華族界への復帰をもくろむ竜二郎は謹慎の外観を取り繕いながら、男爵にあてがわれた屋敷で小夜を妾にして暮らしていた。別荘での百合子の凌辱写真を見返すにつれ稚い令嬢への欲情をつのらせる竜二郎は、堰かれた欲望を小夜へと向ける。夏の真昼、竜二郎にビールを給仕したのち浴衣姿で床柱に立ち縛りにされた小夜は、胸をはだけられ、湯文字を剥がれた下腹をなぶる扇風機の風に無毛の秘裂をおびやかされて羞じらいにうなだれる。日に日に竜二郎への愛しさをつのらせながら想いを秘めつづける小夜は、竜二郎に口を吸われ無毛の秘裂をなぶられながら情感に昂ぶっていく。しかし二人のその痴戯は、一人の女客の訪問によって中断された。