久兵衛の求めに応じてその眼前でたびたび久を責めるようになった伸介が、美しい義母を乱れ姿に剥きあげながら欲望を解放できないもどかしさに不満をつのらせているのに対して、久は久兵衛の眼前で暴行に及ぶよう冗談めかしてそそのかす。「祠」のママ・みや子とも疎遠になって人恋しさにさいなまれていたある夜の帰り、何気なく久兵衛の屋敷に立ち寄った伸介は久が入浴中のところに行き当たってにわかに欲望をそそられる。鍵のかかっていない勝手口から屋敷に踏み込んだ伸介の姿に、不審な物音に裸のまま浴室から出てきた久は驚愕と恐怖の悲鳴をあげて座敷へ逃げ込む。久に追いすがった伸介は、不随の体を寝床に横たわらせた久兵衛の眼前で全裸に引き剥いた久を緊縛し、恨みと憤りの視線を投げる父に見せつけるように、白い裸体のいたるところを鞭で打ちたたいて屈服させる。泣きじゃくりながら服従の言葉を口にした久は引き起こされた体を伸介の股間に押しつけられて怒張をしゃぶらされ、強いられた昂ぶりに秘肉を濡らしていく。伸介のあぐらに前向きに抱きすくめられた久は淫らに濡れそぼつ秘裂を久兵衛の眼に曝されたうえ、俯伏せに押し伏せられて背後から貫かれる。こらえきれない喜悦の喘ぎを噴きあげてのたうった義母は絶頂とともに伸介の精を注ぎこまれて反り返る。伸介は、すべてを見せられながら無念の涙をこぼしている久兵衛の視線に耐えきれずに早々に立ち去った。