後ろめたい思いを隠しつつ浴室から里子を引き出した狂介は、奇妙にも上機嫌な老人の前で里子をあぐら縛りにして、テーブルの上に仰向けに転がす。秘腔から尻の穴までをあからさまにさらけ出した里子は、老人の指でアヌスにクリームを塗りこめられながら、こみ上がる妖しい肉の愉悦に羞じらいの悲鳴を噴く。調教棒をアヌスの奥深くにまで差し込まれた里子は尻の穴から湧き上がる倒錯的な快感にのたうち悶え歔いたあげく、調教棒の振動を入れられて絶頂を極め悶絶する。快美に陶然となった里子は老人に口を吸われて愛玩されたうえ、狂介の巨大な怒張を咥えさせられて苦鳴を噴いて奉仕する。テーブルから降ろされあぐら縛りのまま俯伏せに転がされて、高くかかげた尻を狂介の剛直で貫かれて激痛の悲鳴をほとばしらせた里子は、直腸を満たした肉塊を抽送される苦悶にのたうちながら、やがて激烈な肉の愉悦に灼かれるまま、悦びをきわめると同時に胎内に精を浴びて悶絶する。極限の肉の快楽を知った里子は浴室で狂介の怒張に額ずいて奉仕しながら、若い男への愛の目覚めを隠しきれないでいた。里子の本心を覚った老人は、里子を狂介の愛人に下げ渡す意思をほのめかす。しかし狂介には、ふてくされて独り帰京した美香に対する気がかりがあった。老人の許しを得て東京に戻った狂介は、美香が受けた精神的動揺の深さをあらためて思い知る。その狂介の前に、酔って乱れきった美香が現れる。