享平を迎えた紗代は、全裸を床柱に立ち縛りにされて白い裸体をバイブで責め上げられていた。紗代の股間にしゃがみ込んでうねる女体に淫靡な刺戟を送り込みながら、享平はマンションで通りすがりに出会った由利子と担任の女教師の美しさを錯乱する紗代に語り聞かせる。紗代の娘として幼い頃から見知っている由利子との結婚を持ちかける享平に対して、喜悦の高みをさまよわせられる紗代は返事もなおざりに淫らな呻き声をあげて昇りつめる。後ろ手に縛られてあぐら縛りにされた紗代は、官能を崩されてあらがいの気力を失ったまま、愛娘の貞操を狙う兇悪な怒張に舌を差し伸べていった。
同じ夜、週に一度の外泊の許しを得て秋月先生の部屋に泊まりに来ていた由利子もまた、先生に教え込まれた妄想に促されるようにして淫靡な遊戯にふけっていた。パンティ一枚の裸身にネグリジェをまとっただけの美貌の女子高生は、秋月先生が室内に立てた自家製の磔柱に両腕を拡げてくくりつけられる。かおるは手首足首を拘束されて囚われの姫に擬せられた由利子の体からネグリジェをむしり取り、パンティを脱がして剥き出しにした裸身を優しく責め上げていく。美しい女教師と教え娘は甘い吐息を交わし合いながら、禁断のレズの愛撫にふける。
女同士の愛戯に夜を明かした由利子は、母からの朝の電話に何食わぬ声で応じる。娘と秋月先生の秘められた関係を知るよしもない紗代は、美しい師弟を陥れる奸計を享平が電話で兵六に指示していることを気づきもしなかった。