やがて残酷ないたぶりに精力の最後の一滴まで絞りつくされたこずえは、命じられるままに両手を背中にまわして、羞ずかしい前の盛り上がりを宮里の眼にさらした。
教え子の父親の邪悪な欲望が仕組んだ卑劣な罠にはまった時、二十四歳の美人家庭教師・石井こずえの屈辱が始まった。高校一年生の宮里くみ子の授業の後、父の宮里雅一がコーヒーに仕込んだ薬で眠らされたこずえは、気づいたときには全頭マスクをかぶせられて柱に縛りつけられていた。声も出せずに恐怖におののく女教師の無力なあがきを眼の前で楽しんだ宮里は、必死にもがく女教師の衣服をくつろげて乳ぶさを引きずり出し、パンティの裾からはみ出した繊毛を引き抜いていたぶる。立ち縛りを解かれたこずえは抵抗の暇もなく首輪を天井から吊り上げれて台に上らされ、首吊りの恐怖にわななく体に鞭をたたき込まれて下着を脱ぐよう命じられる。屈辱に泣きながら全頭マスクだけの全裸を曝したこずえは後ろ手錠にされたうえ強引に淫薬を飲まされ、踏み台を左右に割り拡げられて為すすべもなく惨めな開脚姿をさらけ出す。閉じることのできない下腹に刺激剤入りの石けんを塗りたてられておぞましい辱めを悟った女教師は、泣いて許しを乞いながら繊毛を剃り取られ、淫薬の刺戟で濡れそぼつ秘肉をあからさまに暴かれる。耐えきれぬ肉欲に責めたてられたこずえは、吊りを解かれると床を転げまわって浅ましく膝を擦り合わせる。よだれを垂れ流して掻痒感にのたうった女教師は、宮里の命令に屈するままにその股間に跪いて、怒張をしゃぶりたてながら自由にされた手で無毛の秘肉を慰める。肉の快楽に屈服した二十四歳の女教師は、美貌を全頭マスクでふさがれたまま、椅子に掛けた宮里の腰にみずからまたがって、淫らな玩弄を受け入れていく。
こずえはバイブレーターの責めのすさまじさに、本当に狂いだすかと思った。
剃毛の辱めを受け肉欲に焦らしたてられた果ての屈服は、こずえの心と体を一夜にして作り変える凄まじい快楽責めの始まりに過ぎなかった。宮里の腰にまたがってつながった瞬間に激しく絶頂を極めたこずえは、媚薬の効果に炙られる肉をそのまま果てもなく責められて繰り返し昇りつめ、マスクをはずされて羞恥にまみれる美貌を曝しつつ狂ったように泣きわめいて気をやり続ける。失神した体を後ろ手に緊縛されて引きずり起こされたこずえは尻に鞭をたたき込まれながら宮里の汚れた怒張をしゃぶらされ、唇と舌の使い方を仕込まれる。再び柱に開脚立ち縛りにされた女教師はバイブレーターで責めぬかれ、泣きわめき狂乱しながら失神を繰り返して肉の快楽にのたうちまわる。鏡の正面でしゃがみ込み、洗面器への排尿を強いられる屈辱の姿を曝して女の誇りを根こそぎにされる女教師の痴態のすべてが、カメラに克明に記録されていた。
宮里のいたぶりに屈して肉欲の極限を味わわされたことで心まで服従しきったこずえは、数日後に恋人の俊彦に別れの手紙を書き、マンションの一室で宮里に囲われて玩弄物として暮らす生活へと落ちた。くみ子の前で演じる優しい家庭教師の姿とは裏腹に、部屋に宮里を迎えたこずえは生まれて初めての浣腸をほどこされてテーブルの上に押し上げられ、首を吊られてしゃがんだ恰好で洗面器に排泄するところをビデオに撮影される。清められたアヌスに剛直を突き立てられ、二度目の破瓜に鮮血を噴いて失神した日から、こずえの胸中に深い恨みと復讐心が根を下ろした。父の不在を嘆くくみ子を授業のたびに念入りに誘惑したこずえは、何も知らぬ美しい処女をレズ愛に引きずり込んで、女の官能を目覚めさせていく。
丸裸のこずえに首輪をはめて四つん這いに鞭で追いまわし、バイブレーターを挿入させたまま口唇の奉仕を要求し、こずえが幾度も絶頂を極めて腰がくだけるたびに鞭でしばきあげて、まだ一度も発射しない屹立を愛無させ続けるのだ。
【一か月後】こずえに対する宮里の激しい調教は、飽くことなく続いていた。宮里が訪れる夜ごと、こずえは全裸に首輪を嵌められて四つん這いに這わされ、バイブレーターをぶち込まれて幾度も絶頂を極め続ける腰を鞭でしばかれながら、延々と口を使わされる。くたくたになった体を後ろ手に縛られ、俯伏せに立てた尻に浣腸をほどこされたこずえは、排泄の苦悶の後でようやく体を洗われ、三面鏡の正面の椅子に掛けた宮里の腰に前向きにまたがらされて背面座位でアヌスを犯されるのが常であった。尻を犯されながらなおもバイブレーターで責められ、汗まみれの白い裸身をのたうちまわらせて繰り返し絶頂を極めさせられるこずえは、ボロボロになった肉体に果てもなくたたき込まれるアヌスの快楽に恐怖し、肉の愉悦に中毒していくおのが女体に絶望する。だが、ふとしたきっかけで聞き出した宮里の性癖にまつわる秘密が、この性地獄から逃れる最後の機会をこずえに与えた。かつて婿養子として亡き妻に対して頭の上がらなかった宮里は、妻が眼病で眼帯をしたまま臥せっていた時、不意に視線への怯えから解放され、病床の妻に襲いかかって思う存分に責めぬくことができたというのだ。初めて犯す女の視線に恐怖を抱くという宮里の性癖を知ったこずえは後日、教え子と称するセーラー服姿の女子高生の半身写真を宮里に見せて、マスクを付けさせて処女を提供しようと持ちかける。
淫具で処女を奪われた日の後、こずえの手でありとあらゆる性の調教をほどこされたくみ子は、どんな淫らな責めにも激しく悦ぶ快楽の奴隷へと変わっていた。全裸を後ろ手に縛られてベッドに転がされたくみ子の前に全頭マスクを持ち出したこずえは、マスクをかぶせられて怯えるくみ子の口にゴム棒を押し込んで声をふさいだうえ耳栓をつめ込む。視覚も聴覚も奪われたくみ子は、敏感になった素肌に加えられる予測のつかないいたぶりに焦らしたてられ、繊細な愛撫に稚い肉を灼かれて激しく昇りつめる。
マスクで顔を隠さないと女を犯せない父と、マスクで顔をふさがれたまま快楽に昇りつめることを覚えた娘とを互いにそうと知らぬまま交わらせるというこずえの邪悪な復讐が、まもなく成就しようとしていた。交わりの後、娘を犯したことを証拠写真とともに宮里に告げて罪の恐怖に陥れ、その偏執的な性欲をくじいて汚辱の生活から解放されようというのが、こずえの秘めた企みだったのだ。だが一方で、すでに肉の愉悦を知り尽くした自分のアヌスが、麻薬のような快楽から今さら解放されうるものかどうか、こずえは不安をぬぐい去ることができなくなってもいた。