母娘そろって恥を曝した香代と弓子は、気まずい思いを抱えたままその後の日々を送っていた。夏休みに入ってからも補習や部活で外出の続く弓子を毎日のように送り出す香代は、重松と会うことのできない空虚に女の肉体をもてあまし、巨大な剛直による凌辱に焦がれるようになる。貞淑を突き崩されて浅ましい崩壊をさらした美しい人妻は、何事もなかったように振る舞う娘のしたたかさに舌を巻きつつ、休暇中の一時帰国を知らせる夫からの電話にも上の空だった。夫の帰国が近づいたある朝、いたたまれなくなった香代は弓子に書き置きを残して、住所を教えられていた重松に会うため単身飛行機で大阪へと向かった。
その日も、弓子は悟郎の車が学校へ迎えに来る午後三時を機に部活の練習を切り上げ、ワインレッドの部屋へと連れ込まれていた。名門S女学院のセーラー服を悟郎の前で脱がされ、汗を流すため裸体を浴室に追い込まれる弓子。続いて裸で浴室に入ってきた悟郎に荒々しく愛撫され、タイルの床に四つん這いで這わされて後ろから貫かれた弓子は、腰を振りたてながら喜悦の歔き声を噴きこぼす。四つん這いのまま部屋まで這わされ、後ろ手に縛り上げられた弓子は、ソファに俯伏せになって突き出した尻を鞭でしばかれて泣きわめく。後ろ手縛りのまま悟郎の股間に跪かされ、怒張を口に咥えてしゃぶりたてる高校生の美少女。命じられるまま悟郎の腰にまたがって深々とつながり合った弓子は、淫らな呻きを噴きながら腰をゆすりたてる。折しも悟郎がつけっ放しにしていた部屋のテレビでは、大阪行きの飛行機に事故があったことを告げ知らせる速報が、二人の注目を引くこともなく繰りかえされているのだった。