秀夫が口実を設けて先に帰った後、さらにベッドに大の字に縛られて忍とのレズ愛戯でくたくたにされた里子は、全裸の体にコートだけをまとった姿で忍の車に乗せられ家に連れ戻される。玄関で裸に剥かれ、後ろ手にくくられて、夫の愛人の鞭で尻をしばかれながら夫婦の寝室に戻った里子が目にしたのは、大切な妹が秀夫によって全裸に剥かれ破瓜を強いられた体を床柱に立ち縛りにされているという、危惧していた最悪の光景であった。一足先に帰宅した秀夫は眠っていた夕子を襲って全裸に剥きあげ、後ろ手に縛った処女を寝室に連れ込んでいたぶりながら忍との密会を白状させたうえで処女を奪ったのだ。凌辱の証のキスマークを体中に刻まれたまま姉と全裸の対面を果たした夕子は悲痛に泣きじゃくりながら、姉と同じ屈従の運命を受け入れるかのようであった。立ち縛りを解かれ、双頭張形を着けた忍に犯されていく妹の苦悶を見やりながら、里子もまた、姉妹そろって墜ちたマゾの運命を受け入れて秀夫の愛撫に身をゆだねていくのだった。