恋人の前で奉仕させられる屈辱に反撥心を振り絞ってあらがう涼子の口を剛直でふさぎながら、総統は、怒張の根をくびられて射精を許されぬ伸也を節子とつながらせようとする。屈辱の慟哭を噴いて泣き伏す涼子を無視して、床に仰向け開脚で縛られた伸也の上に下肢を開脚抱きにされた節子が降ろされていく。禁断の肉の交わりを遂げてむせび泣く美夫人と美少年の浅ましい結合のさまを、涼子は総統に背面座位で犯されながらうつろな瞳で見つめていた。双方で抽送が始まると同時に、穢れた快楽に灼かれる奴隷たちのおめきが噴き上がる。愛も貞淑もなくただ肉の悦びだけに操られのたうちながら、三人の奴隷は汗まみれの性の狂乱をさらけ出していく。総統の膝の上で反り返り、よがり歔きを噴いて絶頂を極めた涼子と、伸也の怒張を絞り立てつつ喜悦の痙攣におちいった節子。完全な屈服を曝して泣きじゃくる母娘を前にして、総統は伸也に、怒張のいましめを解放する条件として涼子の愛液にまみれる総統の剛直を咥えるよう命じる。壊死の恐怖に負けた伸也は、恋人の美少女を征服して濡れ光る黒い怒張を咥えて清めていく。みじめさに泣きむせぶ涼子の前で敗北の奉仕に励む伸也の姿が、総統の情欲をかつてない高みへと引き上げていく。