【二日目】弓子は二人の強盗に挟まれて不安におののく夜を過ごす。治郎とサチ子は弓子の純潔を奪わないと約束するいっぽう、目覚めた弓子を面白半分に全裸に剥いて上半身を緊縛したうえ、椅子に開脚縛りにして自分たちの情交を見せつけた。男の獣欲に蹂躙されながら嬌声をあげる女の性のあからさまな姿に怯えながらも、弓子もまた処女の体を濡らしていく。
サチ子が不在の隙に、治郎は椅子に縛りつけられてあからさまな弓子の乳首と股間をなぶり責め、メンソレータムを塗ったイボ付き指サックをはめた指で、弓子のアヌスを抉って淫靡な刺戟を与える。逆らうことのできない快楽に絶頂をきわめた弓子があぐらを海老縛りにされてアヌスを奪われようとした間際に、サチ子が一人の美女を連れて戻った。二人の強盗は身代金を奪う一方で、「ママ」と呼ばれるその女に弓子を売り飛ばす二重取引をしていたのだ。威圧的な美女によって処女であることを確かめられた弓子は、哀訴もむなしく五十万円で売り渡され、モーテルから連れ去られる。それは、幸福な女子大生のお嬢さまが淫靡きわまる肉奴隷へと変えられてゆく、苛酷で淫虐な運命の幕開けであった。