梅子を下がらせて座敷に戻った小平と坂上は、縛めを解いた月子を布団の上に引き据えて、娼婦となるための誓いの儀式を強いる。怒張をそそり立たせて並んだ二人の男の前に跪いた月子は、激しい羞恥にあらがうのを強いて押し伏せられ、手と口で左右の剛直に淫らな奉仕を捧げていく。布団に仰向けに転がされて拡げた四肢を縛りつけられた月子は、凌辱の恐怖と汚辱にわななきながらも観念しきったように肢体を投げ出す。小平の手で秘肉に淫薬を塗り込められ、坂上に首を抱えられ唇を吸われながら昂ぶりに燃え上がっていく月子の肉体。小平の怒張で貫かれ責めたてられた月子は激烈な快楽にのたうちまわり、汗まみれの裸身を反り返らせて絶頂を極める。坂上の怒張を口にねじ込まれ、さらに休むことなく責めたてられた月子は、再び昇りつめると同時に上下から精を注ぎこまれて痙攣を繰り返す。
外が明るみ小鳥の囀りが聞こえる時間になっても、その夜の凌辱はまだ続いていた。もう何度昇りつめたとも知れぬ月子の女体は、無理やり飲まされた精力酒によって肉欲だけを煽られ続け犯され続ける。後ろ手に縛られ乳ぶさを絞りあげられた姿で坂上の腰にまたがらされている月子は、眠気と疲労で朦朧となりながら、頬を張られて小平の怒張を咥えさせられる。男の汚物溜めにされたにも等しいその苦役こそが、翌日から東京で月子を待ち受けている運命そのものであった。