失神から醒めた佑子は初めて味わわされた凄絶な肉の愉悦に放心しきって、女の矜りを放擲した屈服への道を堕ちてゆく。開脚椅子を後ろに倒されて口元に突きつけられた佐古の怒張をしゃぶらされながら、埋めこまれたままのバイブレーターの首振りで責めたてられてのたうちまわる佑子。尻の穴をいじられ催淫剤を塗り込められた佑子は、浅ましいよがり歔きを放ちつつ腰を振りたてて屈服の言葉を口にし、快美にひくつくアヌスを指で抉られて絶頂を極める。尻の快楽をも教え込まれて朦朧となった佑子から最後に残った人間の矜りさえをも奪うため、佐古は佑子に浣腸を宣告する。恐怖にわななきながら百CCもの浣腸液を注入された佑子は、排泄の苦悶に悶えて惨めな哀願を噴き、後ろ手縛りのままトイレへ連れ込まれる。便座に拘束された佑子は、戸に取りつけられた覗き窓を通して佐古の眼に一部始終を見られつつ、浅ましい排泄の姿を曝し尽くした。淫らな調教に屈服して佐古への服従を深めていく佑子の前途には、「犀の会」のスワッピング・パーティーに出品される運命が待ち構えているのだった。