そのさらに三日後、中堅企業で課長を務める静子の勤務中に佐伯と寺島が現れて金をせびる。言われるままにゆすられるしか為すすべのない静子が、せめて小夜子だけは許してほしいと哀願するのを男たちは笑い飛ばす。その日、静子が帰宅する途中に再び現れた佐伯は静子を鮨屋に連れ込んで飲食をたかり、絶望に打ちのめされる静子をなぶりながらまたも静子の家に乗り込む。家では寺島が小夜子を全裸に剥き上げ、後ろ手に縛りあげて壁際に立たせた小夜子の股間から繊毛を剃り上げたところだった。愛娘への非道な仕打ちに憤る静子もまた全裸を後ろ手に縛られて小夜子の隣に立たされ、濃く茂った股間の毛叢を剃り上げられていく。後ろ向きにされて佐伯に尻をなぶられ始めた小夜子のすすり泣きに無念と憤辱の涙を誘われながら、静子はなすすべもないのだった。並び立たされて無毛の股間をいたぶられた母娘は、猛りたった男たちに俯伏せに押し転がされて犯される。肉の喜悦に昇りつめる母と、揺さぶられながら惨めに泣きじゃくる娘。男たちは観念しきった母娘ともども大量の酒をあおって乱交の宴に溺れ込んでいく。酔いの回った男たちが前後不覚に眠り込んだ時、静子は秘め隠してきた殺意を剥き出しにし、さっきまで女体をいましめていたロープを手にして、驚愕する小夜子の前で決意を実行に移す。荒れ果てた裏庭の草を刈り、穴を掘って死体を埋める計画がその胸中には秘められていた。