綾子の執着が乗り移ったかのような百合子は竜二郎との情交のなかに積極的な快楽を求める少女へと変貌して、度重なる愛欲の果てに竜二郎の子を懐妊する。やがて秋もたけなわの頃、新築の成った加賀美邸の祝宴に男爵と退院した竜二郎が招かれる。加賀美家の再興と百合子の懐妊を祝う質素な祝宴が果てたのち、襖一枚を隔てた隣り合わせの座敷でそれぞれの男を迎えさせられる美しい華族の母娘。座敷に入った竜二郎は長襦袢姿で頭を垂れる百合子の姿に昂ぶって、稚い美少女抱きすくめ揉みしだく。長襦袢を乱した百合子を後ろ手に緊縛して柱に立ち縛りにした竜二郎は、掴み出した乳ぶさを揉みなぶって美少女を羞じらいに歔かせながら、紅絹の湯文字を解き去って、黒薔薇を刻まれた白い下腹をさらけ出させる。羞恥にむせび泣く百合子は夜具に転がされ、縛り合わされた両足首を首にまわされて海老縛りにくくり上げられる。華族の稚い姫君は窮屈なあぐら座りの姿勢を引き起こされ、髪を掴まれて口元に突きつけられた怒張をしゃぶらされる。竜二郎は苦鳴する百合子の前で襖を開け放ち、隣の座敷で男爵に責めなぶられる母の痴態を見せつける。羞恥に泣き叫ぶ百合子は仰向けに転がされ、淫らに濡れそぼつ秘肉を責めたてられて官能に崩れていく。母のよがり歔きを聞きながら肉の愉悦に錯乱した百合子は汗まみれにのたうちながら竜二郎の怒張を求め、秘口を貫かれてなまなましい呻きを噴き上げる。俯せにされて背後から男爵に犯される母とよがり歔きを競い合いながら、緋の長襦袢を裸身にまといつかせた稚い姫君は凄惨な快楽にのたうちまわって激しく絶頂を極め、総身を痙攣させて悶絶した。