【二年前】小夜子が大学に入った年の春のある深夜、母娘二人暮らしの部屋に二人の男たちが押し入る。一人の男にナイフを突きつけられ恐怖に凍りつく静子の前で、悲鳴をあげる小夜子を押し伏せて浴衣を剥ぎ取りにかかったもう一人の男は、近所の肉屋の店員であった。母娘はともども全裸に剥かれて浴衣のしごきで後ろ手にくくられる。男のあぐらの中に前向きに抱きすくめられ、絶望に打ちのめされる静子の前で、ナイフで脅されつつ処女の股間を開かされていく小夜子。母娘の秘肉を交互に覗き込んだ肉屋の男は、いやがり暴れる小夜子の下肢を押し広げて強引に処女を奪う。切れぎれの悲鳴を噴いて犯され揺さぶられる娘の腰の傍に、静子は俯伏せに押し伏せられて背後から犯される。夫なきあと孤閨を保ってきた肉を荒々しく責めたてられた静子はやがて淫らな呻きを噴き上げて、肉の悦びに溺れこんでいった。母娘の肉を満喫したヤクザの佐伯亨と肉屋の店員の寺島徳二は、さらに相手を取り替えて女たちの体を楽しむ。凌辱の果てに泣き崩れる母娘から金を奪って男たちが去った後、静子も小夜子も、自分たちの暗澹たる将来を思って泣きむせぶ。