京子を痴戯に引きずり込むため、処女を装った恵美を京子の眼前で凌辱するという演技を示し合わせた吉本は、全裸の恵美を布団に大の字縛りにして、呼び出された京子を待ち受ける。何も知らずに訪れた京子は全裸で縛られた先輩の姿を見て驚愕の悲鳴を噴き上げ、はかない抵抗もむなしく柱の根元に後ろ手錠につながれる。演技で京子を気づかいつつ激しく泣きわめく恵美は、冷笑する吉本の手で女性器をまさぐられ性感を責めたてられて、淫らな喘ぎを噴き上げながら若い女体の官能を崩されていく。恵美を「お姉さま」と呼んでほのかなレズ愛を抱いていた京子は、眼の前で繰り広げられる淫靡な光景に昂ぶりをつのらせ、赤らめた顔をがっくりとうなだれさせて弱っていく。