東京湾上の自由貿易都市として栄える人工島「ニュー・トーキョー」に建つ三十階建ての「プレジャー・ランド」は、上流の美しい女たちを集めて肉体の魅力で男たちを歓待するための高級志向レジャーセンターであった。プレジャー・レディと呼ばれる女たちを娼婦へと鍛え上げ管理するため「調教士」として雇われている「狂」こと大文字狂介は、個室マッサージのプレジャー・レディであるテル子の部屋を訪れる。一流大学出身で女たちのなかでも上位にランクされているテル子は、畏怖と情愛をあらわにしながら命じられるままに狂介の服を脱がせ、入浴する狂介にかしずいて巨大な男性器に全裸で奉仕する。しかし真珠を埋め込んだ逞しい肉塊はテル子の巧みなマッサージによっても動ぜず、女たちをよがり狂わせる調教士の肉体の面目を傲然と保っていた。ひとりむなしく昂ぶるテル子は革手錠を嵌められた両手を天井から爪先立ちに吊られ、伸びきった無防備な体をいたぶられて悲鳴を絞る。ゴムチューブで乳ぶさを巻き締められたテル子は張りつめた乳ぶさと尻をラケット状の鞭でしばき上げられて悲鳴を放ちつつさらに昂ぶる。吊りを降ろされたテル子はベッドに仰向けになった狂介の腰にまたがって、みずから屹立に貫かれていく。プレジャー・レディとしての抑制も解き放ち、狂介の剛直が送り込む凄まじい快楽にのたうちながらひとり腰をまわして舞い躍ったテル子は、秘肉を収縮させてたちまち絶頂を極める。再び乳ぶさを鞭打たれながらなおも腰を回して、生々しい呻きとともにたて続けに昇りつめるテル子。フラフラになったテル子は仰向けに転がされてさらに犯され、息も絶えだえによがり歔き悶え狂いながら錯乱して昇りつめ、ついに狂介の精を受けることのないまま淫らな汗にまみれて失神した。
[ 1-1 〜 1-4 ]
テル子を吊り下げたまま部屋に残した狂介は、呼ばれていたボス・根来隆造(ねごろりゅうぞう)のもとへと赴く。情交のある眼鏡の美人秘書をからかいつつオフィスへ通された狂介に、ボスはプレジャー・レディの候補となった女の写真を見せる。楚々とした風情の令嬢風のその娘は、自由を奪われ客のあらゆる要求に応えなければならぬ「裏」のプレジャー・レディを志願してきたのだ。調教士である狂介の検分を受けるために娘がオフィスに呼ばれる。大学を中退して身を売ることを決意したはたちの女子大生・瀬川のぶ子は、狂介の不躾な質問を浴びせられながら服を脱ぐことを命じられ、男たちの前で清楚なドレスを脱いでゆく。羞じらいつつ全裸を曝した女子大生は性の経験も浅い裸身をくまなく検査され、さらに立ち入ったテストを施されるべく、手錠をかけられて連れ出されるのだった。
[ 1-5 〜 1-7 ]
前手錠の全裸を腰縄に繋がれて屈辱に抗議の声をあげるのぶ子を嘲笑いつつ、狂介は目隠しをしたのぶ子を裸のまま室外へと曳き出す。通りがかりの者たちの好奇の視線に全裸を曝しながら地下二階の調教室に連れ込まれたのぶ子は、両手を天井から吊られて目隠しをはずされ、眼の前の鏡に映るおのが裸形に羞じらいの悲鳴を噴き上げる。水泳で鍛えた若々しい肉体を爪先立ちに伸びきって曝し尽くした女子大生は、男を楽しませるためだけの存在へと堕ちる丸裸の女体を仔細に吟味されていく。狂介の手で尻をしばかれ乳ぶさを揉みなぶられつつ、二度と恋人に抱かれることもない悲運の境遇を健気に耐える二十歳の娘は、股を開かされ恥毛の奥をまさぐられてすすり泣く。吊りを降ろされてベッドに仰向けに転がされたのぶ子は、両手を拡げて拘束され、足枷の鎖を左右別々に吊り上げられた大股開きの肢体を天井の鏡に見せつけられて羞恥に呻く。ういういしい秘肉をいたぶりアヌスをいじくられて、羞じらいの叫びを噴きつつ股間を濡らしたのぶ子は、狂介の長大な怒張を見せつけられて恐怖に息を呑む。哀訴するのぶ子の秘裂に怒張を当てがった狂介は、怯えにひきつる女子大生の秘腔を肉の凶器で深々と割り裂き貫き通していく。拡張の苦痛に苦鳴を噴きながら子宮まで埋め尽くされ、汗まみれになって喘ぎ悶える女子大生は、抽送される狂介の怒張に仕込まれた真珠の粒に膣の内壁を擦りあげられる異様な刺戟に錯乱の声を放ってのたうちまわる。狂介の抽送に思うように操られてはばかりもなくよがり歔きを迸らせた令嬢は、為すすべもなく淫らな呻きを噴き、若い牝肉を痙攣させてあえなく絶頂を極める。白眼を剥いて悶絶したのぶ子は拘束を解かれ、征服者の肉塊にかしずいて指と舌で屈服の奉仕を捧げる。娼婦の境遇へと堕ちてゆく若い令嬢の運命に感傷をそそられつつ、狂介はのぶ子を縄で後ろ手に縛り上げ、柱に立ち縛りにして曝したうえで放置する。先だって「裏」のプレジャー・レディとなった女・文乃の不始末を報告された狂介には、調教士として、不服従の罰を反抗的な女にたたき込む仕事があったのだ。
[ 2-1 〜 2-5 ]
客に対して不始末をしでかした文乃は、湯文字一枚の裸を床柱の根元に後ろ手に縛りつけられてうなだれていた。かつては社長夫人だった身を夫の破産によって「裏」のプレジャー・レディに堕とされた三十五歳の人妻は、自分に横恋慕してこの転落を仕組んだ卑劣な債権者の男に買われ口淫を要求される屈辱に耐えきれずに反抗を示したのだった。狂介は文乃を罰するため、後ろ手に縛りあげた文乃を地下の調教室に連れ込んでのぶ子の正面に吊り下げる。互いの裸身から眼を逸らしつつ羞じらう人妻と女子大生の、女体の相違をじっくりと玩味する狂介。狂介に乳ぶさを揉みなぶられ唇を甘く吸いたてられた文乃は懲罰への服従の意を示し、両脚を引きはだけられて床に固定される。強靱な籐の鞭で尻をしばかれた文乃は激痛に悲鳴を噴き上げ尻を鮮血にまみれさせながら、鞭打ちで昂ぶるマゾの快楽を目覚めさせられて股間を濡らしていく。懲罰の厳しさに声もないのぶ子の怯えぶりを嗤い、すくみ上がる女体に鞭の苦痛を味わわせながら、狂介は文乃をなおも鞭打つ。乳ぶさを打たれた文乃は凄まじい激痛に哀訴の叫びをほとばしらせるのもむなしく、苦悶に疼く繊細な乳肌から腹へ、下腹へ、股間のあわいへと次々に鞭をたたき込まれていく。鞭打ちで絶頂を極めて汗まみれになって伸びきった文乃は、吊りを解かれて狂介の足元に正座させられ、謝罪と服従の言葉とともに狂介の怒張をしゃぶらされる。プレジャー・ランドの女たちに「真珠郎」と呼ばれて畏怖されている狂介の巨大な肉塊を、息を呑むのぶ子の眼前で浅ましくしゃぶりながら昂ぶっていく文乃。ベッドに仰向けになった狂介にまたがらされた文乃は、屹立する剛直の上にみずから腰を落として貫かれていく。腰を振りたて淫声を放って昇りつめた文乃は、なおも秘肉で真珠郎を食い締めたまま総身を痙攣させ、再び激しい絶頂を極めて悶絶した。
[ 2-6 〜 3-3 ]
