地下室では招かれた三人の客が、それぞれ自分の情婦を曝し柱に全裸に縛りつけて竜也と彩子を待ち受けていた。不動産屋の桜井に囲われる三十七歳の亜矢子、ビール会社重役の水上に調教されているA学院の女子大生で二十歳のひろみ、中国人貿易商・陳啓徳の情婦の二十五歳のスチュワーデス・涼子は、曝し柱に全裸を後ろ手につながれて羞恥に身悶えながら、愛人の男の前で竜也の吟味を受けていく。抜けるような白い肌をなぶるように玩味された亜矢子は羞じらいに泣きむせび、若々しく肉の張った腰を鞭打たれ乳ぶさを弾ませて悶えるひろみは双の乳首を鞭で弾かれて激痛に泣きわめく。恐怖に慄えながらも瞋恚に瞳を燃やして竜也を罵倒した驕慢な涼子は、意味もなく腰を、腹を、乳ぶさを、太腿を、下腹を鞭打たれて苦痛に絶叫し、惨めな屈服の言葉を吐くのもむなしくさらに乳ぶさをしばき上げられて号泣する。容赦のない残酷さで観客たちに息を呑ませた竜也は、女たちと並べて立ち縛りにした彩子の下着を男たちに剥かせていく。ジャンケンで勝った桜井と陳が彩子のブラジャーとスキャンティを剥ぎ取り、かつての驕慢な女王の下腹の繊毛まで剃り取られた敗残の裸体を曝しあげる。竜也は四人の裸女を柱に抱きつくように縛り直して、さらけ出された四様の尻を観客に見せつける。羞恥にうごめく尻を鞭で厳しくしばき上げられた彩子は、惨めな哀願の悲鳴を噴き上げてのたうち、苦悶の嗚咽と絶えだえの哀訴を吐きながら、客の男たちへの口淫奉仕と剃毛の屈辱を承諾させられる。柱から解かれて眼隠しのまま跪かされた彩子の前に、再びジャンケンで決めた順番に男たちが並ぶと、竜也は彩子の口淫奉仕に合わせてそれぞれの男の情婦の尻を鞭打っていく。水上の眼の前で悲痛に泣き叫びながら尻を鞭打たれるひろみ、桜井の前で柔肉を打ちたたかれて股間を濡らし始める亜矢子。息も絶えだえになった彩子が陳の怒張を咥えるのに合わせて、竜也は恐怖に慄える涼子の尻を渾身の力でぶちのめす。絶叫とともにのたうち惨めな屈服の悲鳴を噴いて悶える涼子をなおも許さず、竜也はあぶら汗を噴いて光る日焼けした裸身に容赦ない鞭の連打を浴びせていく。涙を噴きこぼして呻き泣き、股間にまさぐり入れられた手で尻への打撃に合わせて肉芽を擦りたてられて淫らに崩れていく涼子の肉体。竜也は再び前向きに柱に縛った亜矢子とひろみの足元にクッションを置いて、後ろ手縛りの涼子を俯伏せに押し伏せる。尻を高々と掲げたまま環視のなかで背後から貫かれた涼子は、巨大な怒張が送り込むすさまじい刺戟に凄艶な歔き声を放って腰を振りたてる。欲情にぎらつく男たちと恐怖におののく女たちに見せつけるように、竜也は崩れきった涼子の肉を責めたてて、美人スチュワーデスを女の屈服の絶頂へと追い上げる。涼子が悶絶した体を曝し柱に戻されて汚れきった股間もあからさまに拘束されると、果てしない口淫でぐったりとなった彩子がマットレスに下肢を拡げて仰向けに縛りつけられ、三人の男の手で剃毛をほどこされていく。竜也に剃られてから程もないわずかな芽生えをよってたかっていじりまわされ丹念に剃りあげられた女王は、もはやすべての気力を喪失して弱々しくすすり泣きながら、自分を犯す順番がジャンケンで決められるのを待つばかりだった。一番手の陳が彩子にのしかかって犯し始めると、竜也は柱から解いたひろみを仰向けに転がして腰にクッションをあてがい、戦慄する女子大生の肉を貫きとおす。竜也の強烈な抽送にもてあそばれ淫らにわめき散らし始めたひろみの痴態に昂ぶった水上は、喘ぎ歔く彩子の口に怒張を咥えさせて陳とともに上下から責めたてる。秘肉を慄わせ、総身を痙攣させて昇りつめたひろみは、涼子と同じ恰好に曝し上げられる。彩子が二番手の桜井に犯されるのを見ながら、竜也は亜矢子を柱から解いてあぐらにまたがらせ、座位で貫く。羞じらいながらも巧みに揺さぶりあげられた亜矢子は、やがて熟れた肉体を官能に崩れさせて汗まみれにのたうち、淫らな歔き声を噴いて昇りつめた。竜也の剛直にあえなく屈服させられた三人の女がみじめな開脚立ち縛りを曝してうなだれている前で、彩子は三番手の水上に犯されて息も絶えだえにゆさぶられるばかりになっていた。緒方啓介を愛し、その婚約者を凌辱して貶めようと企んだ驕慢な女王は、恋の争いに敗れ、ライバルの美女が幸福な新婚旅行へと旅だっていったこの夜に、かつて女王として君臨していた自分の屋敷の地下室で、唐沢竜也に服従する娼婦奴隷として生まれ変わらされようとしていたのだ。美しい女たちの運命の転変に思いを馳せながら、竜也の怒張はこの荒淫のさなかになおも猛々しく力を漲らせているのだった。