紗代が帰宅すると、由利子に徹底して拒絶された享平が不満げに酒を飲んでいた。由利子の説得を享平に命じられ、すべてを観念しきった紗代は、三十分の押し問答の末に娘を強引に屈伏させベッドの柱にがんじがらめに縛りつけた。生まれて初めて母の手で頬を打たれ、口紅を唇に乗せられた姿で男を迎えさせられる由利子は、憤怒から哀訴へ、そして羞恥へと表情を変えていく。あきらめきった由利子は母の手で身だしなみを整えられネグリジェを着せられて、享平と二人で寝室に連れ込まれる。命じられるまま従順に享平の衣服を脱がしていきながらも、最後の一枚を脱がすことをためらう由利子への教育のため、紗代が呼び入れられて手と口で享平の怒張に奉仕させられる。美少女は嫌悪にわななきながらも逆らうすべとてなく、やがて享平の前に跪いて可憐な唇を剛直に差しのべるのだった。ネグリジェを脱いで全裸を享平の前に曝した由利子は、剃り上げられた下腹をからかわれて恥辱に泣きむせびつつ、母の眼前で初夜の床に引きずり上げられる。ベッドに仰向け大の字に縛りつけられた全裸処女の白い太腿に、厳しく振り下ろされるベルトの鞭。汚辱の初夜を迎えさせられる娘とそれを見せつけられる母は、涙の眼を見交わしながら惨めにすすり泣くばかりだった。