のぶ子を帰した後、狂介は全裸の文乃を後ろ手縛りのまま、「裏」の女たちの談話室へ連れ込んで、X字架に三時間に及ぶ曝し磔の懲罰を与える。反抗を示した女たちは美しい裸体を同性の眼に屈辱的な見世物に耐えなければならないのだ。折しも同僚の調教士「トド」が懲罰のために連れ込んだ若い女と並んでX字架にかけられた文乃は、観念しきってがっくりとうなだれたまま、熟れた白い女体を曝していた。狂介はプレジャー・ランド二階のレストランで食事をしながら、眼下のプールで見事な肉体を誇示する水着姿の若い女たちを眺めて感傷にふける。女の裸を見飽きた調教士にとって、ウエイトレスの美少女の初々しさがわずかな気晴らしであった。
後日、狂介は文乃が不始末をしでかした客のもとへ文乃を引き出し、詫びとともに改心した文乃を差し出す。文乃を汚辱の境遇へ堕とした張本人の島田は、文乃を裸にさせようやく醜悪な怒張をしゃぶらせて満足する。憎い男の剛直に口で奉仕しながら狂介の手で後ろ手に縛り上げられ、屈辱に灼かれつつ昂ぶっていく文乃。布団に移され開脚縛りにされた文乃の上に島田がのしかかり、悲痛な悲鳴を絞る美女をふかぶかと貫いていった。
[ 3-4 〜 3-6 ]
「裏」の女として二年間の契約を結んだ瀬川のぶ子への調教が始まる。狂介の前に曳き出された清楚な女子大生は悲愴な覚悟に身を委ねて、この後二年間身につけることのない衣服を命じられるまま脱ぎ去る。二十歳の裸体に首輪を嵌められ、四つん這いに這わされて開脚椅子へ追い上げられたのぶ子は、椅子の枷に拘束された四肢を浅ましいM字開脚に開かされて屈辱に悶える。股間の剃毛を宣告されたのぶ子は惨めさに泣きじゃくりながら、女の成熟のあかしを刈り取られ、商売道具となる女性器を剥き出しにされていく。髪を掴んでおのが淫らな肉腔を見せつけられ、羞ずかしさに意識まで朦朧となった女子大生は、襞肉のあわいに淫具を埋め込まれて呻き泣きつつ昂ぶらされる。淫具を抽送されながら肉芽を擦りたてられた若い女体は、衝き上がる快感をこらえきれず淫液を吐いてあっけなく絶頂を極める。濡れそぼつ股間から淫具を引き抜いた狂介は、閉じきらぬ秘口に巨大な剛直「真珠郎」を押し込み、官能に灼けただれた女子大生の肉を子宮まで串刺しにする。逞しい抽送にゆさぶられたのぶ子は淫らな呻きを噴き上げて汗まみれにのたうち、絶頂を禁ずる狂介の命令に従うべくもなく、秘肉を痙攣させて激しく昇りつめる。肉欲に屈服した女子大生は、おのが肉体の痴態を見せつけられて羞恥に泣きじゃくりながら狂介の怒張をしゃぶりたてる。開脚椅子から降ろされたのぶ子は両手に嵌められた枷を天井から吊られ、爪先立って伸びきったまま曝した尻に、絶頂を極めたことへの懲罰として房鞭「猫八」をたたき込まれる。激痛に悲鳴を噴いて裸身を反り返らせつつ、尻から背中を続けざまに鞭打たれて総身を痙攣させて苦悶する女子大生。背面を鞭痕で覆い尽くされた女体の正面にまわった狂介は、悲痛な哀訴を絞るのぶ子を無視して剥き出しの乳ぶさと下腹に鞭をたたき込む。断末魔の絶叫とともに泡を噴いて悶絶したのぶ子の、ガックリとぶら下がったボロボロの裸体に、皮鞭「長吉」によるさらに過酷な鞭打ちが加えられる。尻を背中を厳しくしばき上げられ、すさまじい激痛に失神から醒まされて哀訴に泣き叫ぶ令嬢は、波打つ腹を打ちたたかれて再び失神して伸びきる。吊りから降ろされたのぶ子は後ろ手に厳しく緊縛されて柱に繋がれ、平手打ちで目覚めさせられた顔に狂介の怒張を押しつけられる。命じられるまま従順に怒張をしゃぶりたてるのぶ子は、すでに令嬢女子大生から娼婦への道を堕ち始めていた。風呂を使わされた後、床に置かれたトレイの前に跪いて食事を済ませた全裸の女子大生は、首輪をベッドにつながれて、性の奴隷となった最初の夜を迎える。
[ 4-1 〜 4-5 ]
狂介の腕に抱かれて夜を明かしたのぶ子は翌朝、疲れ切って眠りこける体を剛直で貫かれて喜悦の呻きとともに目覚めさせられる。長大な怒張の抽送にたちまち若い女体を炙りたてられたのぶ子は、みずから腰を振りたてつつ激しく絶頂をきわめる。狂介はのぶ子を全裸のまま床に引きずり降ろして四つん這いにさせ、鞭痕の残る尻に鞭をたたき込む。後ろ手枷と首輪を嵌められたのぶ子は調教室の隅にあるトイレに追い込まれて便座にまたがらされて繋がれ、透明な円筒状の壁面を通して狂介に見られながら排泄を強いられる。無毛の股間から小便を噴出させて羞じらいに喘ぐ女子大生は、縛めを解かれて、朝食前の日課として全裸のまま調教室の調度を掃除させられる。のぶ子を残してレストランに赴いた狂介は、先日のウエイトレスの美少女から深刻げな相談を持ちかけられ、甲田君子と名乗るその少女との逢い引きを約束する。食後、マリーナへ降りた狂介は防波堤に坐って人工的に整備された東京の水辺を眺めやりながら、能登半島のはずれにある故郷の、白砂青松と謳われる美しい自然を想い浮かべていた。
[ 4-6 〜 5-1 ]
地下の調教室では、掃除を入念に終えたのぶ子が正座して狂介を待っていた。だが、狂介はのぶ子の仕事の粗を探しまわってわずかな手落ちをあげつらい、懲罰と称して前手枷にしたのぶ子の裸体を天井から吊り下げる。褒め言葉への期待を裏切られて美貌をみじめに歪めるのぶ子は、爪先が床を離れるまで吊り上げられ、往復ビンタをたたき込まれて屈辱に呻き泣く。涙を噴きこぼしつつ惨めな服従の言葉を口にさせられ、ガックリと宙吊りにぶら下がって苦悶にひくつく令嬢の裸体を、狂介は鞭でなぶるように小突きまわす。怯えにわななく吊られた裸身を鏡に向き合わされた女子大生は、「長吉」の鋭い打撃を尻にたたき込まれて激痛に総身を顫わせつつ宙に跳ね躍る。たて続けに尻を打たれ絶叫を噴いて悶えのたうつ汗まみれの白い女体は、さらに乳ぶさを打たれ下腹をしばき上げられて号泣しながら宙に揺れる。仮借ない鞭打ちに総身を灼かれ尽くした令嬢はアヌスと乳ぶさに淫薬を塗りたくられアヌス栓を嵌められると、湧き上がる苛烈な掻痒感に炙られて宙吊りのまま裸身を惨めにうねり舞わせる。「猫八」で尻と乳ぶさを交互に打ちたたかれるのぶ子は、もはや快楽と区別のつかなくなった苦痛に総身を躍らせ、アヌス栓を食い締め乳首を尖らせながら、呻き泣きとともに汗まみれの肉を痙攣させる。苦痛のなかに快楽を目覚めさせられた令嬢は、アヌス栓の代わりにアヌス用のバイブレーターを埋め込まれて抽送されながら肉芽を擦りたてられて、喜悦に錯乱した歔き声を噴きこぼし、振動を入れられたバイブレーターを繰り返し抽送されると淫らな絶叫を放って悦びをきわめた。吊りから降ろされたのぶ子はくたくたになった体を後ろ手に縛り上げられて狂介の股間に跪かされ、命じられるまま長大な怒張をしゃぶって口淫の技巧を教え込まれていく。宙吊りで鞭打たれたあげく尻で気をやらされるという、一片の甘えも許されぬ過酷な調教を初日から課された新入りの娼婦女子大生は、早くもマゾの本性を目覚めさせられていくのだった。
[ 5-2 〜 5-4 ]
