場面紹介
トップ > 悪魔の刻印 > [10]欺かれた夕子

欺かれた夕子

『悪魔の刻印』 <<前 次>>
 その日の午前に享平を訪れた知人で不動産業者の亀川は、自分の会社の新人の美人秘書を籠絡し辱める卑劣なたくらみを秘めて享平に助力を依頼してきたのだった。亀川の要請に応じた享平は高給私設秘書の募集主を装って、一流大学出の二十四歳のインテリ美女・立花夕子を応接間に迎え入れる。高校生の弟の学費を作るため資金を必要としていた夕子は、亀川から斡旋された二十四時間勤務の私設秘書の業務内容にかすかな不安をおぼえつつも、職場案内と称して地下室に続くエレベーターに何も知らずに導かれる。備えつけられた鉄環とパイプとチェーンブロックが何のためかも気づかぬまま、奇妙にも豪勢な地下室を案内された夕子は、最も奥まった部屋に立ち並ぶ数々の拷問具を見せつけられて戦慄する。警戒心を強める夕子の前で、享平は部屋の中央にある門型スタンドの覆いを取り去って、大の字にくくりつけられてがっくりとうなだれた全裸の美女を曝し上げる。羞じらいながら恥辱の口上を口にする秋子の姿こそは、享平の私設秘書となった女が堕とされる境遇にほかならなかった。嫌悪を露わにして立ち去ろうとする夕子は鍵の掛けられた扉に阻まれ、享平を厳しく罵倒しながら逃げまわる。しかし貞操の危機に狂乱する知的な美女は、現れた調教室主任・時田兵六によって捕らわれ手首を背後にねじ上げられて、逃れようのない生贄の美身をがっくりとうなだれさせる。
[ 4-2 〜 4-3 ]
シチュエーション
(なし)

登場人物

剥衣 環視 撮影 剃毛 排泄 近親 愛撫 絶頂 張形 座位 後背 荒淫 菊門 緊縛 吊刑 磔刑 口淫 強姦 輪姦 監禁 服従 鞭打 破瓜 拷問 刻印
衝立と見えたのは門型のパイプで、そこに真っ裸の女が大の字になり四肢を引き伸ばされて固定されていたのである。

場面ハイライト

『悪魔の刻印』 <<前 次>>
トップ > 悪魔の刻印 > [10]欺かれた夕子
ちぐさ文学館
Copyright(C) 2005-2014 いなぎ