剃毛の辱めを受け肉欲に焦らしたてられた果ての屈服は、こずえの心と体を一夜にして作り変える凄まじい快楽責めの始まりに過ぎなかった。宮里の腰にまたがってつながった瞬間に激しく絶頂を極めたこずえは、媚薬の効果に炙られる肉をそのまま果てもなく責められて繰り返し昇りつめ、マスクをはずされて羞恥にまみれる美貌を曝しつつ狂ったように泣きわめいて気をやり続ける。失神した体を後ろ手に緊縛されて引きずり起こされたこずえは尻に鞭をたたき込まれながら宮里の汚れた怒張をしゃぶらされ、唇と舌の使い方を仕込まれる。再び柱に開脚立ち縛りにされた女教師はバイブレーターで責めぬかれ、泣きわめき狂乱しながら失神を繰り返して肉の快楽にのたうちまわる。鏡の正面でしゃがみ込み、洗面器への排尿を強いられる屈辱の姿を曝して女の誇りを根こそぎにされる女教師の痴態のすべてが、カメラに克明に記録されていた。
宮里のいたぶりに屈して肉欲の極限を味わわされたことで心まで服従しきったこずえは、数日後に恋人の俊彦に別れの手紙を書き、マンションの一室で宮里に囲われて玩弄物として暮らす生活へと落ちた。くみ子の前で演じる優しい家庭教師の姿とは裏腹に、部屋に宮里を迎えたこずえは生まれて初めての浣腸をほどこされてテーブルの上に押し上げられ、首を吊られてしゃがんだ恰好で洗面器に排泄するところをビデオに撮影される。清められたアヌスに剛直を突き立てられ、二度目の破瓜に鮮血を噴いて失神した日から、こずえの胸中に深い恨みと復讐心が根を下ろした。父の不在を嘆くくみ子を授業のたびに念入りに誘惑したこずえは、何も知らぬ美しい処女をレズ愛に引きずり込んで、女の官能を目覚めさせていく。