長時間にわたる口淫奉仕でくたびれ切ったのぶ子には、さらに女の秘肉で男を喜ばすためのセックス調教が待っていた。ベッドに仰向けに横たわった狂介の腰にまたがり、男の欲情を焦らしたてるようにゆっくりと怒張を女性器に咥えさせられていくのぶ子。だが、真珠郎に秘肉を貫かれたのぶ子は膣壁を擦りあげる凄絶な刺戟に耐えかねてみずから腰を振りたて、狂介の咎めもきかずに激しく絶頂を極める。立て続けに味わわされる快楽のきわまりに息も絶えだえに喘ぎ歔くのぶ子は、ベッドから引きずり降ろされて低いレザー張りの台に後ろ手縛りのまま俯伏せに縛られ、爛れきって充血する秘肉を後ろから貫かれる。怒張を途中まで咥えこまされたのぶ子は、良家の令嬢のたしなみも忘れてよがり歔き腰を振りたてて、淫らな哀願の言葉を吐きつつ子宮を突き上げられてたちまち絶頂を極める。快楽に痙攣して悶絶する若々しい女体を狂介は抜かずにさらに責め抜き、錯乱してのたうちまわる二十歳の女子大生を再び昇りつめさせる。失神したのぶ子は尻に鞭をたたき込まれて目覚めさせられ、涙と汗とよだれにまみれつつ狂介の怒張をしゃぶらされる。再び背後から貫かれたのぶ子は尻を「猫八」でしばかれながら爛れきった女体に怒張を抽送され、絶頂の寸前の喜悦の高みを果てもなくさまよわされ焦らされ続ける。狂ったようによがり歔いて許しを求める若い女の肉を思うままに責めたてた狂介は、女子大生のわななく尻の穴を指で抉りたてながら、もはや幾度目とも知れぬ凄絶な絶頂へとのぶ子を追い上げ、痙攣する白い美肉の奥に灼熱の精をたたき込んで失神させる。
[ 5-5 〜 5-7 ]
その日の午後三時、曝し柱を抱くように両腕と両脚をつながれたのぶ子は、アヌスに埋め込まれたバイブレーターが送り込む振動に延々と責められ続けて、何度となく気をやらされて朦朧となった虚ろな瞳を宙に放っていた。感受性の豊かな女体を快楽の虜にされた女子大生の尻に鞭をたたき込んでさらに責めあげていく狂介のもとに、昨日のウエイトレスの美少女から相談を持ちかける電話が入る。狂介は曝しものにされた全裸ののぶ子もそのままに、レストランのお仕着せに身を包んだ少女ウエイトレス甲田君子を、友人の別の美少女ウエイトレスとともに調教室へと招き入れた。のぶ子の裸体に直面させられた少女たちは、噂に聞く調教士の仕事ぶりを目の当たりにして衝撃と羞恥に息を呑んで身を寄せ合う。狂介は少女たちに見せつけるようにのぶ子の体を責めたてる淫具を見せつけ、引き寄せた君子に濡れそぼつのぶ子の股間をまさぐらせて女の肉の痴態を暴露しながら、汗まみれの女子大生の尻に鞭をたたき込む。バイブの振動を抽送されつつ尻を打ちたたかれて、淫らに痙攣しながら絶頂を極めさせられるのぶ子。狂介は縛めを解いたのぶ子に休憩を与えたうえ、少女たちを奥の部屋に連れ込んで相談を聞き出す。君子が連れてきた美少女・高松早苗は、プレジャー・ランドの「裏」の女に身を堕とした母親の文乃こと高松明子との対面を、プレジャー・ランドの規則に反して狂介に懇願するのだった。文乃の娘にふさわしい早苗の可憐な美貌に欲情をそそられた狂介は、願いをかなえられることをほのめかして早苗を罠に引きずりこむ。母との対面の代償に狂介に体を与えることを観念した早苗は、取引の手付けと称して君子の眼の前で狂介に抱き寄せられなぶりまわされる。スカートをめくり上げられた処女は、パンティの中に手を差し込まれて怯えにすくみ上がる下腹の繊毛をまさぐられつつ喘ぎ悶えるのだった。
[ 6-1 〜 6-4 ]
数日後、レストラン「美少女」を訪れた狂介は君子を通じて早苗を呼び出し、文乃が早苗に会うことを拒んだことを告げる。文乃が客を取らされているところを密かに見せるという狂介の申し出を、切羽詰まった早苗は罠とも知らずに受け入れる。そのころ調教室では、開脚椅子に拘束されたのぶ子がはだけた股間に膣圧計を嵌められて放置されていた。締め付けの強さに応じて卑猥な音をたてる膣圧計でひとり秘腔を鍛えさせられていたのぶ子は、狂介の命令に応じて放屁にも似た淫らな音を股間に鳴らしながら、狂介の怒張をしゃぶらされる。
後日、文乃が島田を相手にさせられている機会をとらえて狂介は早苗を覗き部屋に連れ込む。マジックスクリーンの向こうに広がる和室で、湯文字一枚に剥かれ後ろ手に縛られた母が跪いて島田の怒張をしゃぶらされている光景に息を呑む早苗。衝撃と羞じらいに打ちのめされた美少女に無理やり母の痴態を見せつけながら、狂介は慄える早苗の稚い女体をなぶりまわす。俯伏せになって尻をもたげ、湯文字を剥がれて尻を剥き出しにした文乃を、島田が後ろから貫いていく。憎い男にゆさぶられながらこらえ切れぬよがり歔きを噴き上げてみじめな絶頂へ突き上げられる母の姿を、早苗もまた昂ぶりながら見せつけられていた。
[ 6-5 〜 6-7 ]
ショックに呆然となった早苗は地下のプライベート・ルームに連れ込まれ、狂介に思うままになぶられながら、自己破壊の衝動に憑かれたように狂介の玩弄を求める。狂介はベッドに放り出した早苗の体から服をむしり取り、羞恥と恐怖に暴れる美少女の裸の上半身に母がされていたのと同じよう縄を掛けていく。乳ぶさを絞り上げられ首縄をかけられてみじめさに喘ぐ早苗は、もがき抜く不自由な体からパンティまで剥ぎ取られ、可憐な繊毛をたたえた下腹を生まれて初めて男のいたぶりに委ねる。稚い裸体を痙攣させて恐怖に泣きじゃくる美少女は、脚を大きく拡げた恰好でベッドに仰向けに固定され、羞ずかしさに泣き叫びながら腰枕を当てられて剥き出しの股間を曝しあげられる。内股を痙らせ白い腹を波打たせて羞恥に悶える早苗は、秘肉をくつろげられ処女膜や肉芽を小突きあげられて錯乱の悲鳴を噴く。狂介の舌で秘裂をなぞりあげられ、すでにオナニーを知っている女体を巧みな技巧で責められ焦らしたてられた早苗は、快楽にまみれる肉を顫わせ淫らな呻きを放ちつつ腰を振って昇りつめる。ぐったりとなった早苗は自分の処女を奪うことになる狂介の怒張を口に咥えさせられ、巨大な肉塊にみじめな口淫奉仕を強いられる。狂介は朦朧となった美少女の下肢のいましめを解いて、恐怖に慄える美少女の股間に剛直を捻じり込んでいく。処女膜を破られる激痛に悲痛な絶叫を噴き上げ、股間を鮮血に染めながら一寸刻みに串刺しにされていく美少女は、苦悶にのたうつ処女肉を痙攣させつつ子宮まで突き上げられて悶絶する。生汗にまみれて苦悶する白い肉体を苛むように狂介が怒張を抜き差しすると、早苗は凄絶な苦鳴を噴いて身悶え、泣き叫び、血まみれの秘口をわななかせてもがきまわる。快楽とはほど遠い苦悶のなかに処女を蹂躙され尽くした美少女は、あぶら汗にまみれた白い肉の奥に灼熱を注ぎ込まれて再び悶絶する。
[ 7-1 〜 7-5 ]
