赤い絨氈を敷きつめた部屋のなか、男に凌辱されながら今しも昇りつめて白濁を注ぎ込まれた若い女の裸体が汗にまみれて伸びきっていた。禿げて太った中年の男は征服し尽くした女体の敗残の姿を侮蔑とともに見降ろしながら、傍に控えた若い男に命じて女の裸体を門型パイプに吊り上げさせる。両手をまとめて頭上に吊られてくたくたの体を立たされた女は、左右それぞれの足首に繋がれた縄をパイプの根元に引き絞られて、羞恥にわめき泣きつつ無残な開脚立ちに曝し上げられる。二十歳前の引き締まった女体を凌辱の汚穢にまみれさせてくまなくさらけ出したその美しい女は、売れっ子新人女優の沢田晴子であった。平素は水着姿さえ撮らせることのない清楚なお嬢さま女優は、淫靡な地下室の女体拡張器具に穢し抜かれた全裸を張り伸ばされて屈辱と羞恥に泣き喘ぐ。恥辱の極みにのたうつ若い娘の悶え泣きをよそに、太った中年男の土屋は若い男・竜田を相手に別の女の美しさを語りきかせて興じる。金と権力に飽かせては行きがけの美しい女を拉致させ辱めている土屋が、すでに満喫して飽き始めた眼の前の美人女優の次に狙いを定めたのは、親戚の結婚式で見かけた美しい人妻・桜井香代であった。ぐったりとぶら下がる全裸の若手女優に鞭打ちと張形でさらなる責めを加えていきながら、土屋の股間は猛々しくそそり立っていた。