テル子を吊り下げたまま部屋に残した狂介は、呼ばれていたボス・根来隆造(ねごろりゅうぞう)のもとへと赴く。情交のある眼鏡の美人秘書をからかいつつオフィスへ通された狂介に、ボスはプレジャー・レディの候補となった女の写真を見せる。楚々とした風情の令嬢風のその娘は、自由を奪われ客のあらゆる要求に応えなければならぬ「裏」のプレジャー・レディを志願してきたのだ。調教士である狂介の検分を受けるために娘がオフィスに呼ばれる。大学を中退して身を売ることを決意したはたちの女子大生・瀬川のぶ子は、狂介の不躾な質問を浴びせられながら服を脱ぐことを命じられ、男たちの前で清楚なドレスを脱いでゆく。羞じらいつつ全裸を曝した女子大生は性の経験も浅い裸身をくまなく検査され、さらに立ち入ったテストを施されるべく、手錠をかけられて連れ出されるのだった。