るみの一味による襲撃事件の後、しばらく会うことを控えるよう秋月先生に提案されて由利子は不本意ながらも従う。期を同じくして外泊を厳重に禁じる母の真意が、娘を享平の毒牙から守ろうとすることにあるのを由利子は知るよしもなかった。寂しさをつのらせるままに自慰の快楽を覚えていく由利子に、篠山瑞子と名乗る少女からの電話がかかって秋月先生との逢い引きを誘う。しかし信じきって瑞子が案内する部屋を訪れた由利子の前に立ちふさがったのは、欲望を剥き出しにした一と武であった。寄ってたかって部屋に引きずり込まれ猿轡を噛まされた由利子は、はる子と瑞子が見守るなか、激しく暴れる体を押し伏せられ手足を縛り上げられて転がされる。恐怖と屈辱に泣きむせぶ美少女は、外出用に着飾ったワンピースを剥ぎ取られブラジャーをむしり取られて、羞恥に悶えまくる体に荒々しい愛撫を加えられつつ反り返る。パンティ一枚の姿で柱に立ち縛りにされ、下腹を覆う最後の下着をおびやかされる由利子は、毛を剃りあげた股間のありさまを知られて絶望に首を折ってうなだれる。
同じころ、享平は自宅マンションで紗代の訪問を受けていた。夕子に紹介された紗代は享平をめぐる互いの地位をそれとなく悟って気まずさを感じながら、先日強引に約束させられた由利子の嫁入りについての翻意を享平に迫る。娘の幸福を思って必死に嘆願する紗代は、条件としてマンションの調教室へと通うことを命じる享平の要求を、承諾する以外に途はなかった。紗代の盛装にそそられた享平はただちに体を求め、夕子に休憩を与えて遠ざけたうえで恥じらう未亡人をベッドに運んでいく。不意の自由時間を得た夕子が弟との語らいのために帰宅した部屋は、武と一がまさに由利子のパンティを剥き降ろそうとしている現場であった。