狂介は失神した早苗をバスルームに連れ込み、手枷を嵌めた両手を天井から吊り下げる。調教室の檻から曳き出してきたのぶ子に血まみれの怒張を清めさせながら、狂介は股間を血に染めて素っ裸で吊られた美少女のみじめな肢体を眺めやる。早苗はのぶ子に片脚をかつぎ上げられて汚れた股間を洗い清められ、破瓜の痕を狂介の指でまさぐられて泣き声を絞る。吊りから降ろされて後ろ手枷にされた早苗は、背後から乳ぶさをのぶ子に愛撫されつつ狂介の股間に跪いて怒張をしゃぶらされる。狂介とのぶ子は、泣いていやがる早苗を二人がかりで調教室へ連れ込んでベッドに追い上げる。仰向けになった狂介の上にまたがらされた早苗は、のぶ子に乳ぶさを愛玩されながら、屹立する怒張の上に腰を落とさせられていく。処女を喪ったばかりの女体を再び奥まで串刺しにされた美少女は、あぶら汗を噴きながら苦痛の呻きを洩らすばかりだった。
[ 7-6 〜 7-7 ]
プレジャー・ランドの定休日に上野でくつろいだ一日を過ごした狂介は、その夜、素人女を求めて赴いた赤坂のバーで、引き締まった肉体を颯爽とした衣裳に包んだOLふうの美女に眼をつける。誘いをかけた狂介はその女・美香が用意していたホテルの一室に招き入れられる。だが、情事に先立ってシャワーを使った狂介が浴室から出ると、美人局だった美香が恋人の男を引き入れていた。稚拙な虚勢を張って凄む男を嘲笑った狂介は難なく男を返り討ちにして椅子に縛りつける。狂介は予想外の展開に狼狽する美香に掴みかかって暴れまくる美女の体から下着をむしり取り、縄で後ろ手に縛り上げる。恋人が眼の前でベッドに引きずり上げられてなぶりものにされる光景に逆上した男は、美香が冷感症であることを暴きたてる。だが狂介の豊かな調教経験は、冷感症の装いの陰に隠された美香の本当の性癖を鋭く見抜いていた。パンティを剥がれた全裸をあぐら縛りにされ、クリトリスと乳首をひねり上げられる苦痛に悶えまわった美香は、股間をしとどに濡らして、痛みに感応するマゾ女の本性を暴きたてられる。驚愕の真相に愕然として息を呑む男の前で、狂介は催淫クリームを塗りたくった美香の体を仰向けに転がし、怯える美香の乳ぶさと腹と太股に鞭をたたき込む。淫液を垂れ流して生まれて初めての絶頂を極めた美香は、心まで狂介に屈服しきっていた。恋人の制止を無視して、狂介の怒張を口に咥えしゃぶる美香は、汗にぬめる女体を鞭で打ちたたかれてのたうちまわる。俯伏せに押し伏せられ、かかげた尻を鞭打たれて悶えまくる美香は、後ろから長大な怒張を埋め込まれただけで昇りつめる。女の悦びを知った肉を逞しい抽送で責めたてられた美香は淫らな呻きを噴き上げながら、腰を振りたてて再び激しい絶頂を極めた。
[ 8-1 〜 8-6 ]
打ちひしがれた男を帰らせた狂介は美香と二人で打ち解けた食事をとる。狂介の力に完全に籠絡された美香は「裏」のプレジャー・レディになることさえ望んで、狂介に甘えかかるのだった。調教室に戻った狂介は、迎えたのぶ子から、早苗と君子の訪問があったことを聞かされる。翌日、電話をかけてきた早苗は、その夜君子とともに狂介の部屋を訪れることをせがむ。早苗に処女喪失の先を越された君子のやっかみが思いついたその遊びに苦笑しつつ、狂介はのぶ子の調教に精を出す。前後二本の淫具のついた革褌をのぶ子に着けさせた狂介は、ハードな柔軟体操でのぶ子に汗を絞らせたうえ、コンベア式の歩行機に乗せて淫らな運動を強いる。淫具に肉を責めたてられて呻吟するのぶ子を放置して、「裏」の女たちの成績を吟味する狂介。優秀な調教士である狂介の周囲には、本人の思いとはかかわりもなく、美しい女たちの運命がいくつも絡みついていくのだった。
[ 8-7 〜 9-1 ]
その夜、君子と連れだって狂介の部屋にやって来た早苗は、部屋に入るやいなや抱きすくめられ唇を奪われる。君子に見せつけるように荒々しく早苗を愛撫しながら、狂介は美少女の稚い肉体から衣服を脱がせていく。息を呑んで見つめる君子の前で、全裸に剥かれた早苗は後ろ手に縛り上げられたうえ、狂介が剥き出しにした怒張を口に咥えてしゃぶりたてる。親友の痴態に怯え狼狽した君子は、狂介に詰め寄られると初心な覚悟も消し飛んで、観念しきれず暴れまくる。嫌悪に叫びたてる活発な美少女の不服従を懲らしめるため、狂介は君子の両手を前縛りにして天井から鎖で吊り下げる。爪先立ちに吊られた美少女は、泣き叫んでもがきまわる肢体から卑猥な揶揄とともに衣服を剥き取られ、羞恥によじれる処女の素肌をつつきまわされながら、下腹の恥毛もあらわな丸裸を曝す。早苗より成熟のすすんだ裸身を狂介の手の愛玩にゆだねきってガックリとぶら下がった君子は、狂介に命じられて足元に跪いた早苗の舌で、恥辱にわななく股間に舌を這わされて羞恥のおめきを噴き上げてもがく。剥き出しの背中と脇腹を狂介の指にくすぐられながら、親友の舌で処女の秘肉を責めたてられた美少女は、汗まみれの裸身を反り返らせて昇りつめる。吊りから降ろされて後ろ手に縛り上げられた君子は、早苗と並んで正座させられ、差しつけられる狂介の怒張を代わるがわる咥えて奉仕させられる。強大な男の肉塊を交互に舐めしゃぶりながら昂ぶったあげく、互いの唇を吸い合って陶酔に溺れていく二人の美少女。少女たちをベッドに乗せ上げた狂介は、仰向けになって早苗を股間にまたがらせる。屹立する剛直に腰を落とし、苦痛と愉悦に呻き泣きながら腰をまわした早苗は、女の悦びを覚えて狂介の腹の上で痙攣する。観念しきった君子は仰向けに転がされ、大きくはだけた股間に狂介の剛直を押し込まれていく。激痛に泣き叫びながら処女の秘腔を奥まで貫き通された美少女は、破瓜の血を噴き苦悶のあまり悶絶した汗まみれの稚い女体を、容赦なくゆさぶりたてられていった。
[ 9-2 〜 9-7 ]
翌朝、レストラン「美少女」で朝食をとる狂介は、忙しく立ち働くウエイトレスたちのなかに早苗と君子の姿を見て楽しむ。清楚な制服に身を包んで給仕する早苗と君子は、あからさまにからかわれて初々しい風情で羞じらう。羞恥に絶え入らんばかりの君子と次の逢い引きの約束を取り交わすいっぽうで、狂介は次の日曜の美香との約束に思いを馳せていた。
[ 10-1 ]
呼び出されたとおり約束の日時に調教室にやってきた美香は、立ち並ぶ調教具を眼にして驚嘆しつつ昂ぶる。全裸を後ろ手縛りにされて首輪を嵌められたのぶ子が曳き出され跪いて迎え出ると、完璧なまでに洗練された美女は内に潜むマゾの血を呼び醒まされて妖しく昂ぶる。動揺する美香の前で開脚椅子にくくりつけられ、股間に淫具を押し込まれたまま狂介の怒張をしゃぶらされるのぶ子。美香は命じられるまま狂介の眼前で服を脱ぎ、見事な裸身に手枷と首輪を嵌められて戦慄する。差しつけられた狂介の怒張を手でしごきたて、乳ぶさで挟んで愛撫しながら官能に昂ぶっていく美香。天井から爪先立ちに吊られた美香は革のブラジャーとコルセットで乳ぶさを絞り上げられ胴を巻き締められたうえ、二本の淫具のついた革褌を股間に取り付けられる。箝口具を噛まされて美貌をみじめに歪めつつ立ち吊りの苦悶に耐える美香の前で、狂介はのぶ子の股間の淫具を抽送して責めたてる。激しく昇りつめる若い娘の痴態を目の当たりにして昂ぶった美香のマゾの肉に、狂介が振るう鞭がたたきつけられる。尻を打たれ激痛にのたうちながら、快楽の頂点をきわめて悶絶した美香は、乳ぶさに鞭をたたき込まれて凄まじい激痛に目覚めさせられる。哀訴の呻きを噴き上げるのも無視して左右の乳ぶさを交互に鞭でしばき上げられる美香は、凄艶な絶叫とともに涙を噴いてもがきまくる。乳首を弾かれた美女は白眼を剥き総身を痙攣させて再び失神する。
