夫の海外研修のために新婚二月あまりで別居することとなった二十三歳の新妻・乙崎衣絵は、館と名乗る美貌のセールスマンに一瞬の隙を突かれて一人暮らしのマンションに押し入られる。ナイフで脅され恐怖に泣きじゃくりながら、命じられるままに服を脱がされて貞淑な若妻の裸体をさらけ出していく衣絵。年下の男に打擲され惨めに泣きながら下着まで取り去って全裸になった衣絵は、後ろ手に緊縛され縄に乳ぶさを絞り上げられて被虐の呻きを噴きこぼす。丸裸のまま美容機のサドルに乗せ上げられ、館に撫でまわされながらペダルをこがされた衣絵は、女の急所を責めたてる刺戟に女体の官能を突き崩されていく。やがていましめを解かれてダブルベッドに転がされた若妻は、抵抗する力もなく館に貫かれて貞操を穢され、カメラとレコーダーにすべてが記録されているとも知らずによがり狂うのだった。
数日後、写真とテープをネタに呼び出された衣絵は、車に乗せられ視界をふさがれてどこともつかぬ場所へ連れ込まれる。殺風景なガレージで全裸に剥かれ縄掛けされた衣絵が縄尻を曳かれて鉄階段の先の部屋に引きずり込まれると、そこには、野卑な欲望ににやけた二人の男が待ち構えていた。それが、館に襲われる一週間前に、夫が勤める貿易商社が主催した会合の二次会で立ち寄ったホストクラブの男たちだと知って慄えあがる衣絵。ビデオカメラがまわるなか、衣絵は裸になった男たちの間に引き据えられ怒張を口元に突きつけられて汚辱に泣き叫ぶ。鼻をつままれて脅された衣絵は口腔に生まれて初めての怒張を押し込まれ、無惨な玩弄に女体を灼かれていくのだった。
しばらく後のある日、乙崎衣絵の調教を記録したビデオテープと写真を見せられて金縁眼鏡の太った商社幹部は満悦する。夫婦が幸せな新婚生活を送ったマンションへはもう二度と戻ることのできない美しい新妻は、仕組まれた罠の深さをまだ知るよしもない。こうして狡猾な罠にからめ取られて新妻の貞淑を穢し尽くされ、常軌を逸する肉の調教に呻吟させられる淫虐なビデオと写真をくまなく撮影され尽くした二十三歳の若妻は、肉奴への無惨な転落と引き替えに莫大な富を冷酷な男たちの手元に残すために異国へと輸出される、一体目の美肉へと仕立て上げられることになったのだ。