本当に死んでしまうのではないかと、恐怖の悲鳴をあげながら、それでも突きあげてくるもののもたらす異常なまでの快感に泣きわめき、のたうち、果ては白眼を剥き、泡を吹いて、幾度か意識が遠のいた。
田渕茂六の長女で女子大生の綾子はディスコで出会った男に誘惑されてホテルに連れ込まれ、激しいセックスに幾度も絶頂を極める。陶酔したまま男の家へ連れ込まれた綾子は、警戒する間もなく地下に誘われ、真っ暗な地下室にぶちこまれる。男は、綾子を次の標的に定めた猛夫であった。
綾子はあぶら汗に肌をネットリ光らせて、息絶えたもののように首を垂れてゆっくり揺れている。
檻と拷問具を備えた地下室に全裸で吊られた弓子の姿を見出して、綾子は猛夫の意図を知る。さからう綾子は天井から宙吊りにされて全裸に剥かれ、千代子によって鞭打たれる。吊られたまま開脚立ちを強いられた綾子の下腹を千代子が剃毛し、剥き出しの股間が撮影される。薬剤とバイブの威力で快楽責めにされながら浣腸をほどこされた綾子は絶頂を極め、環視のなかでおまるに排泄させられる。精魂も尽き果てた綾子は後ろ手の海老縛りを仰向けにされ、アヌスを犯されて苦痛にのたうちまわる。
バイブレーターの低いうなりが濡れてくぐもったのち、むせび泣きは切なげなうめきをまじえて、屈辱と快感にのたうつ女体のさまを手に取るように伝えてくる。
綾子がさらわれてから十日後、田渕のもとに猛夫からテープが届いた。そのテープには、全裸後ろ手縛りに犬の首輪をはめられた綾子が千代子に鞭で責められ、猛夫に口で奉仕させられる様子が録音されていた。バイブによる責めで絶頂を極めた瞬間に顔射される綾子の悲鳴のあとで、猛夫の声は次の生贄を予告するのだった。
苛立った田渕は、地下調教室の檻に監禁していた京子を訪れる。二年間で完全な屈従を仕込まれた京子は厳しく縛められて口淫を強制されながら、猛夫の出獄のことを聞かされて哀しみの涙を流しつづける。
綾子は白眼を剥いて、汗まみれの体をヒクヒク痙攣させていた。
綾子と弓子の前で、檻から引きずり出された香織に対する凌辱が始まる。後ろ手縛りを天井から吊られた香織は、爪先立った裸身を鞭打たれ、脚を広げて竹竿に縛りつけられる。父の悪行を聞かされながらアヌスを責められ、官能の昂ぶりに崩壊してゆく香織。猛夫は罵声を吐く綾子を檻から引きずり出し、浣腸を施された香織の股の下に転がす。排泄物を浴びせられる恐怖で脅された綾子は猛夫の命ずるままバイブで香織を責めるが、香織は絶頂とともに綾子の顔面に排泄を遂げてしまう。魂までうつろになった香織は猛夫の怒張に口で奉仕させられ、ソファに俯伏せにされてアヌスを犯される。