[ 10-2 〜 10-5 ]
悶絶した美香は吊りを降ろされ、鞭痕のなまなましい裸体を後ろ手に縛り上げられる。苦痛のなかに快楽を見出すマゾ女に対する次なる責めとして狂介が選んだのは、大股開きの逆さ吊りだった。パイプの両端にはだけた足首をつながれて再び天井から吊り上げられていく美香は、怯えと苦痛に悲鳴をあげながら、開脚逆さ吊りにされて宙に揺れる。狂介ははだけきった股間をいじりまわしながら、恐怖に哀訴する美香の尻に、内股に、腹に、乳ぶさに鞭をたたき込んで泣きわめかせる。汗まみれの肉をビクビクと痙攣させながら失神した全裸美女は、濡れそぼつ股間の割れ目に鞭をたたき込まれる激痛に失神から醒め、絶叫を噴いてもがきまわる。恐怖に声もないのぶ子の前で、二度三度と秘肉を打たれて苦悶におめきながら宙にのたうち躍る美香の女体。苦悶のうちに快楽を貪るマゾ女の貪欲を罰するかのように、狂介は死にもの狂いで哀願する美香の股間をさらにしばき上げる。またも失神した美香の凄惨な姿と、調教を超える拷問の恐怖に慄えあがるのぶ子を嗤いながら、狂介は赤い蝋燭を持ち出して火をつけ、淫液にまみれた美香の股間に蝋涙をしたたらせる。絶叫を噴いて失神から醒め不自由な宙吊りの肉をのたうたせて苦悶する美香は、内股に乳ぶさに蝋涙を垂らされ赤い灼熱の蝋にまみれて痙攣したあげく、剥き上げられた肉芽を灼かれて悶絶する。吊りから降ろされてベッドに転がされた美香は失神したまま貫かれ、激しく抽送されて責めたてられていく。苦悶の果ての激烈な快楽に灼かれるマゾ女の肉は、逞しい抽送にゆさぶられながら喜悦のきわみに昇りつめ、痙攣しつつ精を射込まれてまたも悶絶する。ボロボロになった美香は狂介とともに風呂を使いながら、死をもいとわぬマゾ女の恭順を狂介に誓うのだった。
[ 10-6 〜 11-2 ]
翌日ボスのオフィスを訪れた狂介は、自分の愛人をプレジャー・レディとして働かせることの許否をボスに問いただすが、他の女たちにしめしがつかなくなることを理由にボスは拒絶する。ナンバーワン調教士を惚れ込ませるほどの女ににわかに興味を寄せるボスのもとを辞して、狂介はプレジャー・ランドに専属する診療所のドクトル・伊川を訪ねる。白髪頭の老医と歓談しながら、狂介は、ピアシングをほどこした美香の陰唇に金のリングを取りつけ名前を彫ったペンダントをぶら下げさせるアイデアを伊川に諮る。女の性器を見ることになれた老医は狂介の依頼を快諾し、彫物細工師に紹介することを約束するのだった。
[ 11-3 〜 11-4 ]
狂介が調教室に戻ると、膣圧計とアヌス拡張器を嵌め込まれたまま冂字柱に四肢を拘束されたのぶ子が、ひとり放置されている間ずっと命じられていた性器の筋力トレーニングに疲労困憊してぐったりとぶら下がっていた。昨夜見せられた美香のマゾの反応のすさまじさに怯えきったのぶ子は、磔のまま尻に鞭をたたき込まれて膣圧計を音高く鳴らしながら、総身を痙攣させて昇りつめる。息も絶えだえののぶ子は初めてのアヌス姦を宣告され、膣圧計をはずされ冂字柱から降ろされて尻打ち台に押し伏せられる。低いレザー張りの台の脚に四肢を拘束されたのぶ子は、拡張器を抜き取られた後のアヌスにクリームを塗り込められ、肉欲に疼く秘孔に野太い剛直を押し込まれていく。激痛に苦鳴を噴きながら汗まみれの白い女体をのたうたせた娘は、巨大な「真珠郎」を根元まで尻に埋め尽くされて錯乱しつつ尻を痙攣させる。性器と化した肛門に怒張を抜き差しされるのぶ子は凄まじい肉の刺戟に泣き叫びもがきまくりながら、生汗にまみれた女体を顫わせて絶頂を極める。秘孔を収縮させて快楽を貪る女体をなおも休みなく責めたてられる女子大生は息つく間もなくまたも昇りつめ、途切れることなく続く激しい絶頂の連続に狂乱して悶えまくりながら、直腸の奥を灼熱の精に灼かれておめきつつ悶絶する。
[ 11-5 〜 11-6 ]
アヌスの快楽を覚えたのぶ子はプレジャー・レディとしての調教の最終段階に入った。狂介に呼び出された早苗と君子が見学するなか、後ろ手に縛られた体を尻打ち台に伏せたのぶ子は、性器と化した尻の穴の淫らなうごめきをさらけ出す。狂介に促されるままのぶ子のアヌスに指を差し込んでその緊縮力を味わった美少女たちは、尻を怒張に貫かれて凄艶なよがり歔きを噴いていくのぶ子の痴態に息を呑んで眼を瞠るばかりだった。
調教が完成したのぶ子は、連れ込まれて以来初めて衣服を与えられ、新人のプレジャー・レディとして狂介の調教室を辞する。良家の娘から快楽の娼婦へと生まれ変わった女子大生は、狂介の足元に跪いて「真珠郎」に奉仕を捧げる。「野火子」と源氏名を与えられたのぶ子はプレジャー・レディとしての部屋を割り当てられ、若く美しい肉体を男に買われる新たな人生へと踏み出した。
[ 11-7 〜 12-1 ]
狂介はのぶ子を送り出したついでに文乃の部屋に立ち寄る。昨晩もまた島田に責め抜かれた文乃は、疲労にやつれきったしどけない姿で部屋の乱れもそのままに眠りこけていた。文乃を全裸にして立たせた狂介は、文乃の体じゅうに残る鞭痕に島田の執念を見てとる一方で、憎い男に苛まれて快楽を極めるようになりつつある文乃のマゾの性に感嘆する。狂介の愛玩をせがんだ文乃は肘掛け椅子に開脚で座らされ、昨夜の愛戯の名残をとどめた股間を自分の手ではだけさせられる。羞じらいにわななく白い股間に狂介の鞭をたたき込まれて苦痛と快楽の入り交じった絶叫を噴き上げる文乃。狂介は娘の早苗との対面を取りはからったことを文乃に告げ、娘の貞操に疑念を抱く母の肉芽に容赦なく鞭をたたきつけるのだった。
[ 12-2 〜 12-3 ]
狂介は細工師に作らせたリングとペンダントを携えて美香の住むマンションへと赴く。穴を穿たれた股間に嵌められるリングとそこから鎖で吊るされる「美奴」と刻印したペンダントを見せられて、美香はマゾの悦びに昂ぶる。黒革の首輪を嵌められた美香は狂介の足元に跪いて真珠郎をしゃぶりながら服を脱ぎ、やがて剃毛されたうえリングを付けられる美しい裸身をあらわにする。後ろ手に縛り上げられたうえ縄を首輪に通されて厳しく拘束された美香は、尻を鞭で追い立てられつつベッドに転がされ、足首を交叉させて両脚を縛り合わされる。小学生の頃からはぐくんできた股間の繊毛を剃り取られていきながら、羞じらいに歔き喘いで秘肉を濡らしていく美香。剥き出しの股間から乳ぶさを鞭で打ちたたかれて激痛に泣き叫んだ美香は、疼痛にわななく女体を狂介の怒張で貫かれて快美の呻きを噴き上げる。あられもないよがり歔きをわめきたてた美香は腰を振りたて白眼を剥きながら絶頂を極め、汗にまみれる肉の奥に精をたたき込まれて悶絶した。
