突き出された下腹の柔らかな頂点に、ひと握りの淡い翳りが顫えているのが哀れだった。
アパートに戻った清三はある企みを抱いて、持ちかけられた縁談を受諾するよう典子に求める。典子は激しく拒絶するものの、本気ともプレイともつかぬ清三の打擲に頬をしばかれて泣きながら屈服する。服を脱がされて全裸で柱に立ち縛りにされた典子は、まもなく清三のアパートに来る約束になっている女子高生の木村ひろ子に恥辱の姿を曝されると知って泣きわめく。バイブレーターで股間をいたぶられて秘肉を濡らしながら、清三の甘い囁きと愛撫に崩されていく二十一歳の娘。校長夫人の従妹でもあるひろ子は、勉強を教わるためにいつものように訪れた清三の部屋で、全裸を立ち縛りにされた女の姿を見て驚愕の悲鳴を噴く。清三はあらがうひろ子を押し伏せて後ろ手にくくり上げ、あぐら縛りにした体を典子の正面に据えて淫らな愛戯を見せつける。衣服を乱され下着まで露わにされた女子高生は、振動する淫具で責められて絶頂を極める典子の姿を眼の前に見せられながら、すでにオナニーを経験している稚い体を痙攣させて感応していた。抵抗の気力を失った美少女は全裸にされて布団に大の字に縛りつけられ、清三と典子の二人がかりで処女の身に淫らな愛撫をほどこされていく。典子の舌で肉芽をなぞり上げられ、総身を痙攣させて昇りつめる女子高生。典子はひろ子の処女を奪う剛直をしゃぶりながら、望まぬ結婚を強いられる悲しみを噛みしめていた。
【結婚式の日】慌ただしい披露宴のさなか、清三は花嫁となった典子と秘密めかした会話を交わして別れる。幸福に沸きたつ結婚式の場をよそに、清三の秘めた思惑が動き始めていた。