開脚椅子に固定されたまま竜也による責めのおそろしさを予感して慄え上がる槙子が拷問室の壁面に正対させられると、大鏡に擬せられたマジックミラーが作動させられ、男根柱の立つ紫色の豪奢な部屋が映し出される。音もなく映し出された隣室の光景に槙子と丈士が息をつめて見守るなか、ほどもなく巨漢の黒人が白衣の女医を伴って部屋に現れる。ベッドの傍らに突き飛ばされて跪いた美貌の女医は、見られているとも知らぬげに黒人青年の腰に顔を寄せ、ジーンズから引っ張り出した怒張に口で愛撫し始める。引っ詰めに留めた髪をほぐされ、口を使いながら命じられるまま白衣を脱いで乱れ姿を曝していく女医の淫靡な姿に、見つめる槙子もまた股間を濡らし始める。下着まですべて脱ぎ去って、剃毛された股間をあらわに曝したまま淫らな奉仕に没頭した女医は、ストッキングとハイヒールだけの裸身を立たされて男根柱を抱かされ、吊り上げられた両手首を鉄環につながれて爪先立つ。突き出した尻を鞭打たれて腰を振りながら泣きわめく女医の姿を見せつけられながら、槙子は竜也の持ちだしたバイブレーターの振動を剥き出しの裸体に這いまわらされ、焦らすようないたぶりに涙と淫液を噴いてのたうちつつ、肉芽を小突かれて昇りつめる。男根柱にしがみつくように両足首も固定された女医が突き出した尻のあわいを背後から黒人青年になぶられるのと同時に、槙子は振動を止めたバイブレーターを秘肉に埋め込まれていく。背後から黒人に犯されて全身で苦悶する女医に呼応するように、巨大な淫具で濡れそぼつ秘肉を押し割られていく女教師も生汗を噴いてのたうつ。焦らしたてられて屈服の言葉を口にした槙子は、バイブレーターを子宮口にまで突き通されて痙攣しつつ気をやって失神する。隣室で繰り返し絶頂を極めさせられる女医の姿に見入っていた丈士は、悶絶した槙子の痴態を見せつけられて復讐の欲望を煽られる。丈士の剛直で頬をしばかれて目覚めた槙子は、そそり立つ怒張を無理やり口に押し込まれて屈辱の呻きを噴きこぼしながら、屈服の奉仕に励む。口内を荒らされながら秘肉に埋まったバイブレーターを竜也に抽送され、汚辱と苦悶にのたうちつつ昂ぶっていくマゾの女体は、喉の奥に激しく注ぎ込まれる冷酷な婚約者の精を朦朧となって呑み下した。