心まで狂介に捧げきった美香は体を清められ、二度と戻すことのできない変形を美しい肉体に施されるため、狂介とともにドクトルのもとに向かう。
[ 12-4 〜 12-6 ]
ドクトルは狂介とともに現れた美香の美しさに息を呑む。狂介に促されて裸になった美香の体を隅々まで眺め回しながら、ドクトルは、結婚や出産を拒否する処女にして娼婦たるイシュタール型と、子を産み育てるデメテール型に女を分類する持論を展開し、美香を性の悦びに生きるイシュタール型の女と断ずるのだった。首輪と手枷を嵌められて跪いた美香の奴隷の美しさに圧倒されたドクトルは、狂介の好意に甘んじて美香の口淫奉仕を受ける。巧みな口技で怒張を吸いたてられたドクトルは、肉の愉悦に喘ぎながら美香の口中に精を注ぎ込んだ。内診台に乗せ上げられて下肢をM字に拘束された美香の股間にドクトルがかがみ込んで、麻酔をほどこした女の秘肉に淫靡な手術をほどこしていく。陰唇に穴を穿たれ金のリングを嵌め込まれた美香は、ドクトルのとっさの思いつきで肉芽の包皮も切除され、女の核を剥き出しにされる。内診台を降ろされた美香は、隷属のあかしとなるリングの重さを股間に感じながら、性奴の肉体に堕ちた我が身を噛みしめていた。
[ 13-1 〜 13-3 ]
診療所から曳かれていく途中で、美香は早くも股間を擦り上げるリングの刺戟に悩まされて腰をもじつかせていた。調教室に連れ込んだ美香を激しい口づけを交わした狂介は、全裸にさせた美香の四肢を冂型パイプスタンドに張り拡げて、無毛の秘肉にリングを嵌められた美しい奴隷の肉体を鏡の前に曝し立てる。被虐の官能に燃え上がる美香は、リングにペンダントをぶら下げられて痛みと快楽に呻きつつ身悶え、双の乳首をニッパーで挟まれて苦悶にのけぞる。浣腸器を持ち出した狂介は、羞じらい戸惑う美香の尻に二百CCの浣腸液を注入する。生まれて初めての異様な刺戟にのたうちながら浅ましく腹を鳴らして苦悶した美香は、トイレに追い込まれて排泄を遂げつつ恍惚に呆けきる。レザー張りの台に俯伏せに押し伏せられて後ろ手枷に拘束された美香は、アヌスにクリームを塗り込められ、愉悦に灼けつく尻に鞭をたたき込まれて愉悦に錯乱しながら狂介の怒張をしゃぶらされる。ゆるんだアヌスに真珠郎を突き立てられる美香は、激痛の悲鳴に快美のおめきを混じえながら生汗を噴いてもがきまわる。鮮血を噴く尻の穴に長大な怒張を抜き差しされた美香は凄惨な絶叫とともにのたうち、凄まじい快楽に絶頂を極めつつ直腸に精をたたき込まれた。股間を白濁にまみれさせた美香は鏡の前に引き立てられ、股間の鎖を引かれる苦痛に怯えの声を放ちながら、完全な隷属を遂げた女の肉を見せつけられる。
[ 13-4 〜 13-7 ]
次の休日、狂介は文乃を自室から調教室へ連れ出して早苗と対面させる。久しぶりの再会に備えてめかしこんだ母と娘は、待ちこがれた対面に感極まり抱き合っていたわりの涙を流す。だが、母を助けるために早苗がみずからもプレジャー・レディになることを望んだことから、美しい母娘の間にいさかいが持ち上がる。すでに狂介に処女を捧げたことをも明かして母の承諾を求める早苗の願いを、悲痛な思いで拒絶する文乃。狂介は早苗に思いとどまらせるためと称して、娘の前で文乃にプレジャー・レディとしての奉仕を尽くすよう命じる。文乃は恥辱と惨めさにうなだれながらも、早苗を説得するために痴態を晒すことを決意するのだった。
[ 14-1 〜 14-2 ]
文乃は狂介と早苗の視線に羞じらいながら男の欲情を焦らしたてるように和服を脱ぎ、体の正面を狂介に向けたまま湯文字をほどいて真っ白な全裸を曝す。プレジャー・レディとして磨き上げられた母の女体の美しさに息を呑む早苗の前で、天井から両手吊りにされた文乃はおびえてひくつく裸体に鞭をたたき込まれる。尻を腰を背中を打たれ、乳ぶさと太腿をしばき上げられながら激痛に泣きわめいて汗まみれの肉を跳ねさせる母の無惨な姿に、早苗は悲痛な哀訴を放つ。母の苦しみを救うため狂介に命じられるまま全裸になった早苗は、文乃と同じフックに吊られて剥き出しの体の前面を母と擦り合わせる。恥にまみれる母と娘は尻に交互に鞭を入れられて、白い肉をぶつけ合わせながら淫らな悲鳴を響かせ、女同士の甘美な口づけに没入していく。狂介は股間を濡らしきった母娘を吊りから降ろして、後ろ手に縛った文乃に怒張をしゃぶらせながら、おびえにわななく早苗の裸身を揉みなぶる。マゾの奉仕に昂ぶって濡れそぼつ秘肉を、娘の手でまさぐられて悲痛な声を絞る文乃。仰向けに転がされた文乃は早苗の眼の前で狂介に犯され、淫らなよがり歔きを噴き上げつつ激しく反り返って絶頂を極める。くたくたになって歔き喘ぐ文乃は俯伏せにされ、アヌスクリームを塗り込められた尻を休む間もなく貫かれる。男と女が尻でつながる凄惨な光景に息を呑む早苗に見せつけるように、文乃は狂介のあぐらに抱え起こされて背面座位でゆさぶりたてられ、総身を痙攣させつつ昇りつめた。凄まじい情景に陶酔して麻痺しきった早苗は命じられるまま汚れた真珠郎を舐めしゃぶり、処女を喪った秘肉を母の眼に曝して見せる。仰向けに転がされた早苗は狂介にのしかかられて貫かれ、母娘丼の悲哀にまみれる文乃の前で、性の悦びを知った女の痴態を演じていくのだった。
[ 14-3 〜 14-7 ]
一週間後、美香の手術後の経過を検分したドクトルは異常のないことを確かめて満足する。内診台に脚を拡げて秘肉をさらけ出した美香の無毛の女性器に、狂介は、陰毛に覆われた文乃の淫靡な女性器とは対照的な蠱惑を感じ取っていた。ドクトルは狂介への贈り物と称して鍼治療用の鍼を持ち出し、女の肉芽に鍼を打って刺戟するプレイを狂介に説く。怯え喘ぐ美香は勃起した肉芽にドクトルの手で垂直に鍼を突き立てられると、女体の芯を凄まじい快感に灼かれて汗を噴き淫液を垂れ流しつつのたうち、狂ったような愉悦の身悶えを繰り拡げるのだった。
[ 15-1 〜 15-2 ]
