所用を口実に退出してしまった美香の振る舞いに痴情のもつれを予感しながら老人との朝食に赴いた狂介は、昨夜来の荒淫にやつれた老人から里子の尻責めを要請される。その場で全裸になることを命じられた里子は首輪の鎖を老人の車椅子につながれ、四つん這いで家畜のように尻を鞭打たれながら、座敷まで車椅子を曳かされていく。重労働に汗まみれになって座敷にたどりついた里子は床柱を前抱きにして立ち縛りにされ、さらけ出した尻のあわいにみだらな薬剤を塗り込められて狼狽の悲鳴をあげる。激しい肉の刺戟に身悶える里子は尻を鞭打たれて泣き叫びながら官能に崩壊し、愉悦を求めてうごめく尻に浣腸液を注入されていく。便意に耐えかねた里子は老人の命令で庭に追い立てられ、地面に置いた洗面器の上にしゃがまされて、恥辱にまみれる顔を曝しあげられながら無惨な排泄の瞬間を演じる。風呂場に連れ込まれて狂介に体を洗われながら、里子は羞じらいに泣き悶えて狂介にすがりつく。真珠郎にまたがった里子は生身の男の肉がもたらす愉悦に腰を振りたて、老人の眼の届かぬ浴室で、激しく悦びをきわめて反り返る。