郁子と恵美、そして京子を加えた乱淫の遊戯は、一年後、恵美が卒業すると同時に京子が転校してしまったことで終わりを告げた。長い追想から覚め、歳月を隔てた同窓会の席に意識を戻した吉本は、齢を重ねた自分の現状を顧みながら往時を懐かしむ。吉本にふと声をかけてきた美貌の若妻は、今や商社マンの妻となった京子であった。かつての美少女の艶やかに成熟した姿に賛嘆する吉本に対し、京子はひそかにホテルでの逢い引きの誘いをかける。
同窓会の後、指定されたホテルの部屋で待つ吉本のもとに京子が現れる。妻子持ちの身も忘れ、かつての教え娘だった若妻との不倫に胸を昂ぶらせる吉本の前で、京子は自ら和服を脱いでいくのだった。