性の悦びに飽満しきったとも子はベッドの中で竜也の裸身にからみついて戯れながら、親友の美少女・安西君子を竜也に引き合わせる提案を持ちかける。父を飛行機事故で失ったばかりの君子は、ほどなく母の愛人となって家に入りびたるようになった番匠義一の野卑な振る舞いに耐えきれず、好色な眼を向けてくる中年男の手を逃れるため、かねてからとも子の話に聞いていた竜也に処女を捧げることを決意したというのだ。
次の日曜日、とも子に連れられてセーラー服姿で現れた君子の美しさに竜也は満足し、長い髪のうぶな美少女に性の悦びを教え込む野心に昂ぶる。談笑のさなか、竜也はとも子を引き寄せて熱烈な口づけを交わし、男と女の性の実態を無垢な処女に見せつける。親友の淫らな愛戯に眼を瞠る君子は竜也に迫られ、おびえの悲鳴を放ちながら手首を後ろ手に縛られる。羞じらいと恐怖にわななきながら見学させられる君子の前で、竜也に命じられて丸裸になったとも子は、竜也の怒張を口に咥えてしゃぶりたて秘肉を濡らしていく。椅子にかけた竜也の腰にまたがってつながり合ったとも子は、淫靡な結合部を君子の眼に晒したままはばかりのないよがり声を噴き上げて腰を振りたてて絶頂を極める。生まれて初めて性交の実態を目の当たりにした君子は、処女の羞じらいを打ちのめされてがっくりとうなだれる。