地方都市の旧家から東京の大学に通うために上京してきた大学生の若宮公子は、その奥手な性格ゆえに三年生になっても恋人もなく一人暮らしを続けているところに、男っぽい風貌をして才気走った同級生の五十川光子と知り合い魅了される。光子の駆る大型のオートバイの後ろに乗せられて富士山までドライブに赴いた公子は、光子の大胆な運転に悲鳴を上げつつエンジンの振動を処女の股間に感じて妖しい昂ぶりにとらわれていった。観光の帰り途に休憩と称してモーテルに連れ込まれた公子は、男を知らない体に光子の情熱的な愛撫を受けて初心な官能を崩されていく。光子にレズ愛を告白され、羞じらいながらも促されるまま裸になって光子と風呂をともにする公子は、女体ハントの使命を帯び邪悪な意図を隠して近づいてきた光子の掌中に、今や獲物として捕らわれたことを知らない。浴室のマットレスに全裸の公子を横たえた光子は、石けんを塗りたくった体を公子の処女の素肌と擦り合わせて絡み合いつつ、敏感な処女を性の昂ぶりに追い上げていく。甘い呻きとともに女の悦びをきわめて失神までした公子は、羞じらいの極限になすがままとなってベッドに連れ込まれる。隠し持っていたロープを持ち出した光子は、次々に開示されていく倒錯の性の世界に呆然となったままあらがいの意思を失っている公子を追いつめ脅しつけながら、怯える娘の湯上がりの裸体に後ろ手の緊縛をほどこしていく。乳ぶさを絞り上げられた捕らわれの肉体をベッドに仰向けに転がされた公子は、羞じらいに足掻きたてる足首に力ずくで縄を掛け回され、ダブルベッドの横幅を大きくまたいだあられもない開脚姿に拘束される。羞恥の極限に泣きじゃくりながら、乳首をひねり上げられるいたぶりに負けて、天井の鏡に映し出されるおのが裸形を見せつけられる女子大生。喘ぐ唇を吸い、無防備にさらけ出された乳首と肉芽を同時にいじりたてて公子を歔き悶えさせた光子は、愉悦の限界に耐えて痙攣する処女の体に逆しまに覆いかぶさって、淫靡に濡れ光る股間に舌をさしのべる。女の官能の中心を舌でなぶられて錯乱の悲鳴を噴きながら、激しい痙攣とともに絶頂を極めて失神した初心な女子大生の肉体は、それでもまだ、立て続けの快楽征服劇の始まりを迎えたに過ぎなかった。意識も朦朧となった公子の尻の穴に光子の指が突き立てられ、生まれて初めての異様な刺戟を知った娘をたちまち再度の絶頂に追い上げる。息も絶えだえの哀訴を噴きこぼして許しを乞いながら淫らに悶え狂う処女の直腸が、付け根まで埋められた光子の人差し指でなおも掻きまさぐられ責めたてられて、大股開きに自由を奪われた女子大生の白い肉体に三度目の、四度目の、そしてさらに数々の絶頂を演じさせ続ける。快楽を超える苦悶の果てに淫らな呻きを噴いて完全に失神した公子の放恣にも美しい裸体は、海外の富豪に売り渡されるべき若い日本女性の処女肉として、完全な合格品の域に達していた。その美しさと性感の豊かさゆえに酸鼻な運命を招き寄せることになったとも知らず、乳首をひねって目覚めさせられた公子は光子への服従を誓わされ、顔の上にまたがった光子の股間に舌で奉仕されられる。恥毛に顔を埋めたまま命じられた愛技にはげむ公子の屈服の姿を恍惚となって見降ろす光子の胸中には、厳しく躾られた慎み深い女子大生を思惑どおりまんまと籠絡して言いなりにさせたことへの満足感とともに、やがて売り渡されていく公子への哀れみと後悔の念が芽生え始めていた。