翌朝の朝帰りを妹から咎められつつ、妙子は官能を身内に目覚めさせられて戸惑う。それからも殿村は一人でいる時間を狙って自宅に押しかけて妙子を襲い、あらがいの気力を失った妙子の肉体を貪っていく。下半身を剥かれ俯せに押し伏せられた若妻は、後ろの秘腔に殿村の怒張を埋め込まれて未知の快楽を味わわされ、邪悪な男によって教え込まれる官能に逆らうことのできない女へと堕とされていった。心中で夫に詫びながら堕ちゆく女体をもてあます妙子と、高校時代のアイドル女生徒をついに我がものとして満悦する殿村。妹の紘子は姉が艶めかしさを増してゆくことに気づきながらも、悦虐に捕らわれた姉の現状を知るよしもない。妙子は縄掛けされた全裸を背面座位にされて尻を犯され、前の秘腔をバイブで責められながら昇りつめるまでに屈服を遂げるのだった。
ある日、れい子に電話で呼び出された妙子は、留守を妹に任せて殿村の部屋に赴くが、そこに殿村はおらず、すさみ切った風情のれい子から恐るべき事実を告げられる。殿村が妙子との情事に耽溺したことに嫉妬したれい子は、妙子と同居している高校生の妹のことを殿村に教えてその嗜虐欲を煽った。いま妙子と入れ違いに、殿村は紘子が一人でいる家へと向かっているのだった。妹の身に迫る危機を知って家に取って返す妙子の胸中を、不吉な予感が覆い尽くしていた。