死出の道連れとすることを言い渡す。錯乱して許しを乞う節子と伸也とは対照的に、涼子だけが殉教者のように悲惨な末期の運命を受け入れる。節子を犯せば涼子を抱かせると総統に約束された伸也は、死の恐怖と麻薬の陶酔とで極限まで昂奮して、泣き伏す節子に襲いかかる。涼子は総統に背面座位でアヌスを犯されながら、母の秘肉を荒々しく貫いた伸也の手が節子の首を締め上げ、激しい絶頂とともに母を締め殺すのを目撃して失神した。魂までうつろになってベッドに横たわる涼子に、焦がれ続けた伸也が万感の想いでかぶさってゆく。死を前にして初めて肉の交わりを遂げ、うつつない陶酔のさなかに抱き合う貴族の美少年と美少女。激しい抽送に没頭する伸也の首を総統が背後から締め上げると、伸也は最期の精を涼子の腹から顔にまで撒き散らして息絶えた。
これまでのような玩弄のそれでなく、まさしく魂を込めたいのちといのちのぶつかり合いともいえる行為であった。
 一人残った涼子の体を総統は浴室で手ずから清める。両手吊りに曝されながら、死を観念して蒼白く冴えわたる美少女の裸身。総統はベッドに大の字に縛りつけた涼子に催淫酒を飲ませて最後の情欲の炎を掻き立たせていく。潤わされた秘肉を総統の怒張で貫かれて歓喜の極みへと追い上げられていく涼子。いまわの際の痙攣におののく涼子はかぼそい喉を総統に締め上げられ、激しい断末魔の収縮を総統の怒張に伝えつつ最後の精を浴びて息絶える。奴隷少女の美しい遺体の傍らで、総統もまた毒をあおって命を絶った。
 革命側との和平交渉にのぞんだ貴族評議会は、総統とその愛妾たちにすべての罪を着せることを決定し、死体となった総統とマキ、節子、涼子、伸也を引き回したうえ公開斬首させる。罵倒する群衆から汚物を投げつけられながら市中を引き回された五人の全裸の遺体は、広場の斬首台で声もなく首を切り落とされて曝される。革命と血の粛清に明け暮れる頽廃した海底都市が、巨大地震により滅亡したのはその十三年後であった。
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