鍼の快楽に骨抜きになった美香は狂介にしなだれかかりながら地下の調教室に連れ込まれ、素っ裸を狂介の股間に跪かせて真珠郎をしゃぶりたてる。昂ぶる女体を冂型スタンドに磔にされ乳ぶさを革ブラジャーで締め上げられた美香は、そそけ立つ左右の乳首を貫くように鍼を打たれて凄まじい肉の快楽に朦朧となって喘ぐ。肉芽を横に串刺しにされた瞬間、鍼の刺戟だけで絶頂を極めてのけぞる美香。狂介は小学校の理科の教材用の分銅を持ち出し、激烈な肉の愉悦にわななく美香の股間のリングに連ねぶら下げていく。分銅の重みで陰唇をみじめに引き伸ばされた美香は、鉛の球を股間に揺らしながら想像を絶する快楽にひとりよがり狂い、鍼を弾かれつつ淫らな呻きを噴いて激しく昇りつめる。精を絞りつくして痴呆のようにぐったりとなった美香の肉は、その姿のまま尻を腰を背中を鞭で打たれて凄惨な快楽にのたうち舞い躍り、肉芽をひねりあげられてまたも凄艶な絶頂を極めた。朦朧となった美香はスタンドから降ろされてベッドに仰向けに転がされ、爛れきった股間を真珠郎で貫かれていく。喜悦の叫びを放ちながら狂介とつながりあった美香は肉腔を収縮させてよがり歔きのたうちまわる。半狂乱の喜悦のうちに総身を痙攣させて絶頂を極めた美香は、狂介の精に子宮を灼かれつつ白眼を剥いて悶絶する。
[ 15-3 〜 15-6 ]
その後しばらくして、美香の噂を伝え聞いたボスが狂介に持ちかけてきた新たな仕事は、プレジャー・ランドの筆頭株主である鬼頭久右衛門の屋敷に赴いての出張調教の要請であった。プレジャー・ランドを創立した伝説の人物は八十を過ぎてもなお欲望冷めやらず、隠退して暮らしている屋敷でSMプレイの演出を望んだのだ。調教相手として同行するよう打診された美香はためらうことなく受け入れる。
専用のヘリコプターと迎えの車を乗り継いで八王子の山中にある鬼頭老人の宏壮な屋敷を訪れた狂介と美香は、古風な趣を色濃く残した屋敷の風情と老人の趣味に感嘆しながら、奥の間へと導かれる。やがて現れた車椅子の鬼頭老人はいまだ若々しさをとどめ、モンペ姿の若い付き添いの女とともに二人を歓迎する。里子と呼ばれる美香と同年輩のその美しい女は、美香にも文乃にもない聡明な風情をたたえて慎ましく老人の傍らに控える。狂介が老人とマゾ談義を交わしつつ、リングまで嵌めさせた美香の隷属を誇るいっぽうで、勝ち気な美香と控えめな里子の間にも、目に見えぬ対抗心が芽生え始めていた。
[ 15-7 〜 16-3 ]
狂介と美香はなよらかな百済観音像が据えられた持仏堂に案内される。原色に塗りたくられた仏像を不審に思う狂介に対して、鬼頭老人は、インドの石窟で石仏を取り囲む全裸の女たちの彩色画に色欲の妄念を見出したいきさつを語る。荘厳な仏像でさえも、その左右の柱に縛って曝し立たせた女の裸体との対照を楽しむための道具立てと知って、狂介は老人の妄執に舌を巻く。命じられてスキャンティ一枚の裸になった美香は、柱を背にして両手を吊られ足枷をつながれて曝される。羞じらう美香の腰から無造作にスキャンティを剥ぎ取った老人は、剃毛された下腹に賛嘆しつつ、リングを嵌められた秘肉をまさぐりたて肉芽をいじりまわす。美しい女体を玩弄する淫らな遊戯を見せつけられつつ内心の動揺を隠せない里子もまた、老人に命じられて激しく羞じらいながらモンペを解いていく。無粋なモンペ姿の下から現れた湯文字と肌襦袢だけの女体の美しさに息を呑む狂介。老人の求めに応じて麻縄を持ち出した狂介は肌襦袢を脱いだ里子の白い上体に縄を掛け回し、後ろ手縛りから首縄を渡して乳ぶさを絞り上げて、初めての緊縛に喘ぐ美女の肉を厳しく縛りあげる。羞じらいにむせぶ里子は哀訴を無視して湯文字を剥がれ、縄付きの丸裸を狂介に引き立てられて美香と反対側の柱に押し立てられる。観音像を挟むようにして二つの女体が全裸を曝したてられたとき、妖しいまでの対照美が持仏堂に具現した。
[ 16-4 〜 17-2 ]
観音像を挟んで曝し立たされた二つの対照的な女体を前にして老人と狂介は悦に入る。老人の求めに応じて裸になった狂介は、長大な怒張を猛々しく勃起させたさまで老人に驚嘆の眼を瞠らせながら、鞭を手にして美香を責める。股間に分銅を吊られギャグを噛まされた美香は剥き出しの体の前面をいたるところ打ちたたかれて凄惨な絶叫をくぐもらせ、打ちまくられる太股を、下腹を、乳首を、腹を顫わせてのたうった果てに肉芽をしばきあげられて絶頂を極め悶絶する。すさまじいマゾの調教を恐怖に慄えながら見つめていた里子は、悲痛な哀訴を噴きこぼしながら尻打ち調教を宣告される。狂介は老人愛用の張り形を手にして、すくみ上がる里子の裸形を抱き締めて白い肉を愛撫していく。老人の眼前で立ったまま強制的に情感を掻きたてられていく里子は、卑猥な言葉責めとともに狂介に開脚を命じられ、ためらう腰に鞭を当てられて怯えの声を絞りつつ、白い下肢を踏みはだけていく。繊毛の奥に隠された秘裂をさらけ出されいじりまわされた里子は、こらえ切れぬ昂ぶりに腰を躍らせながら秘肉を濡らして悶え泣く。淫液にまみれたういういしい風情の女性器に張り形を押し込まれ、焦らしたてるように責め抜かれて、浅ましい歔き声とともにのたうちまわった里子の裸体は、やがて総身を痙攣させてのけぞりつつ淫らな絶頂を極める。肉の悦びに崩れてがっくりとうなだれた二つの女肉を並べ見ながら、鬼頭老人はこみ上がる老いの情欲を抑えかねるのだった。
[ 17-3 〜 17-7 ]
夕食を前にして狂介は美香とともに風呂を使う。美香は真珠郎を手でしごきたてて淫靡な奉仕を捧げながら、狂介を感嘆させた里子への嫉妬をほのめかせる。豪勢な食事の席で、再び質素なモンペ姿で老人にかしずく里子は、平静を装った挙措のうちにも羞じらいの風情を隠しきれない。部屋に引き取った狂介は美香を裸にさせ、老人のもとから呼びに来た里子を奴隷の姿で迎えさせる。ライバルともいうべき美女に股間の鎖を曳かれ、屈辱の呻きを噴きながら老人の座敷へと連れ込まれる美香。好奇心にはやる老人の前で美香を前向きに開脚抱きにした狂介は、美香の乳首を鍼で貫いて、凄絶な快感にのたうつ美女の痴態を見せ物にする。猛り立つ老人と恐怖に眼をそばだてる里子に見せつけるように、真珠郎を美香にしゃぶらせた狂介は、クリームを塗り込めた美香のアヌスを背面座位で貫いてゆさぶりたてる。すさまじい快美に絶叫を噴いてのたうつ美香の秘肉に、老人が手にした張形を抉り込んでいく。快楽に悶え狂いのたうちまわった美香は、激しい絶頂を極めて狂介の腰の上で痙攣し反り返った。
[ 18-1 〜 18-4 ]
凄惨な淫劇に呑まれて満足しながらも老いた怒張を勃起させることのできない老人は業を煮やして、疲労困憊した美香を引きずり起こして怒張をしゃぶらせている狂介に対し、里子の肉体を調教の具として提供することを申し出る。精気の衰えた老人ひとりに仕えてきた里子は張り形で処女を奪われて以来、いまだ生身の男を知らなかったのだった。嫌悪に泣き叫び許しを乞う里子を布団の上に押し転がした狂介は、寝間着の上から里子の体を厳しく縄掛けして老人の前に曝したてる。はだけた乳ぶさを揉みなぶられて喘ぐ里子は、しこりきった双の乳首を鍼で穿たれて錯乱の悲鳴を噴きこぼす。女体を内から苛む激烈な刺戟に崩れきった里子は、湯文字を剥がれ濡れそぼつ秘肉に淫具を押し込まれて淫らな呻きとともに身悶える。美香に奉仕されつつ愛人の痴態を凝視する老人の視線を浴びながら、膝を折り曲げた足首に淫具を結びつけられて、足の動きでみずから淫具を抽送する浅ましい淫技に溺れ込んでいく里子。狂介の怒張を口元に突きつけられた里子は素直に口淫することを拒んだ報いとして肉芽に鍼を貫き通される。錯乱の歔き声を噴いてのたうつ里子は真珠郎をしゃぶらされながら、急所をことごとく串刺しにした鍼の凄まじい刺戟に躍らされ、全身を痙攣させて昇りつめる。
