夏休みも終わろうとするある日の昼下がり、文化祭の準備で登校していた佐原めぐみは校内放送で呼び出されるる。派手な服装をした見知らぬ女が玄関でめぐみを迎え、自分の娘と雄一との因縁をほのめかせて同行を求める。またも兄が不祥事を起こしたことを察して心を痛めながら女の車に乗せられためぐみは、連れ込まれたマンションの神秘的な雰囲気の一室が父・周造の隠し部屋と聞かされて驚愕するのも束の間、当て身を入れられて気を失う。女は女装していた竜也であった。竜也は高校一年の美少女に猿轡を噛ませてソファの後ろに隠れ、槙子が指示された計画通り雄一に連れ込まれて来るのを待ち受ける。雄一が槙子の服を脱がせている途中で目覚めさせられためぐみは、竜也の腕の中で恐怖と驚愕にもがきたてながら兄の破廉恥なプレイを見せつけられる。兄によって服を引き剥がれ後ろ手に縛られて天井から吊られた生贄の女が敬愛する円地槙子先生と知っためぐみは衝撃に打ちのめされる。兄と女教師が繰り広げる尻打ち、口淫、肛姦をあからさまに見せつけられた美少女は、二時間後、阿房宮から連れ出されたときには竜也の為すがままの情態となっていた。ビューティ・クリニックの地下室に連れ込まれためぐみは立ち並ぶ淫らな責め具に怯えをつのらせ、女の計り知れぬ意図と悪意に抗議の叫びをあげる。兄の乱行への報復の生贄にされると知り、女と思っていたのが女装した男だとわかったとき、繊細可憐な女子高生は嫌悪の悲鳴を噴いて崩れ落ちる。