【結婚式の日】県教育委員長の娘を後妻にもらって異例の出世を遂げた校長の養女の結婚式が、県教育界の有力者を一同に集めて盛大に執り行われるなか、職員代表として招待された教務主任・浜本清三は場違いな雰囲気をものともせずに宴を満喫していた。若い後妻をもらいながら養女を迎えた校長がインポだという噂も、澄ましきった校長の養女の清楚な新婦姿も、彼らの秘密を深く握っている清三にとっては淫靡な空想の種でしかない。校長夫人の従妹の女子高生・木村ひろ子がトイレに立ったのを見計らって、清三はひろ子に話しかけ、弱みを握られている美少女を脅して男子トイレに連れ込む。稚げなドレスをまとった高校二年生の女子高生は個室に閉じ込められ、清三の怒張を咥えて奉仕するよう命じられる。盛装した美少女の淫靡な口淫に昂ぶった清三は俯伏せにさせたひろ子のドレスの裾をまくり上げ、パンティを引き下ろして剥き出しにした秘肉に怒張を突き立てる。後ろ手錠をかけられた美少女は、みじめなすすり泣きを押し殺しながら揺さぶられ続けるばかりだった。
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宴席に戻った清三とひろ子に、振袖姿の花嫁・典子は心得きったように思わせぶりな視線を向ける。清三のかつての教え子だった典子もまた、高校時代に清三と体の関係を持っていたのだ。居並ぶ有力者たちの間で等閑視されていることも気にせず、取り澄ました女たちの淫らな秘密を握っていることにひそかな優越感を覚えて満悦する清三の次なる欲望は、新婦の養母として客たちをもてなす若い校長夫人の美貌へと向けられていた。養女の典子、従妹のひろ子と同様、気品にあふれる校長夫人もまた、逃れることのできぬ致命的な弱みをすでに清三に握られていたのだ。
【2か月前】高校時代に英語を習いに来ていた典子を衝動的に犯してマゾに調教した清三は、その後も典子との関係を続けて、今から二か月前になるある晩、短大を卒業したばかりの典子を喫茶店に連れ込んでいた。周囲の注目を集める美しい娘は、清三から手渡されたバナナをトイレで体内に入れてくるよう命じられて羞じらいに身悶える。だがマゾ娘に対する淫らなプレイは、同じ喫茶店に現れた一組の男女に二人が気づいた時に戦慄に変わる。インポと噂される清三の学校の校長の若く美しい妻が、典子の伯父でもある市の教育委員長と連れだっていたのだ。校長が出張中という清三の情報と、伯母が夫の浮気を嘆いていたという典子の情報とから、清三は教育界の有力者たちを蝕む背徳的な情事を嗅ぎ当てる。情婦である女の家へ養女に出るよう伯父に勧められていたことを知って悔しさに身悶える典子をアパートの自室に一人で送り出した清三は、人目をはばかる校長夫人と教育委員長の後をつけて、二人がホテルにしけ込む決定的な瞬間を目撃する。
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アパートに戻った清三はある企みを抱いて、持ちかけられた縁談を受諾するよう典子に求める。典子は激しく拒絶するものの、本気ともプレイともつかぬ清三の打擲に頬をしばかれて泣きながら屈服する。服を脱がされて全裸で柱に立ち縛りにされた典子は、まもなく清三のアパートに来る約束になっている女子高生の木村ひろ子に恥辱の姿を曝されると知って泣きわめく。バイブレーターで股間をいたぶられて秘肉を濡らしながら、清三の甘い囁きと愛撫に崩されていく二十一歳の娘。校長夫人の従妹でもあるひろ子は、勉強を教わるためにいつものように訪れた清三の部屋で、全裸を立ち縛りにされた女の姿を見て驚愕の悲鳴を噴く。清三はあらがうひろ子を押し伏せて後ろ手にくくり上げ、あぐら縛りにした体を典子の正面に据えて淫らな愛戯を見せつける。衣服を乱され下着まで露わにされた女子高生は、振動する淫具で責められて絶頂を極める典子の姿を眼の前に見せられながら、すでにオナニーを経験している稚い体を痙攣させて感応していた。抵抗の気力を失った美少女は全裸にされて布団に大の字に縛りつけられ、清三と典子の二人がかりで処女の身に淫らな愛撫をほどこされていく。典子の舌で肉芽をなぞり上げられ、総身を痙攣させて昇りつめる女子高生。典子はひろ子の処女を奪う剛直をしゃぶりながら、望まぬ結婚を強いられる悲しみを噛みしめていた。
【結婚式の日】慌ただしい披露宴のさなか、清三は花嫁となった典子と秘密めかした会話を交わして別れる。幸福に沸きたつ結婚式の場をよそに、清三の秘めた思惑が動き始めていた。
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【ひと月後】新妻となって清三のもとを訪れてきた典子は、花嫁が処女でなかったことに夫が疑惑を抱いていることを報告する。清三への想いを訴える典子を荒々しく愛撫しながら、清三は典子を離婚させたうえで娶ることを約束し、そのために校長夫人である典子の義母・智香子を脅迫する計画にとりかかる。その後、清三に指示されるまま不倫のそぶりをあからさまにした典子は、その素行について夫から讒訴された智香子によって呼び出される。典子とともに家に乗り込んだ清三は、驚きと不審を隠せない智香子をふてぶてしく嘲笑う。典子の素行を問い詰めようとする智香子に、先んじて典子との長い肉体関係を明かした清三は、嫌悪と怒りにいきりたつ美しい校長夫人に、教育委員長との逢い引きの証拠を突きつける。致命的な弱点を握られて事態の隠蔽をはかる智香子の前で清三は本性を現し、典子とともに叫びたてる美夫人を押し伏せて裸に剥いていく。和服を乱され湯文字を取り去られて尻をさらけ出した智香子は、テーブルに俯伏せに押し伏せられ拡げた両脚を縛りつけられて秘奥を覗き込まれる。清三は羞恥に悩乱する美夫人の秘肉に淫薬を塗りこめ、熟れた女体を快楽に屈服させていく。典子が操るバイブの振動で焦らすように肉芽をいびられて肉の悦びに悶え狂った智香子は、肉欲の解放を求める淫らな哀訴を噴き上げつつ突きつけられた清三の怒張を口に咥え込む。淫具を埋め込まれて激しく絶頂を極めた智香子は抵抗の気力を失って、素っ裸を厳しく緊縛された体を夫婦の寝室へと曳かれていった。
有力者家庭の弱みを握った清三は翌年の四月に教頭となり、離婚させた典子を妻として娶った。
[ 8 〜 10 ]