[ 18-5 〜 19-1 ]
浅ましい絶頂を極めてすすり歔く里子の痴態に、老人ははやりたちつつも勃起を遂げることができない。老人の許しを得た狂介は羞じらいに泣き叫び暴れる里子を夜具の上に押し転がし、処女だった時から淫具の経験しかない里子の女体を男の肉で押しひしいでいく。股間を割り裂かれ愉悦にただれる秘肉を巨大な剛直で貫かれた里子は、生まれて初めて知る男の生身のもたらす刺戟に凄艶な喘ぎを噴き上げて、揺さぶられながら淫らな絶頂を極める。息も絶えだえの体を抱き起こされて狂介の腰にまたがらされ、くたくたになった女体をなおも責めたてられた里子は、またも激しく昇りつめつつ男の精を子宮にたたき込まれる。汗まみれに伸びきった裸身を柱に立ち縛りにされて曝される里子の裸形からは、屈服の性の愉悦にまみれた妖艶な魅力が立ちのぼっていた。
座敷を辞し、美香との間にぎこちなさを感じつつ床についた狂介が翌朝目覚めると、屋敷から美香の姿が消えているのだった。
[ 19-2 〜 19-4 ]
所用を口実に退出してしまった美香の振る舞いに痴情のもつれを予感しながら老人との朝食に赴いた狂介は、昨夜来の荒淫にやつれた老人から里子の尻責めを要請される。その場で全裸になることを命じられた里子は首輪の鎖を老人の車椅子につながれ、四つん這いで家畜のように尻を鞭打たれながら、座敷まで車椅子を曳かされていく。重労働に汗まみれになって座敷にたどりついた里子は床柱を前抱きにして立ち縛りにされ、さらけ出した尻のあわいにみだらな薬剤を塗り込められて狼狽の悲鳴をあげる。激しい肉の刺戟に身悶える里子は尻を鞭打たれて泣き叫びながら官能に崩壊し、愉悦を求めてうごめく尻に浣腸液を注入されていく。便意に耐えかねた里子は老人の命令で庭に追い立てられ、地面に置いた洗面器の上にしゃがまされて、恥辱にまみれる顔を曝しあげられながら無惨な排泄の瞬間を演じる。風呂場に連れ込まれて狂介に体を洗われながら、里子は羞じらいに泣き悶えて狂介にすがりつく。真珠郎にまたがった里子は生身の男の肉がもたらす愉悦に腰を振りたて、老人の眼の届かぬ浴室で、激しく悦びをきわめて反り返る。
[ 19-5 〜 20-2 ]
後ろめたい思いを隠しつつ浴室から里子を引き出した狂介は、奇妙にも上機嫌な老人の前で里子をあぐら縛りにして、テーブルの上に仰向けに転がす。秘腔から尻の穴までをあからさまにさらけ出した里子は、老人の指でアヌスにクリームを塗りこめられながら、こみ上がる妖しい肉の愉悦に羞じらいの悲鳴を噴く。調教棒をアヌスの奥深くにまで差し込まれた里子は尻の穴から湧き上がる倒錯的な快感にのたうち悶え歔いたあげく、調教棒の振動を入れられて絶頂を極め悶絶する。快美に陶然となった里子は老人に口を吸われて愛玩されたうえ、狂介の巨大な怒張を咥えさせられて苦鳴を噴いて奉仕する。テーブルから降ろされあぐら縛りのまま俯伏せに転がされて、高くかかげた尻を狂介の剛直で貫かれて激痛の悲鳴をほとばしらせた里子は、直腸を満たした肉塊を抽送される苦悶にのたうちながら、やがて激烈な肉の愉悦に灼かれるまま、悦びをきわめると同時に胎内に精を浴びて悶絶する。極限の肉の快楽を知った里子は浴室で狂介の怒張に額ずいて奉仕しながら、若い男への愛の目覚めを隠しきれないでいた。里子の本心を覚った老人は、里子を狂介の愛人に下げ渡す意思をほのめかす。しかし狂介には、ふてくされて独り帰京した美香に対する気がかりがあった。老人の許しを得て東京に戻った狂介は、美香が受けた精神的動揺の深さをあらためて思い知る。その狂介の前に、酔って乱れきった美香が現れる。
[ 20-3 〜 20-5 ]
酔ったまま狂介の叱責にもけだるげな反応を返すばかりの美香は、剃った眉の上に眉墨を塗り、髪までも丸坊主に剃り上げてロングヘアのかつらをかぶっていた。驚愕した狂介は動揺して激情に駆られるまま美香を打擲し、顔を洗わせる。剥き出しになって毛の一すじもない美香の頭部は、黒髪の美しい里子とは対照的な妖しい魅力をたたえていた。すべての毛を失うことで里子に対抗しようとした美香の胸中に思い到って慄然とした狂介は、美香を全裸にさせ、あらゆる体毛を失って股間にリングをぶら下げたマゾ女の白い肉を眺めつつ昂ぶる。首輪と革ブラジャーで裸身を厳しく拘束された美香は跪いて「真珠郎」をしゃぶりたて奉仕する。首輪を天井から吊られハイヒールをはかされた脚を大きく拡げて固定された美香は、ボールギャグで口をふさがれ股間にペンダントをぶら下げられたまま、乳ぶさと股間を鞭でしばき上げられ激痛と愉悦にまみれて絶頂を極める。双の乳首と肉芽を鍼を刺し貫かれた美香は、肉の愉悦にひくつく女体を凄まじい快楽にのたうたせ、肉芽に垂直に鍼を打ち込まれて喜悦に痙攣する。快楽のあまり朦朧となった美香は吊りから降ろされて台に俯伏せに押し伏せられ、クリームを塗り込められたアヌスを真珠郎で貫かれる。女体の急所に鍼を打たれたままアヌスの激烈な快楽に悶え狂った美香は、人間とも思えぬ苦痛と快楽の呻きを噴きこぼしつつ激しく昇りつめ、痙攣する肉に狂介の精をたたき込まれた。満足して美香の体から離れた狂介が、しばらくしてようやく異変に気づいた時には、美香は恍惚の表情を浮かべたまま息絶えていたのだった。
[ 21-1 〜 21-5 ]
過失致死の罪で訴追された狂介は、久右衛門老人がつけた弁護士の奮闘にもかかわらず懲役二年の刑を宣告される。プレジャーランドを離れて刑務所暮らしを始めた狂介のもとには、かつて調教した女たちが足繁く面会に通う。売れっ子のプレジャーレディとなったのぶ子、島田に身請けされる文乃、そしてそんな母への反発から「表」のプレジャーレディを目指し始める早苗。女たちの運命の変転に思いを馳せながら、美香を殺したことへの後ろめたさにつきまとわれて日々を送る狂介のもとに、里子が老人に遣わされて面会に訪れる。野暮なモンペ姿ながら眼をそばだたせるばかりの美しさの里子を見て、狂介は、自分に本当に美香に対する未必の殺意がなかったのかどうかを疑い始める。里子は老人に命じられるまま下腹の毛を剃り取ったものを狂介に贈り、ひたむきな面会を重ねながら、狂介への静かな愛を燃やしていく。やがて老人の許しを得て、八王子の屋敷での同居を申し出る里子。しかし狂介は、ひとたび愛する女を手にかけた記憶から逃れることのできないまま、申し出を受け入れることをためらい続けていた。
[ 21-6 ]