高校生の沢田一は、三か月前に仲間たちとともに強姦して愛人にした同級生の小暮るみと、るみの自室で親の目を盗んで情交にふけっていた。しかしいつにもなく気が乗らぬげな様子を焦れたるみに問い質された一は、きのう仲間たちとともに強姦した少女のことを語り始める。一たちのグループのたまり場となっているスナックに現れたその他校の女生徒は、意気投合するまま二階に連れ込まれて男三人がかりで犯されたのだ。激しくあらがう少女は縛られたまま処女を奪われ、凌辱の血と汚穢にまみれる裸体を布団に大の字に固定される。敏感な体じゅうを寄ってたかって責めたてられた少女は否応なく官能の昂ぶりに灼かれて、抵抗の気力を失った体をさらに輪姦された後にようやく解放された。るみは聞きながら、縛られて犯される被虐の昂ぶりを想像して戦慄する。一の緊縛の欲望が、奥ゆかしい転校生の美少女・司由利子へと向けられているのを知ったるみの胸の裡で、その戦慄は残酷な好奇心へと変わっていく。